ビアンエッセイ♪

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貴女の官能的なビアンエッセイやノベル
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■12098 / 親記事)  三弦
□投稿者/ ろざりお 一般♪(1回)-(2005/08/15(Mon) 08:33:51)
    2005/08/15(Mon) 08:36:09 編集(投稿者)

    高校に入学して約半年、1年生の奈津美は生徒会活動を2年、3年の先輩に負けないほど頑張っていた。
    テレビ、雑誌に載るアイドルや女優に負けない程の可愛らしさで
    幼い顔立ちではあったが、潤んだ大きな瞳と艶やかで柔らかそうな唇
    綺麗な黒髪のショートヘアーから伸びる、白くて華奢な首筋と幼児体型な体は見る者を釘付けにし
    そして明るく天然な性格からで
    すぐ周りから気に入られる子だった。

    ある日の放課後
    学校で数人いるアイドル的存在の1人にして生徒会長を務める3年の里沙は
    奈津美と2人、生徒会室で残業をしていた。
    『せんぱぁい!プリント書き終わりましたよぉ!』
    「ありがとう。もう休んでもいいよ☆」
    『あぁ〜い♪じゃあなんか飲み物買ってきてあげますよ☆』
    「おぉ!んじゃ今日は久しぶりに炭酸系でお願いしまぁす☆」
    『あぃあぁ〜い☆』

    そう言うと奈津美は財布を片手に生徒会室から駆け出して行った。


引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■12100 / ResNo.1)  三弦
□投稿者/ ろざりお 一般♪(1回)-(2005/08/15(Mon) 08:54:41)
    炭酸ジュースのロング缶を2本持ち生徒会室へ帰り、中へ入ろうとした時
    そこには生徒会室の中で里沙が1人、イスに座りながらクチュクチュと水音を響かせながら自慰行為を行っていた。
    だが里沙は入り口を背にして行為を行っていた為、奈津美が来た事には気付いていなかった。
    初めて見る、人の自慰行為に奈津美は驚きを隠せなかったた。里沙の響かす音が、次第に早くなっていく…もう少しでエクスタシーに達するのだろうと気付いた。
    その時、奈津美は誤ってジュースを床に落としてしまった。


    (携帯)
引用返信/返信
■12101 / ResNo.2)  三弦
□投稿者/ ろざりお 一般♪(2回)-(2005/08/15(Mon) 09:22:40)
    「誰!?」
    奈津美はビクッとした。
    「なんだ奈津美かぁ…」
    里沙はイスから立ち上がり、奈津美に近付いてきた。
    そして奈津美の手を引いて生徒会室の中に入れ、ドアを閉めて鍵をかけた。
    「奈津美…」

    『は…はい!』

    「もしかして…さっきの見てた?」

    『い…いいえ…』

    「………うそつき…」

    その瞬間、里沙の唇は奈津美の唇を覆った。
    里沙の両手は、奈津美の首と腰へと回り、2人の体は壁へもたれかかり
    奈津美は、里沙に壁に押さえつけられる形となった。
    里沙の口内から伸びる蛇は、奈津美の口内で暴れ回っていた。
    奈津美は、その刺激に耐えられず里沙に強くしがみついた。
    里沙は奈津美の唇を堪能し、唇を離した。


    (携帯)
引用返信/返信
■12102 / ResNo.3)  三弦
□投稿者/ ろざりお 一般♪(3回)-(2005/08/15(Mon) 09:40:29)
    「…ごめんね…私…前々から奈津美の事を愛してたんだ…」
    『…せ…せんぱい…私も…好きだよ…』

    里沙は優しく微笑むと、奈津美の耳元の髪を掻き分けた。
    そして里沙の唇の蛇は、奈津美の耳の穴へ入り込み、再び暴れ回った。

    すると奈津美の体はビクンと震え上がり、耐えられぬ衝撃に襲われた。
    里沙は奈津美の耳を激しく舐め回すだけでなく、優しく耳を噛んだり、息を吹きかけ囁いた。

    『…知ってるんだよ…奈津美の体が超敏感だって事…』

    奈津美の息が、とても荒くなっていた。

    『…今日は…メチャクチャに壊してあげる…』



    (携帯)
引用返信/返信

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■22398 / 親記事)  ノンケとビアン(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(12回)-(2020/11/20(Fri) 12:49:12)
    これも官能的な文章に挑戦するので、苦手な方は読まないで下さいね。
    ------------------------------------------------------------
    久しぶりに会ったMは大人っぽくてすごく綺麗だった。
    「いつもより声が低いね。もしかして、酒焼けした?」
    「してないよ。すこし、風邪をひいてるの。」
    笑った顔も可愛い。
    駅からMの家までは5分位。すぐに着いた。
    「お邪魔します。」
    「スリッパ履く?」
    「いい、いい。履かない。」
    お互いの近況を話し合ってる時も、綺麗な顔に見惚れてた。
    「ねぇ、ハグしたい。」
    Mに言った。
    「ハグ?…。良いよ。」
    学生時代より少しふっくらしたMの抱き心地は最高だった。
    「前はこういう事、したがらなかったよね。Tちゃんとはどうなってるの?」
    「Tはジャニーズの藤ヶ谷って人の追っかけをしてる。冷めちゃった。」
    「そうなんだ。」
    「ソファーに座ろうよ。」
    「いいよ。テレビでも観ようか。」
    「テレビは後でいいと思う。」
    Mの背中を撫でてる手を止めて、Mの手を握りながらソファーへ移動した。


引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■22399 / ResNo.1)  Re[1]: ノンケとビアン(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(13回)-(2020/11/20(Fri) 13:15:56)
    「もう少しこっちに座って。」
    端に座ってるから、上に乗れない。
    「もー。」
    移動してくれたから、Mに対峙するように軽く座ってまた抱きしめた。
    「…私はKちゃんのタイプじゃないよね?」
    「なんか、綺麗だから我慢できないの。」
    「何、それ。」
    Mが笑った。拒否してない。でも、ここからが重要で選択肢を誤ると
    嫌われる。慎重にいかないと。
    首筋にそっとキスした。
    「くすぐったいよ。」
    「ボランティアだと思って、少し我慢して。」
    右手でそっと胸に触れる。嫌がってないから、上着のボタンを外して
    ブラのホックも外す。
    「私、こういう事、女の人とした事がない。」
    「わかってる。嫌な事は絶対にしないから。安心して。」
    止めてって言わなかったから、最後までさせてくれる。
    私はそう思った。
引用返信/返信
■22400 / ResNo.2)  Re[2]: ノンケとビアン(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(14回)-(2020/11/20(Fri) 13:41:40)
    体を触っていけば、相手が喜んでるかどうか直ぐにわかる。
    胸は感じてくれてた筈。硬くなってた。
    問題は、下のほう。
    私も興奮してきたから、暴走しないようにしないと。
    「痛くしないでね。」
    下着の上から軽く触って、指を入れようとしたらMが言った。
    「しないよ。止めて欲しくなったら、すぐに言って。」
    私は三本入れたいけど、二本にする事にした。
    二本でも痛がるかな。人差し指で様子をみてみよう。
    「あ…。」
    「痛い?気持ちいい?」
    「…気持ち…良い。」
    「嬉しい。」
    濡れてるから、そうだよね。
    その後はめくるめく展開になったけど、私とMの二人だけの秘密にします。
    Mはノンケだから恋人同士にはなれないけど、私の大切な友達。
    また、会えたらいいね。

完結!
引用返信/返信

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■22393 / 親記事)  SとM(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(7回)-(2020/11/17(Tue) 16:53:48)
    官能的な文章に挑みます。苦手な方はここから先は読まないでね。
    -------------------------------------------------------------

    「痛いからそれはやめて欲しい。」
    Sが激しく動かすから、言った。
    「どうして?旦那さんとは楽しんでるでしょう?」
    「…。」
    また始まった。Sは機嫌が悪いみたい。何か答えないと。
    「そういうの使わないし、旦那とは冷めてる。」
    「冷めてなかったら、抱かれてない?」
    「違う。私はSが好きだよ。」
    「好きなのに、気持ち良くないの?」
    答えれば答えるだけSは機嫌が悪くなる。
    どうしよう。ここ何日か連続で続いてるから、私、少し疲れた。
    「やっぱ、男の方が良いもんね。」
    そう言うと、Sは電池で動く小さな器具を壁に投げつけた。
    「大きな音をたてないで、お願いだから。隣の部屋の人が気にする。」
    「あ、そう。」
    そう言うとSはキッチンの方へ行ってしまった。
    きっとお酒を飲もうとしてる。
    嫌な予感がする。Sがお酒を飲むとロクな事がないから。
引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■22394 / ResNo.1)  Re[1]: SとM(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(8回)-(2020/11/17(Tue) 17:20:54)
    Sがいないベッドは寒いから、私は下着とパジャマを着た。
    Sは私に背中を向けて、何か飲んでる。
    出会った時はこんなんじゃなかったのに。
    私が悪いのかな。
    でも、もう終わりかもね。何を言っても聞いてくれない。
    Sの背中がさよならって言っている気がする。
    「M。」
    急に呼ばれたから、ビックリした。
    「何?」
    「私の事、好き?」
    さっき、私、言ったと思う。同じ事を答えるの?
    「好き。」
    Sが私のいるベッドに来た。片手にはお酒を持ってる。
    「ごめんね全部。怒ってる?」
    「別に。」
    「私もMが好き。」
    Sが私のパジャマを脱がし始めながら言った。
    これ、反則なんだよね。
    それに優しく触ってくれる。
    「何本でイく?」
    「2本が好き。」
    「じゃあ、2本でするね。今日は人差し指と中指。」
    時間は計ってないけど、私は5分後くらいには、大満足してしまった。

引用返信/返信
■22395 / ResNo.2)  Re[2]: SとM(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(9回)-(2020/11/17(Tue) 17:57:47)
    私は抱き合って眠りたいのに、Sは行為が終わると直ぐにベッドから離れる。
    タバコの匂いがする。
    あれだけ、やめてと言ってるのに。
    そして、また私に背を向けてお酒を飲み始めた。
    黙ってる時のSは何を考えてるんだろう?
    本当に私の事が好きなのかな。
    「M。」
    それ、やめて。ビックリするから。せめて、“ねぇ”を付けて。
    「うん。」
    「どうして、どうして僕達は出会ってしまったんだろう。」
    「それ、知ってる。ユーミンでしょ。」
    Sは直ぐに返事をしなかった。
    ん?続きは“二度と会えなくなるなら”じゃない?
    一瞬、怖くなった。
    Sの背中が少し震えてる。
    泣いてるの?
    「S、泣いてるの?」
    「泣いてない。」
    「何かあるなら、言って。」
    「何もない。」
    「…。」
    少しの沈黙の後、Sが呟いた。
    「離れないで欲しい。」
    「離れないよ。」
    「本当?」
    「本当。だから、少し眠って。」
    Sがベッドに来たから、私も眠った。
    これも、反則だよ。いつも優しくして欲しい。
    でも時には反則も許さないと。
    私は側にいたいから。

完結!
引用返信/返信

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■22390 / 親記事)  先生と私(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(4回)-(2020/11/17(Tue) 12:39:08)
    気が付くと私は違う病院のベッドで寝ていた。
    顎の下がかなり痛むし、ガーゼのようなものが貼られている。
    「やっと目を覚ましてくれた。どう、すごく痛む感じ?」
    左側に先生らしき女性が立っていて、私に聞いた。
    「痛いです。…。ここって、私がいた病院じゃないですよね?」
    「うんうん。また後で詳しく説明するけど、前の病院で使用した抗生物質が
    あなたの体に合わなかったの。それで、私たちの病院に移されて来たって訳。」
    「……。」
    先生はマスクをしてるから目しか見えないけど、すごく綺麗な目をしてる。
    一瞬、痛みを忘れた。
    「明後日、お母さんと妹さんが来てくれるから、それまで少し不安かも知れないけど、頑張ってね。」
    「はい。…。」
    私の主治医はこの人なのかな。かなり、タイプ。どうしよう。
    「今は若干、麻酔が効いてる状態。今後、あまりにも痛みを感じるなら鎮痛剤を出します。看護師の人に声を掛けて。」
    「はい。」
    それだけ言うと、先生は足早に何処かに行ってしまった。
    顎の下が痛いけど、私はラッキーなのかも。
    あんな綺麗な目の人に生まれて初めて出会えた。
    一目って惚れって本当にあるんだ。
    マスクを取った顔が見たい。
    私は病院で何を考えてるんだろう。
    そう冷静に考えたら、少し可笑しかった。

引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■22391 / ResNo.1)  Re[1]: 先生と私(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(5回)-(2020/11/17(Tue) 13:00:56)
    先生や看護師の人が会話してる事もある。
    聞きたいと思ってる訳じゃないけど、聞こえてくるんだから仕方ない。
    ある日、私の主治医のY先生が誰かと話していた。
    「N君がいなくて、本当に大変だったんだよ。」
    「なかなか許可が下りなくてさぁ。」
    「そうだよね。あっちの仕事はどうだった?」
    「日本の医療が一番だよ。僕はそう思ったね。」
    「飛行機で13時間掛かる場所にいたなんて、何か不思議。」
    「どこに居たって、僕の気持ちは変わらない。それは知ってるよね。」
    「はいはい。もう、時間だから行かないと。」
    多分先生は今話していた人と付き合ってる。
    あんなに綺麗で聡明な人が一人の筈無いし。
    少し嫉妬してる自分に気づいた。
    私は先生にとってただの患者の一人。
    それは、忘れちゃいけない。

引用返信/返信
■22392 / ResNo.2)  Re[2]: 先生と私(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(6回)-(2020/11/17(Tue) 13:29:55)
    目が覚めたら、Y先生と目が合った。
    先生の目が笑ってる。
    「どうですか、調子は。」
    「問題ないです。」
    待って。こんなタイミングで私が起きる訳がない。
    先生が何かしらの方法で私を起こした。
    それに、何故笑ってるの。
    「明日退院ですね。」
    「はい。」
    すぐ隣にも患者さんが寝てるから、声を掛けて起こさない筈。
    多分…私の体の何処かを触って起こした。
    そう考えると、先生が笑ってるのも納得がいくし。
    違うかな。答えはわからない。
    「何か不思議な…。寂しい感じがします。」
    先生が急に真面目な声で私に言った。
    「どうしてですか?」
    「どうしてだろう。長く一緒にいたからかなぁ。…。」
    「…。」
    どう答えていいか分からなかった。
    一瞬、告白かと思ったけど、そんな訳無いよね。
    今思えば、私も寂しいですと答えれば良かった。
    「長い間、お世話になりました。」
    私が言えたのはそれだけだった。
完結!
引用返信/返信

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■22387 / 親記事)  YとK(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(1回)-(2020/11/11(Wed) 12:25:14)
    《A面》
    「先輩、お早うございます!」
    オフィスに入るなり、Kがいつもの元気だけが取り柄みたいな声で私に言った。
    「おはよう。」
    「あ!この前先輩が言っていた映画観ました。面白かったです。」
    「そう、良かった。」
    「それと、」
    「ごめん、午前中に提出しないといけない書類が終わってないの。」
    「あ、はい。すみません。」
    Kが通路を譲ったので私は自分のデスクへ急いだ。
    どうしてKは私にばかり話しかけてくるのだろう。Sさんみたいな、
    お喋り好きの人に話しかければいいのに。
    女子校のノリが抜けてなくて、青く見える。
    席に着いたから、スマホを確認してみる。返信がまだきていない。
    小さな溜息を一つつく。結婚したいって言ってたのは、嘘だったのかな。
    仕方ないよね。飛行機でも13時間かかるところに、あなたはいるから。

    《B面》
    先輩、今日も綺麗だった。話を遮ったのはどうしてだろう。
    本当に急いでただけだよね。普段は優しい先輩だもん。
    前の彼女と別れた時は、もう誰も好きになりたくないと思ってた。
    どうして心は変わるのかな。
    先輩が好き。休みの日以外は毎日会えるから嬉しい。
    「ねぇ。」
    ビックリして左後ろを振り返ると先輩が立っていた。心拍数が急上昇した。
    「はい!」
    「ここの箇所、間違ってるから作成し直して。」
    用紙を持っている先輩の指に見惚れる。
    「はい。すみません。」
    「今やっているのは後でいいから、そっちを先にね。」
    「あの先輩。」
    もうそろそろ、誘ってもいいと思う。女同士だから普通だもん。
    「何?」
    「お昼、一緒に…あの、一緒に食べませんか?」
    「私、近くのパスタ屋に行くんだけど、パスタで良いの?」
    「パスタ大好きです。」
    「そうなんだ。作成し終わったら、T課長の所にね。」
    デスクに戻っていく先輩。あたしは作ってきたお弁当の事は忘れる事にした。

引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■22388 / ResNo.1)  Re[1]: YとK(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(2回)-(2020/11/11(Wed) 15:37:37)
    《A面》
    パスタのお店はいつもより混んでる。料理がくるまで多分あと十分以上かかる。
    スマホの着信もない。最悪。
    Kが私の顔をジッと見てるから、落ち着かない。
    それに何でいつも楽しそうなんだろう。
    Kみたいな性格だったら、私も少しは楽に生きてる。
    多分、Kは何も考えてない。
    私の方から何か話そう。黙って二人で料理を待っているのも不自然だし。
    「ここのお店、デザートも美味しいよ。」
    デザートはあまり頼まないけど一応言ってみた。
    「やっぱり!スパが来たら頼みます。先輩は何が好きですか?」
    「全部好き。」
    適当に答えた。私の好みを聞いて何の意味があるの?。
    多分、私は彼からの返信がこないからイライラしてる。
    Kには関係ないのに。Kの顔を見た。
    やっぱり、楽しそうな顔をしてる。
    ごめんね。まだ、人間できてないな私。

    《B面》
    先輩はボンゴレ。あたしはナポリタン。
    食べてる姿も恰好良いな。仕事をしてる時も恰好良いけど。
    何か話したいな。でも今日の先輩、機嫌が良くない感じ。
    どうしよう。どうしよう。でも、話しかけてみよう。
    「外食が多いんですか?」
    フォークを止めて、あたしの目を見たからドキドキした。
    「多い。料理が上手じゃないの。」
    「意外。Yさんは上手な感じがするから。」
    「この前ね、普通の卵焼きを作ろうと思って、」
    先輩のスマホが点灯して、先輩はそっちを見てる。
    「どうぞ。」
    誰からなんだろう。画面を見てる先輩の表情は変わらない。
    「あ、ごめん。卵焼きも失敗した位、料理は下手。」
    スマホを置きながら、先輩が言った。
    ここで勝負を挑まなくていつ挑む。
    「今日、仕事が終わったらあたしのうちに来ませんか?ご飯はあたしが作ります」
    「…。いいの?ご家族の方がいるんでしょう?」
    「一人暮らしです。先輩に来て欲しい。一人で食べるの好きじゃないし。」
    「そうなんだ。じゃぁ、ご馳走してもらおうかな。」
    その後に頼んだデザートの味は全く記憶にないけど、あたしはそれでいい。
    早く17時にならないかな。嬉しいな。

引用返信/返信
■22389 / ResNo.2)  Re[2]: YとK(仮題)
□投稿者/ ゆい 一般♪(3回)-(2020/11/11(Wed) 18:18:30)
    《Y FEAT.K》
    「ご飯も美味しかったし、少し酔っ払っちゃった。今日はありがとう。」
    「先輩、酔ってるから泊まっていけば?」
    「悪いし、…。帰ります。」
    「あ!それ、花瓶の水です‼飲まないで!」
    「お酒じゃないの?」
    「お酒ではないです。ちょっと、休んで下さい。」
    「どこに?」
    「ソファーでもベットでも好きな所で休んで下さい。」
    「じゃ、ソファーに座るね。」
    「明日は土曜で休みだから、泊まって欲しいな。」
    「どうして?」
    「先輩が好きだから。」
    「ありがとう。お酒はないの?」
    「あるけど…。止めた方が良いと思います。」
    「好きって気持ちはどういう事なのかな。」
    「分からないです。勝手に心の中に芽生えてしまうから。」
    「摘むことは出来ないの?」
    「摘んでも、命がある限り、芽生えてきます。」
    「じゃぁ、どうすれば解決する?」
    「解決は出来ないと思う。愛してる。愛してます。先輩が好きです。」
    「私もそうかな…。眠るね。」
完結!
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