□投稿者/ SEVEN 一般人(1回)-(2004/04/05(Mon) 13:37:16)
| 2004/04/06(Tue) 14:07:14 編集(管理者)
私の名は、ゆき。今日からご主人様の千佳様との生活が始まる。心臓が口から出そうな程の緊張感と、千佳様の為だけの奴隷になれる喜びとがシンクロし何とも言われぬ、気持ちを胸に、千佳様の基へ向かう。TAXIの中でこれからの事を想像し振るえるてで、携帯から連絡を入れる。(千佳様だだいまゆきは、千佳様専属奴隷にして頂く為に、TAXIに乗り、そちらに向かっております。もう暫くお待ち下さいませ。玄関につきましたら御連絡差し上げます。宜しくお願い致します。)そう言うと千佳様は、無言で電話をお切りになられました。私の方から切る事の出来ない電話を握りしめ、リダイヤルしようか、悩むが、思い直し携帯を切りポケットに入れた。TAXIは千佳様のマンションの近くまできた。信号を後、三つ過ぎれば辿り着ける距離だ。目の前の信号が赤に変わりTAXIが止まった。その時物凄い音と衝撃で気を失った。(目が開かない、ここはどこ?)その時千佳様の声が聞こえた。(ゆき、病院だからね。もう大丈夫だからね。私が迎えにいけば。。。。)千佳様はわたしの為に泣いて下さっている、私がもっと早く部屋を出れば千佳様にこんな思いをさせずにすんだのに。と自責の念に囚われている間にも目が開かないのだ。声は出せた、千佳様お許し下さい。)それが精一杯だった。その時私の右手を力強く握りながら。千佳様はこう言って下さった。(死が二人を離そうとしても一緒だから、例えそれが地獄だろうと。もうこんな目には遭わせないからね。安心してお休みなさい。)そして熱いキスを交して下さった。閉じたままの目尻から涙が伝う、その涙を千佳様がなにも言わず舐め取ってくだっさた。(もう泣かないで、私は何時もゆきの側にいるからお休みなさい)私はそのとき、最高のご主人様に巡り会えたことを確信した。人が人を愛すると言う事の重たさと清らかさを改めて実感させて頂いたのだと。月日はながれた。あれからも私の目は閉じたままだ。ご主人様の、お顔も見る事は出来ないが充分、幸せです。四六時中、一緒にいて下さっているのだから。私は残った感覚を全て千佳様の為だけに捧げています。千佳様もまた私ごときに精一杯の愛情を与えて下さっているのが分かるからだ。こんな形になってしまったけど私と千佳様は更につよい絆で結ばれたのだから。T,b、c。
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