ビアンエッセイ♪

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■22043 / 親記事)  窓際の彼女
□投稿者/ KEI 一般♪(1回)-(2016/03/29(Tue) 16:37:24)



    彼女はいつも窓際に座っていた。

    本を開いたかと思うと、ゆっくり顔を上げて窓の外を眺める。

    瞬きをする横顔さえも美しい。

    僕は彼女に見惚れた。



    彼女を初めて見たのは半年前。

    高校の課題で自分が一番好きな本を紹介するというものがあった。

    僕は、ズラズラと文字が統一間隔に並ぶ本が嫌いだった。

    どうしようかと悩んでいたら、ふと、子どもの頃母さんに読んでもらった絵本を思い出した。

    絵本も本には違いないと思い、僕は学校の図書室を隅から隅まで探したが、僕が探している絵本は見つからなかった。

    そこで僕は学校近くの図書館へと足を運んだ。

    図書館なんて来たことなかった。

    縁もなかったし。

    図書館に入り、探してみるとものの5分で見つかった。

    好きだった絵本だが、どんな話だったか忘れた僕は1度読んでみることにした。

    この図書館はとても広く、椅子に座って読むスペースも沢山あった。

    僕は窓から少し離れた席に座って絵本を読んだ。

    『大きなきは きらめき 花はまるで ほうせきのようだった。エミリーは 花をひとつ つみとると たいせつにかかえて ママのもとへと かけよった。ママはエミリーの あたまを なでながら……』

    絵本は僕が子どもの頃に読んだときのままだった。

    絵本を読み終え周りに迷惑をかけないように小さく伸びをした。

    窓の外は薄暗くなり始めていた。

    「……」

    沈み行く夕日によって光輝く一人の女の子がいた。

    窓際の彼女は本を開いたまま、窓の外を眺めていた。

    とても美しかった。

    彼女は外を眺めるばかりで、時折存在に気づいたかのように本に目をやり一時間に一ページという遅さで本を読んでいた。



    〜♪ 本日はご来館頂きありがとうございます。間もなく19時になりますので閉館します〜

    閉館の放送が流れた。

    気づけば僕は二時間半も図書館にいた。

    そしてそのほとんどの時間、窓際の彼女を見ていた。

    放送が流れると彼女は本を閉じ、本棚へと戻しに行った。

    凛とした佇まい、長い髪はサラサラとして歩くたびに揺れ動いた。

    バッグを肩に掛け、本を戻すときに背伸びをした。

    背伸びをした彼女の足は細く、長く、上品だった。

    そして彼女は出口へと向かい振り向いた。

    きれいに整えられた前髪はふわふわと上下に揺れ、大きな瞳はどこか寂しげに見えた。

    リップを塗っているのかもしれないが、ぷっくらとした唇はキラキラと潤い、鼻筋が通った小さな顔をしていた。

    「美しい」

    いつしか僕は心の声を抑えることができずにそう言葉にしていた。

    一目惚れだった。



    続く







引用返信/返信

▽[全レス17件(ResNo.13-17 表示)]
■22056 / ResNo.13)  窓際の彼女14
□投稿者/ KEI 一般♪(14回)-(2016/03/31(Thu) 16:53:29)
    2016/03/31(Thu) 23:09:20 編集(投稿者)



    千秋はぐったりした。

    僕は千秋に腕枕をして優しく頭を撫でた。

    「千秋…かわいかったよ」

    僕は千秋のおでこにキスをした。

    「真琴のバカ…。きもち…よかったもん…」

    千秋は手で顔を隠しながら言った。

    「…かわいい」

    僕らはそれから何度もキスをした。

    お互いの気持ちを確かめるように。

    僕は千秋のことが好きだと、おでこにキスをする。

    千秋は僕のことが好きだと、頬にキスをする。

    そのお返しにと、僕は千秋の首筋にキスをする。

    そしてまたお返しにと、千秋は僕の耳にキスをする。

    僕は毛布に潜り込み、千秋の乳首にキスをする。

    「ちょっ、まこっ…あんっ」

    千秋は急な出来事で抵抗する暇もなかった。

    毛布の中は暗くて見えなかったが、キスをしただけで分かる。

    千秋の乳首はふたたび熱を帯びてピンと立っていた。

    僕は千秋の乳首をカリッと甘噛した。

    「んんっ…」

    その瞬間に千秋は小さく声を出し、体に力が入った。

    バッ

    僕は布団を取り、千秋に覆い被さるとキスをした。

    「んっ……んんっ…」

    千秋は抑えることができずに声を漏らす。

    キスをしたまま、下へと手を伸ばす。

    「あ、はっ…」

    千秋の大切なところは、愛液で濡れていた。

    僕はキスをした唇を一瞬離して指を舐め、ふたたび唇を千秋の唇と重ねる。

    僕が入れなくてももう、千秋の舌は自由に僕の中へ入ってくる。

    舐めた指は、舐める必要もなかったのではないかと思うほど愛液のおかげですんなり千秋の中へと吸い込まれていく。

    「ああぁっっ……」

    僕の二本の指は千秋の中、奥深くへと挿入された。

    千秋の中の奥、一番深いところの壁にぶつかるほど僕は二本の指を押し入れた。

    ヌルヌルッと滑り込むように入った。

    さっきよりも楽に入った。

    千秋の腰がクッと上がる。

    腰が落ちるのを待って、ゆっくり指を動かす。

    「はっ……んんっ…んっ…あっ…」

    千秋の声がどんどん色っぽくなる。

    もう僕が足を押さえなくてもいい。

    千秋は自分から足を開いて僕を受け入れた。

    「ま、まこ…と……」

    「ん?」

    キスの間に聞こえる声に僕は耳を傾ける。

    指の動きは止めない。

    キスも止めない。

    千秋は必死に隙を見計らって思いを言葉にする。



    続く
引用返信/返信
■22057 / ResNo.14)  窓際の彼女15
□投稿者/ KEI 一般♪(15回)-(2016/03/31(Thu) 23:27:53)



    「あっ……んっ、も、もっ…あんっ…もっと…んっ…もっとして……」

    涙目の千秋は必死に僕を求めた。

    「いいよ」

    僕は千秋の思いに答える。

    唇を離し、体をスッと下に持ってくる。

    指は入れたまま。

    入り口まで抜くとそのままスルッと抜けてしまいそうなほど、千秋の中は愛液で満たされていた。

    愛液たっぷりの中から指を抜きたくなかった。

    奥をついて、Gスポットを押す。

    自由になった千秋の口からは声にならない喘ぎ声が部屋中に響き渡る。

    「はっ……あんっ、も、もう…ふはっ…やっ…」

    僕は指を出し入れし、舌でクリを吸った。

    「ああんっ……」

    瞬時に千秋は腰を浮かせ反応する。

    チュウチュウ チュパチュパ

    僕は乳首を吸うように、クリを吸った。

    舌で舐め回し、弾いては吸う。

    右手の指はGスポットを押すスピードを早める。

    グチュ グチュ グチュ グチュ

    いやらしい愛液が千秋の中で混ざり合う音が僕らを未知の世界へと連れていく。

    僕の左手を持った千秋は、自ら自分の胸へと導いた。

    大きくなってピンとたった乳首をつまみ、鷲掴み、愛撫した。

    「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

    「も、もう…だ、だめっ…んっ、あっ……」

    千秋の中とクリ、そして乳首の3つが重なり、僕の体力もそろそろ限界を迎えた。

    千秋ももう、大胆に開いた足が震えていた。

    そして…。

    「いやっ、イク…イクッ……いっ、あっ…あああぁっっ……」

    千秋は2度目の絶頂を迎えた。



    続く
引用返信/返信
■22058 / ResNo.15)   窓際の彼女16
□投稿者/ KEI 一般♪(16回)-(2016/03/31(Thu) 23:52:33)



    それから僕は千秋にキスをして、千秋を抱いたまま眠りについた。

    時刻はすでに夜中の2時を過ぎていた。

    その日僕は、夢の中でも千秋を満たした。

    夢の中では僕は第三者だった。

    僕が千秋にまたがり、千秋の中に入っていく。

    僕が千秋の大切なところに集中して見ていなかった千秋の顔が鮮明に見えた。

    千秋の姿は、美しかった。



    ピピッピピッピピッ

    スマホのアラームが鳴った。

    僕は目を擦り、現実へと舞い戻ってきた。

    僕の隣には、僕の体に腕を絡ませ気持ち良さそうに眠っている千秋がいた。

    「千秋…起きて」

    僕は千秋の頭を撫でながら、耳元でささやいた。

    「んっ…ふぅ」

    耳元にかかる微かな息さえも千秋には刺激になった。

    「真琴…やばいかも…」

    僕はもう分かっていた。

    千秋が言った「やばい」の意味が。

    「千秋…目をつぶって」

    僕の言うままに千秋はゆっくり目を閉じた。

    そして、僕は一度軽くキスをした。

    触れたか触れないか分からないほどのキス。

    僕の唇は、千秋の唇に触れたかと思うとすでに、乳首を吸っていた。

    「はっ…んんっっ……」

    千秋は手で顔を隠して漏れる声を抑えようとした。

    母乳を欲する子どものように僕は千秋の乳首を吸った。

    母乳など出るはずもないが、どことなく甘くて優しい味がした。

    両胸を丹念に舐め回し、何度も何度も揉みほぐすと、昨日よりも胸が大きくなったような気がした。

    僕は千秋の乳首を舐めたまま、愛液の確認をした。

    千秋はこうなることを知っていたかのようだった。

    足はM字に開かれ、僕の指を待っていた。

    ピチャッ

    愛液を確認した。

    愛液が出るところよりもずっと下。

    おしりの方まで愛液は流れていた。

    僕は太ももを撫で回し、愛液の分泌を促す。

    膝から太ももを通り、大切なところへ近づくたびに愛液が溢れだした。

    僕はたまらず、大切なところ以外に流れ出た愛液に触れる。

    冷たく、ねっとりとして、僕の指にまとわりつく。



    続く



引用返信/返信
■22062 / ResNo.16)  感想^^
□投稿者/ ルナ 一般♪(1回)-(2016/04/12(Tue) 20:18:23)
    とっても素敵です
    続きを楽しみにしています^^
引用返信/返信
■22066 / ResNo.17)  Re[2]: 感想^^ お返事
□投稿者/ KEI 一般♪(17回)-(2016/04/24(Sun) 02:15:27)
    ルナさん

    最近忙しくて、久しぶりに覗いてみたら、コメントが!
    ありがとうこざいます^^
    続き、頑張って書いていきたいと思います!
引用返信/返信

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■21941 / 親記事)  キミ
□投稿者/ cross 一般♪(38回)-(2015/06/18(Thu) 13:04:24)
    (新しく書きます)
    暗い部屋の中で
    いつも考えている
    なぜ、僕は
    この世に居るのか
    なぜ、僕は
    人を好きになれないのか
    なぜ、僕は
    誰にも必要とされないのだろうか

    僕には、大切な人とかは居ない
    友達も居ない
    頼る相手すら居ない
    それが当たり前だって思ってた

    別に寂しくなかった
    ただ、同い年ぐらいの集団の学生を見ると
    悔しくて
    仕方なかった

    青春なんて
    僕の中にはなかった
    恋をしたこともないし
    部活だってしたこともない

    でも、このままじゃダメだって思って
    バイトを始めた

    そこで…やっと
    僕の居場所が見つかった

    そして
    恋をした

    キミに…


    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス17件(ResNo.13-17 表示)]
■21957 / ResNo.13)  無題
□投稿者/ cross ちょと常連(50回)-(2015/06/28(Sun) 13:11:47)



    嫌いなら
    嫌いと言えばいい
    傷つけたいなら
    傷つければいい
    ワタシは怖くない
    ワタシは大丈夫
    大丈夫大丈夫

    もう慣れてるから

    (携帯)
引用返信/返信
■21958 / ResNo.14)  無題
□投稿者/ cross ちょと常連(51回)-(2015/06/28(Sun) 13:13:48)


    くだらないね
    さっきの書き込み

    今までのことを思い出して
    書いてみた



    (携帯)
引用返信/返信
■21959 / ResNo.15)  無題
□投稿者/ cross ちょと常連(52回)-(2015/06/28(Sun) 13:17:27)



    気にしないでね(笑)
    普通に書いただけ
    弱音でもなんでもない
    スルーして

    小説
    引き続き お楽しみに

    (携帯)
引用返信/返信
■21961 / ResNo.16)  エンド
□投稿者/ cross ちょと常連(53回)-(2015/06/28(Sun) 16:37:58)



    ごめんなさい

    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■21962 / ResNo.17)  感想
□投稿者/ 奈々 一般♪(1回)-(2015/06/29(Mon) 12:17:15)
    吸い込まれていくように
    読んでしまいました。
    とても面白かった♪
完結!
引用返信/返信

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■20785 / 親記事)  I love only you
□投稿者/ 琉維 一般♪(1回)-(2008/04/13(Sun) 14:13:51)
    2008/12/04(Thu) 12:05:40 編集(投稿者)



    あの日、





    初めて君を見た時から、





    きっと好きになっていたんだって思うんだ。





    君の事を好きだと自覚するのは、





    もうちょっと先の話なんだけど……。







    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス17件(ResNo.13-17 表示)]
■21182 / ResNo.13)  NO TITLE
□投稿者/ ざく 一般♪(1回)-(2008/11/27(Thu) 01:32:40)
    更新お待ちしてますねI
    風邪などひかれませんように

    (携帯)
引用返信/返信
■21183 / ResNo.14)  続き楽しみです
□投稿者/ 鶴 一般♪(1回)-(2008/12/01(Mon) 23:16:11)
    面白いです
    応援してます

引用返信/返信
■21184 / ResNo.15)  ざくさんへ
□投稿者/ 琉維 一般♪(4回)-(2008/12/02(Tue) 09:05:26)
    やっと更新の目処がたちました。今週中には1・2話UPする予定です。もう暫らくお待ち下さい。

    (携帯)
引用返信/返信
■21185 / ResNo.16)  鶴さんへ
□投稿者/ 琉維 一般♪(5回)-(2008/12/02(Tue) 09:18:18)
    コメント有り難うございます。なんとか今週中に1・2話UP出来そうです。
    応援して戴いてる鶴さんの為にも頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

    (携帯)
引用返信/返信
■21190 / ResNo.17)  第一章‐淡く切ない恋‐E
□投稿者/ 琉維 一般♪(6回)-(2008/12/05(Fri) 13:03:01)
    2008/12/25(Thu) 13:09:42 編集(投稿者)



    僕は父さんが話し始める前にどうしても確認したい事を聞く為に口を開いた。


    「ねぇ、父さん。」
    「なんだ?」
    「今から話すことって香織や有美・有里に聞かれちゃいけないんじゃないの?
     多分有希ねぇは気付いてると思うけどね。」


    僕のその問いに父さんは勿論、母さんや香織の親まで驚いた顔をしていた。


    そんな中、逸早く我に返った父さんが僕の質問に質問で返してきた。


    「琉維、何故そう思ったんだ?」
    「う〜ん、なんとなく。
     敢えて言うなら父さんの真剣な顔と、
     香織や有美達がいなくなってから話を始めたとこかな。
     それに、父さんも母さんも家族内で秘密を作るのとか嫌いな人だから、
     有美達に聞かれてもいい話なら皆がいるときに話すと思うし。」


    そこまで言うと4人は又、驚いた顔のまま固まってしまった。
    そして今回は香織の父親が最初に我に返り僕に話しかけてきた。


    「琉維君、否、ちゃんの方がいいのかな?」
    「どちらでも良いですよ。」
    「じゃあ、琉維君って呼ばせてもらうよ。
     それで琉維君は、いつ頃気付いて、どこまで知っているんだい?
     それから有希ちゃんも気付いてるというのは本当かい?」


    そんなやり取りの最中に父さん達も我に返って、
    真剣な表情で話をきいていた。


    「いつ頃って聞かれてもはっきりとは覚えてないんだけど、
     疑問に思い始めたのは5年前の有美と有里が生まれた時かな。」


    そう言うと僕は立ち上がり紙と鉛筆を用意した。
    そしてその紙に『有希・琉維・有美・有里』と書き、テーブルの上に置いた。







    (携帯)
引用返信/返信

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■21798 / 親記事)  甘い口づけ
□投稿者/ カラス 一般♪(1回)-(2014/07/21(Mon) 03:28:35)

    ボクは愛を知らないボクはとても冷たく友達さえいない
    ずっと一人
    図書室やだれもいない屋上が好き

    それなのに…

    いつも執拗以上にボクのそばにくる女がいる

    倉橋 美優茄(34)
    ちなみにボクの名前
    高木 真琴(17)

    ボクはほとんど不登校だ…
    でも 学校へ行くと
    必ず、美優茄という保険の先生がしつこく声をかけてくる

    真『あの、うざいから、もうボクのとこにくるのやめてくれませんか?』

    美『えぇー?なんで、嫌なの?』

    別に嫌な訳じゃないけど…なんていうか照れくさい…なんて言えないから強くあたる

    真『おばさんに相手してる暇なんてないんだよ…一人にさせてよ 目障りなんだよ』

    人に心を開けない自分が嫌になる
    先生を傷つけてしまう…
    人に優しくなんて
    今更、出きるわけないから。

    美『嫌よ…あなたをほうっておけないから、あなたを置いていけない…』

    真『は?そういうのが迷惑なんですよ
    先生にボクのことなんてわからないくせに…えらそうなこと言わないでよ!』

    どうしていつも
    こうなる?
    どうしていつも
    冷たくしてしまう?優しく…笑顔で振る舞うことさえ…できない。

    美『っ…どうして…そんなこと言うの?私は、あなたを思って…』

    先生の頬は既に
    濡れていた…
    泣いた…また人を悲しませた…
    悪い癖だ…そう思っても直せない自分が大嫌いだ。

    真『もう、わかったでしょ?ボクはひどい人間なんだよ、だからもう 関わらないで』

    また言ってしまった言いたくないのに
    突き放して、また一人になろうとしている…

    美『…嫌…っ』

    何故 そこまでボクにこだわるのか意味がわからなかった
    彼女はいったい…
    なにがしたいの…?
    真『ボクと関わると不幸になりますよ…ボクは今まで関わってきた人を傷つけ失った…だから…先生も…もう…』

    言ってる言葉が
    わからない
    なにがしたいんだよボクは…

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス16件(ResNo.12-16 表示)]
■21824 / ResNo.12)  甘い口づけ
□投稿者/ カラス 一般♪(11回)-(2014/09/11(Thu) 13:48:42)

    先生の
    唇が重なり
    気持ちが少しずつ
    落ち着いてきた

    真『ありがとう…もう大丈夫だよ』

    ゆっくりとベッドから起き上がり
    先生を抱きしめた

    美『…真琴…温かいね…』

    真『あっ…ごめん…ボク汗かいてるから汚いよねっ』

    そう言って
    すぐ先生から離れた
    美『…汚くないよ…もっと抱きしめてほしかったな、そういえば真琴って家賃どうしてるの?』

    真『家賃はタダだよ大家さんがボクの親戚の人だからその辺は大丈夫』

    父親がボクに散々暴力してそして借金をしてボクを置いて
    逃げて行った
    ボクは、家族も友達も居なくて
    頼りになるのは
    親戚の人しかいなかった
    親戚の家に転がり込み
    何ヶ月か居候させてもらったけど
    ボクはちょっと居ずらくなり
    引っ越すと親戚の人に伝えたら

    自分は今アパートの大家だから
    タダで住んでも大丈夫だよと言われ
    今に至る

    美『そうなんだ…なら大丈夫ね、でも心配だな あなた一人住んでるのは…ね』



    (携帯)
引用返信/返信
■21825 / ResNo.13)  カラスさんへ
□投稿者/ 沙子 一般♪(3回)-(2014/09/12(Fri) 12:23:12)
    こんにちは、カラスさんでいいのかな。

    このサイトがあるのは、ずいぶん前から知ってました。
    で、時々おもしろそうなのを読んでました。
    カラスさんのタイトルを見たとき、甘い口づけをしたいなって思っていた時だったから、一気に読みましたよ。
    でも、途中で終わってる感じだったので、コメントを入れてみました。
    もしかしたら、続きを書いてもらえるかなって思って。

    私も、こんな甘い口づけができたらなって、うらやましく読んでます。
    それに二人の関係が、ちょっと変で。
    でも、それだらからひかれるのかもしれませんね。
    まだまだ、続きが読みたいです、そして甘い口づけがしたいな!

引用返信/返信
■21826 / ResNo.14)  沙子さんへ
□投稿者/ カラス 一般♪(12回)-(2014/09/13(Sat) 13:02:29)


    うわぁ(゜∇゜)
    また、コメントをっ
    ありがとうです

    自分自身も嬉しいですし
    そうやって読んでくれると思いながら
    いつも、書いてるから
    沙子さんのコメントは
    励みにもなるのです
    だから
    本当にありがとうございます

    書いてるときは夢中でやるんですけど後で、読むと
    自分で書いてるのに恥ずかしくなったり(笑)

    それで、まだまだ
    書き続けるので
    また読んでください
    それでわ(^o^)/

    (携帯)
引用返信/返信
■21827 / ResNo.15)  甘い口づけ
□投稿者/ カラス 一般♪(13回)-(2014/09/13(Sat) 16:16:29)


    先生はなぜか
    不安そうな顔で
    ボクを見つめながら話した。

    真『先生?どうしたの』

    美『ほら、食事とか…掃除とか…いろいろあるじゃない?だからその…えっと…』

    目をそらし
    頬を赤く染めながら説明するのはいいけど…いつもの先生とは全く別で
    驚いた

    真『先生?顔赤いよ、なんかあったの?あ!!風邪ひいたのっ?』

    美『ち、違うっ!!私だって言いづらいことだってあるんだから』

    なんとも…うん
    自分の視界に入っているのは皆が憧れる保険の先生…
    今は、ボクの部屋で二人きりで話していることが…嬉しいのかそうでないのかと頭の中でグルグルと回っていた

    美『それでね…真琴と一緒に…』

    スラスラと早口言葉で話してきてどう見ても焦ってるようにしか見えない
    だが、今はそれどころかこのグルグルと回っているこの答えを出したくてたまらない…

    もしや…
    いやっ、有り得ないボクが好きになるなんて有り得ない…
    そうだ…そうだよ
    きっと勘違いだ
    うん…忘れようと
    悶々としているうちに

    美『真琴ーーー』

    耳元でボクを呼び
    そのまま甘噛みされてしまった

    真『うああ』

    美『もう、ヒトの話聞かないからこうなったんだからね?なにボーッとしてるのよ…せっかく一生懸命話してたのに』

    完全に怒っている
    どうしょう…
    怒りを静めるためには…
    さっきのことはきれいさっぱり忘れて
    この状況を考えなくちゃ…

    真『あのっ、先生…ごめんなさい…ちょっと考えてただけなんだよ?だからさ、怒んないでよ』

    そう言っても

    美『………』

    反応ナシ

    真『本当にごめんなさい!!お願いだからこっち向いて?』

    怒ってる先生は
    ボクに背を向けたきり無言状態
    これは、マズい
    なんとかしないと
    空気が気まずい

    真『先生…どうしたら…許してくれる?』

    美『さぁね』

    素っ気ない返事
    なんか本当にマズいことをした感じで
    ヤバい

    どうしたら
    いったい…

    やっぱり…コレかな?

    真『先生…仕方ないなぁ…もう』

    先生のところへ
    近づいて
    首筋に優しく唇を押し当てた

    真『ちゅ』

    美『んっ…』

    甘い声を放ち
    やっとボクの方へ
    体を向けてくれた

    真『許してくれる?』

    美『……バカ』



    (携帯)
引用返信/返信
■21828 / ResNo.16)  無題
□投稿者/ カラス 一般♪(14回)-(2014/09/16(Tue) 19:11:27)


    申し訳ありませんが少しの間
    お休みさせていただきます。

    いつ、また書けるかは
    まだ分かりませんが
    本当に申し訳ありません

    それでわ
    失礼します。

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

■記事リスト / レス記事表示 → [親記事-9] [10-16]



■記事リスト / ▲上のスレッド
■21551 / 親記事)  大切なひと
□投稿者/ 美雨 一般♪(1回)-(2012/06/18(Mon) 17:08:57)
     大切なひと No1  診察室に入ってから、彼女は背筋を伸ばして座った姿勢のまま、両手を膝にのせてうつむいたままだ。私の質問にも母親がほとんど答えている。美しい母娘で互いによく似ている。母親は20代の娘がいるとは思えないほど若く見え上品なスーツ姿だ。娘は白っぽいシャツにジーンズという、いでたちで母親の横では地味できゃしゃに見える。化粧をしていない白い肌が目立つ。
     亡くなった父が始めた産科医院を私が引き継いでから5年がたつ。当初はお産も取り扱っていたが、医療事故のリスクや応援の医師を雇うことが困難なこともあり1年ほどで撤退した。産婦人科からレディズクリニックと看板を替えてからのほうが経営も安定しているし自由に使える時間が増えた。大学病院に勤務していた頃は女性であることにハンディを感じる事が多かったが女医による診察を希望する患者が多く、開業医になってからは有利になった。
     診察前に書いてもらった問診表によると、彼女は木村彩、22歳、で受診理由には生理不順とあった。出産回数を尋ねる質問には0回と書かれていたが性体験を尋ねる質問に答えはなかった。音楽大学でピアノを専攻している彩は、大事なコンクールの当日に生理が始まり痛みと緊張感で気分が悪くなった。思い通りの演奏ができず、周囲から確実の思われていた入賞を逃した。その後3か月生理がなく体調不良が続いているという。以前から生理痛がひどく母親が婦人科受診を勧めていたが羞恥心から拒み続けていた。今回母親が半ば強制的に受診させたらしい。
     「妊娠の可能性はないですか?」彩に尋ねると、はにかんだ声で「ありません」と答えた。母親が苦笑しながら「絶対にないと思います」と口をはさんだ。「何というのかしら、そういう可能性とか、男の人との関わりが全然ない、というのも親として逆に心配なんです。もう22歳なんだし少しはそういう話があってもいいのに。実はその理由に心当たりがあって、それも今日連れてきた訳のひとつで...」「ママ、言わないで、お願い」彩が小さな声のまま遮った。顔が赤くなり泣き出しそうな表情になっている。「これから先はお嬢さんとだけでお話と診察をさせてもらったほうがいいと思います。」気分を害されないよう、申し訳なさそうな口調で母親に退室を促した。「お母様にもあまり知られたくない事とか、いろいろデリケートな問題があるかもしれませんし。実の母親だからかえって恥ずかしがる若い娘が多いんですよ。」母親は気分を悪くした素振りをみせずに立ち上がり、「そうですね。ではよろしくお願い致します。」と深々と頭を下げ、診察室を出ていった。ほのかな香水の香りが残り、診察室には私と彩、看護師の美紀だけになった。美紀は父の代から勤務している看護師で私の大切なパートナーになって5年がたつ。今年30歳になるが年齢を重ねるほどに魅力的になっているように思える。患者に優しく、いつも笑顔をたやさない。今も心配そうに彩の顔を覗き込み、「リラックスしてくださいね。先生は優しいから大丈夫ですよ」と話かけている。

引用返信/返信

▽[全レス16件(ResNo.12-16 表示)]
■21578 / ResNo.12)  大切なひと 9
□投稿者/ 美雨 一般♪(11回)-(2012/07/23(Mon) 16:45:53)

    バスルームまで、汚れたショーツ一枚だけを身に着けて、歩くのは恥ずかしかった。でもそれ以上に美紀さんに手をつないでもらっている事が嬉しかった。親切で優しい看護師の美紀さんが紅先生の恋人と知った時、悲しくて残念な気持ちになった。今度もまた失恋の予感が当たってしまったから。でもすぐに温かい気持ちになれた。二人はお似合いのカップルだ。そして二人の、私を思いやる気持ちが、分かって嬉しかった。バスルームは広く脱衣室にも冷房が効いていた。美紀さんは黙って服を脱ぎだした。下着もとり裸になる。「一緒に入ってきれいにしようね。今夜はあなたにとって特別な夜になるはずだから」と優しい顔で微笑んだ。胸とショーツについたしみを、両手で隠して、立ったまま動けない私に近づくと「やっぱり恥ずかしい?」と訊いてくる。私が頷くと、「ごめんね」と言いながら、しゃがみこんでショーツに手をかけ一気に足首まで下してしまった。小さな悲鳴を上げ、両手で前を隠そうとすると、その間にショーツが足首から引き抜かれてしまった。恥ずかしさで赤くなりながら「見ないでください」と言ったが、美紀さんはショーツを手に取り、しみを見つめている。「ずいぶん濡れたのね。紅さんに触られて感じたのでしょう。恥ずかしがらないで。あなたが特別な女の子だという証拠よ。」そう言ってショーツをかごに入れると私の肩を抱いて、浴室の中に入っていった。私は母以外には見られたことのない陰部を両手で押さえて、前かがみの姿勢になっていた。二人で鏡の前に立つ。「私がきれいにしてあげる」もう一度同じ事を言うと背中から優しく私を抱きすくめた。美紀さんの柔らかくて温かい乳房が、私の背中に密着した。彼女の両手が陰部を隠している私の両手に重なる。「手を下しなさい」美紀さんがささやくと、もう抵抗できなかった。ゆっくりと手を離すと鏡に私の下半身が映った。産毛しか生えていない割れ目からピンク色の襞がはみ出している。誰にも見られたくなかった私の恥ずかしい性器。「これで悩んでいたのね。きれいなのに」美紀さんに言われると言葉が自然に出てきた。「ずっと嫌だったの。子供みたいに毛が生えていないのにピンクの襞が見えて。自分で見ると怖くて、いやらしい感じがして」美紀さんは背中から私を抱きながら右手を恥ずかしい割れ目の上に置いた。前後にゆっくりと動かすと美紀さんの指と私の陰唇がからまり、下半身の奥から疼く感覚がして怖くなる。疼きが強くなり両膝をもじもじと動かし始めた時、美紀さんの手が離れた。鏡に映った陰唇は濡れ、割れ目からはみ出している。クリトリスが赤く尖ってきているのが割れ目の中に見える。恥ずかしさでまた泣きそうになると美紀さんが少し強く私を抱きしめた。「恥ずかしくないし、いやらしくもない。私の気持ちに反応してくれただけ。自分の体を好きになってね」そう言って背中から私の正面にまわると額に短いキスをしてくれた。「私にも見られたくない所があるの。でもあなたには見て欲しい」美紀さんは私と向き合うと膝を少し拡げて見せた。小さな悲鳴が出てしまった。美紀さんの内腿から女性の部分にかけて赤黒いあざが何か所もあった。一部でケロイド状になっている。よく見ると乳房や下腹部にも赤黒いあざがあった。自分の体を隠す事だけ考えていて美紀さんをよく見ていなかった。それで気が付かなかった。「夫にやられたの。セックスで反応しないのに腹を立ててね。タバコの火を押し付けられたり、ライターで焼かれたりした」「そんな。ひどい」それ以上の言葉は出てこず涙だけがでてきた。こんなに優しい美紀さんが、どうしてこんなひどい暴力を受けるの。敏感で大事な女性の部分にライターの火を当てられ、タバコの火を押し付けられるのはどんなに怖いだろう。痛いだろう。こんなに優しい人がなぜ。「でもね、私は自分の体が好きよ。火傷の痕もね。こんなに醜くなったところでも、紅さんと息子は愛してくれるから。私にはそれが分かるから」美紀さんは私をまた抱きしめてくれた。でも私の涙はなかなか止まらなかった。




引用返信/返信
■21581 / ResNo.13)  大切なひと 10
□投稿者/ 美雨 一般♪(12回)-(2012/07/26(Thu) 12:05:04)
    美紀
     彩が私のために泣いてくれた。「熱かったでしょう。怖かったでしょう」と泣きながら私の脚をさすってくれた。ようやく泣きやんだ時、私達は自然に抱き合いキスをした。唇を合わせるだけの優しいキスだったが、裸の体で抱き合った。彩の柔らかな唇を感じ、温かい体を感じた。体を離して彩の体を洗い始める。ボディソープでスポンジを泡立て体を洗う。彩は恥ずかしそうに顔を赤らめながらじっとしていた。「脚を開いて」と言った時だけ消え入りそうな声で「自分で洗います」と言ったが、私が黙っているとゆっくりと脚を開いて目を閉じた。内腿から陰部へスポンジを移動させ前後にゆっくりとこする。「きれいにしようね」と言いながら下腹部やお尻にまで泡を拡げていくと、脚を開いたまま、内腿を閉じようとして、腰を前後させ始めた。胸を見ると泡の中で乳首が尖っている。後ろから肩を抱きながら陰部にシャワーのお湯を当てると、体を震わせ小さな喘ぎ声を出した。「怖がらないで。恥ずかしくもないし、いやらしくもない。体が敏感になっているのよ。紅さんにまかせたら大丈夫だから」不安そうな彩に声をかけ一緒に浴室を出た。脱衣所には、紅さんと私で選んだ、彩の下着とドレスが用意してある。彩にふさわしい清楚な白の下着と白のドレス。ドレスはシンプルなデザインだが、肩と背中が控えめに露出している。彩は何度も礼を言ってから、嬉しそうに下着とドレスを身に着けた。髪の毛を整え、メイクをやり終えた時には彩の不安そうな表情は消えていた。不安な気持ちや羞恥心より、憧れている紅さんに抱かれるという喜びが勝っているのだろう。期待と緊張で紅潮した彩の顔を見て、美しい娘だとあらためて思う。紅さんが惹かれるのも無理はない。でも私は紅さんを信じていた。透き通るような白い肌と美しい肢体を持つ、彩を抱くのは一度だけだ。若くて美しい娘でなく、醜い火傷の痣を持つ私のもとに、きっと帰って来てくれる。だから優しい気持ちで彩を送り出すことができた。二人手をつないで寝室まで歩き、ドアをノックした。彩は部屋の中に入り私は、もう一人の大切なひと、息子が待っている家に帰った。

引用返信/返信
■21582 / ResNo.14)  大切なひと 11
□投稿者/ 美雨 一般♪(13回)-(2012/08/03(Fri) 06:41:11)

     一度だけの特別な夜だと思い、お気に入りの下着とドレスに着替えた。赤ワインとチーズをのせたクラッカーを用意して彩を待った。軽い食事をして、おしゃべりをして、リラックスさせてからベッドに誘おうと考えていた。ノックの音がしてドアを開けると彩と美紀が並んで立っていた。美紀はいつものように優しく微笑んでいる。そしていつもより少し長いキスをして帰った。二人きりになって、彩を見つめると恥ずかしそうに俯いた。「楽にして。ドレスよく似合っているわ。美紀と二人で選んだの」話しかけると、彩は顔を上げ笑顔を見せた。「ありがとうございます。こんなによくしていただいて」まだ緊張しているのか脚が小刻みに震えている。肩を抱き、長い髪の毛を撫でながら短いキスをして、抱きしめた。柔らかで、きゃしゃな体を感じ、もう一度キスをする。唇を吸うと彩はぎこちなく応じてくる。舌をからませると私にしがみついてきた。今度は長いキスになった。「どう?」と訊くと「嬉しいです」と答え、また恥ずかしそうに俯いた。ソファーに並んで座り二人でワインを飲み始めた。ピアノや音楽について彩は楽しそうに話したが緊張を解くのは難しい様子だった。私自身も緊張していた。彩は20年前の祥子にそっくりだった。祥子を好きになった時の、ときめきと恥じらいを感じている自分に気が付いた。「そろそろ始めようか」と言い二人で立ち上がった。ベッドから少し離れたところに鏡台がある。二人で鏡台の前に立つ。彩を軽く抱きしめてから体を離した。「これから私がする通りの事をあなたにもして欲しいの」彩は頷いてじっと私を見ている。鏡台の鏡の前で私はドレスを脱ぎ始めた。鏡に私を見つめている彩も映っている。祥子に見られているような気がして羞恥心が強くなる。夏の高原で祥子と一緒に露天風呂に入った時の、恥ずかしさと嬉しさが、再現されているようだ。自分で顔が火照るのが分かる。ブラジャーをとりショーツも脱ぎ全裸になった。鏡には片手で胸を、片手で下腹部を覆った自分と、それを見つめている彩が映っている。振り返って彩を見つめると小さくうなずいてドレスを脱ぎ始めた。下着姿でドレスを畳むと、ブラジャーをとり片手で胸を覆う。顔を紅潮させ、そのままの格好で立っている。私が何も言わないで待っていると、ようやくかがみこんでショーツを脱ぎ両手で下腹部を隠して立ち上がった。思い切って両手を下し彩と向かい合う。彩は両手で下腹部を隠したまま前かがみの姿勢で顔を赤らめている。私の顔も紅潮し、下半身が熱く疼き始めたのを感じた。彩の背中に廻り鏡を見る。彩の顔は真っ赤だが恥ずかしがっているだけではない様だ。目が潤み口を小さく開けている。彩の両手首をつかみ体から引き離す。小さな悲鳴をあげ縮こまろうとするところを後ろから抱きしめた。両手で二つの乳房を包みこみ揉み始める。乳首が硬く尖ってくると乳房をつかみながら指で乳首を刺激する。乳房を揉み、指で乳首を擦り、優しくつかむ。やがて前かがみの姿勢のまま彩は、喘ぎ声を出し始めた。右手を乳房から離し突き出たお尻の割れ目に入れる。「いやっ」と悲鳴をあげて今度は反り返る。鏡に彩の股間が映った。少女のような割れ目からピンク色の陰唇がはみ出ている。右手を、固く閉じられた内腿の間を、後ろから前へとこじ入れていく。指が陰唇に触れる。柔らかい襞の奥が熱く濡れているのが分かった。襞の奥に指を進めると彩の喘ぎ声が大きくなった。彼女の内部に入る少し手前で手を止めた。襞に沿って手を臍の方向に進めるとクリトリスに触れた。すでに充血し硬く尖っている。周囲を愛撫しながらそっと触れると、私の前で彩の背体が震えた。周囲からクリトリスにそっと触れ、ゆっくりと擦りだすと彩は膝を閉じたまま腰を揺らし始めた。「脚を開いて」と言ったが彩は首を振り、膝を硬く閉じたまま、それでも腰を揺らしている。突然クリトリスの愛撫を止めると、彩は腰の動きを止め切なそうな表情で私の顔を覗き込んだ。下腹部から手を離し、その手で彩のお尻を軽く叩いた。「ごめんなさい」と言いながら彩があわてて、脚を開いていく。陰唇の奥が露わになり、粘液が一筋内腿まで濡らしている。クリトリスは赤く充血しさらに尖っている。彩から体を離し鏡に映った彩をじっと見つめた。「続けて欲しかったら言うとおりにしなさい」ささやくと彩は泣きそうな顔で頷いた。「ベッドに仰向けになって。膝を立てて脚を開くの。手は体の横よ。隠しちゃだめ。私が戻ってきた時その恰好でなければ続きはなしよ」そう言って私は診察室へ道具を取りに行った。


引用返信/返信
■21586 / ResNo.15)  大切なひと 12
□投稿者/ 美雨 一般♪(14回)-(2012/08/09(Thu) 18:28:45)

     初めて体験する感覚だった。乳房や下腹部が熱くなり、疼きが快楽の波になって私を震わせていた。紅先生の指がクリトリスに触れ、ゆっくりと擦り、つまむような愛撫が始まると下腹部の疼きが全身に広がり、指の動きに合わせて快楽の波が体の中心を突き抜けた。先生にすべてを委ねるつもりだったのに脚を開くよう言われた時、恥ずかしいという気持ちが突然戻ってきた。自分の性器が閉じた内腿のなかで濡れ、充血し、淫らになっているのが分かっていた。恥ずかしくて脚を開くことなどできなかった。突然、先生の手や指の動きが止まり、手が離れた。快楽の途中で放り出されたような気がして切なく、狂おしい気持ちになった。先生が今まで与えてくれていた快楽を、自分の女性の部分が強く求めていた事を思い知らされた。その後、お尻を叩かれてあわてて、脚を開いた時、恥ずかしさが疼きの感覚に近くなっていた。誰にも見られたくなかった私の恥ずかしい性器、それが脚を開いて露わになり先生に見られていると思った時、嫌悪感ではなく甘い疼きを、私は感じていた。ベッドの上で脚を開いて待つよう言われた時、私は頷くしかなかった。先生が部屋を出た後、ベッドの上に横たわり膝を立てた。ベッドのシーツはひんやりしていて自分の体が熱くなっているのが分かった。脚を開くと鏡台の鏡に性器が映るのが見える。白い肌の割れ目から薄赤い襞がはみ出ている。襞に連続する隆起は赤く充血し、襞の奥は濡れている。今まで、グロテスクで淫らで誰にも見せたくない、と思っていた私の女性の部分が露わになり鏡に映っている。恥ずかしさと甘い疼きで、触られてもいないのに粘液がじわじわ出てきて内腿まで濡らしているのが分かった。思わず膝を閉じた。足は開いたままで膝を閉じ、太腿を擦り合わせて先生を待った。長い時間に感じられ、もう来てくれないのかもしれないと不安な気持ちで泣きそうになった時、紅先生がステンレスのトレイを持って帰ってきた。「私の言った通りの格好で、待っていてくれたのね」そう言うとトレイをベッドの隅に置き、私の横に並んで座った。二人の裸体が鏡に映る。仰向けでいる私の痩せた体のすぐ横に、ふくよかな先生の体が映った。豊かな胸とくびれたウエストの下に黒い陰毛が見える。先生が体を寄せてくるとほのかな香水の香りがした。私を見下ろしながら片手をお臍の上に置き「膝を開いて」と優しい声でささやく。おずおずと膝を開いていくと、お臍に置いていた先生の手が下りてきてクリトリスをそっとつまんだ。敏感になっているのが自分で分かる。先生の指が動き、刺激が快感になってくると思わず大きな喘ぎ声を出してしまう。「もっと大きく開いて」そう言われると抵抗できなかった。限界まで脚を開くとクリトリスから手が離れた。鏡に赤く充血し濡れている性器と白い太腿が映る。恥ずかしいのに膝を閉じる事ができない。先生がトレイから何か道具を取り出し、私の前で並べ始めた。恥ずかしさと甘い疼きで、腰をもじもじと動かしながら、「診察」を待つしかなかった。

引用返信/返信
■21588 / ResNo.16)  大切なひと 13
□投稿者/ 美雨 一般♪(15回)-(2012/08/10(Fri) 12:18:01)

     鏡台の位置を調節していたので彩にも自分の体が見えているはずだ。開いた白い太腿が恥ずかしいのか小さく震え、腰をもじもじさせている。陰唇に触れると腰が反り返り小さな喘ぎ声が漏れた。ピンク色の襞は濡れ、指で擦ると、ねっとりとした粘液が奥からじわじわと分泌されてくる。クリトリスに手を移すとすすり泣くような喘ぎ声が大きくなった。「怖い?嫌なら止めるわ」ベッドに並べた道具を不安そうに見つめている彩に訊くと「お願い。止めないでください」と答える。「じゃあ、じっとしといてね。動くと危ないから。あなたの体の奥まで見えるようにするから」小さな開創器を彩の割れ目に入れ、ネジを巻き拡げると襞が大きく開き、膣口まで露わになった。尿道口や肛門まですべてが露わになり鏡に映っている。彩はまた小さな悲鳴をあげたが、私の言った通りに脚は開いたまま恥ずかしさに耐えている。開かれた膣口の辺縁にピンク色の処女膜の襞が残っていて、小さく震えている。指で優しく撫でると彩の腰が反り返り喘ぎ声がまた大きくなる。処女膜を撫でながら、もう片方の手でクリトリスを摘むようにして愛撫した。しばらくすると、すすり泣きの喘ぎ声が大きな叫び声になり、彩の体全体が小さく痙攣した。オーガスムスに達したらしい。膣からの粘液が白い太腿を伝いベッドのシーツまで濡らしている。脚の間から彩に覆いかぶさり抱くと、彩も私にしがみついてきた。荒い息で上下する彩の白い乳房と私の乳房が重なり彩の鼓動が聞こえる。短いキスをしてから、体を起こし彩の脚の間に座る。濡れて充血した膣口と処女膜を撫でながら「この奥に一番敏感な場所があるの。カテーテルを入れて教えてあげる」ささやくと彩は恥ずかしそうに顔をそむけたが、脚は開いたままだ。用意していたカテーテルはゴム製で本来は膀胱に留置するカテーテルだ。先端は細くて柔らかいが空気で膨らませることができる。慎重にカテーテルを挿入していく。処女膜を越えてすぐのところで、注射器を使ってゆっくり空気を入れ先端を膨らませていく。性器の奥で膣壁がカテーテルのふくらみで、じわじわと圧迫される感覚に彩は歯を食いしばり、手を握りしめて耐えている。充分に先端を膨らませたカテーテルを前後に動かし始めると彩の顔色が変わった。一番敏感な場所をゴムのカテーテルに擦られ刺激されているのだ。「だめ、いや、そんな」とすすり泣くような喘ぎ声を出しながら腰を振り始める。カテーテルの動きを段々と早め、果てそうになるとカテーテルの動きを止め、しばらくじらした後、また前後に動かし始める。そのうち彩は脚を開いた姿勢のまま上半身を起し私の腰に手をかけてきた。しがみつくように抱きつきながら私の下腹部に片手を持ってくる。カテーテルの動きに合わせて腰を振りながら、私のクリトリスや陰唇をぎこちなく愛撫し始めた。いつのまにか私も喘ぎ声を出していた。濡れて熱くなった私の中に彩の2本の指が入って来た。2本の指が前後に動きだし、私も腰を揺らし始めた。私が果てそうになると彩も手の動きを止め、じらしてくる。いつの間にか私の中の彩の指が3本になり4本になっていた。いつのまにかカテーテルと彩の手の動きが重なるようになり、私達は同時に腰を揺らし喘ぎ声をだしていた。やがてすべてが白くなる瞬間が来て、私には露天風呂で白い胸を出していた祥子が見えた。彩の手が私の中で一番敏感な部分を強く擦った時、私は先端を膨らませたままのカテーテルを一気に引き抜いた。カテーテルの先の膨らんだゴムが彩の膣壁と処女膜を擦り体の外に出てきた。大きな叫び声とともに、二人抱き合い同時に果てた。彩の股間からの出血がベッドを染めていたが私達は抱き合い快楽の余韻に沈んだ。幸せな抱擁が長く続いた。「今までつらい事があったからこれは神様からの贈り物。私たちは特別だけど悪いことばかりじゃないわ。あなたにもきっと大切なひとができる」そうささやいてキスをすると、彩は私の胸に顔を押し付けて泣き始めた。泣き顔なのに幸せそうだった。

    読んでいただいた皆様ありがとうございました。
                                       美雨


完結!
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