■記事リスト / ▼下のスレッド
/ ▲上のスレッド
□投稿者/ 琉 一般人(2回)-(2008/12/14(Sun) 20:34:41)
| ■ストーリー要約■ 高校一年の秋、父親の海外転勤をきっかけに早乙女來羽は 隣町の公立校からサ・フォス女学園に転入。 編入試験に滑りこみセーフで合格したものの、サ・フォス女学園の実態を 知らないまま入ったことで彼女の生活は一変。 毎日のように降りかかる様々な出会いと誘惑に、次第に心惹かれていく。 特に寮で同室の美人にはドキドキしっぱなしで…!?
■登場人物紹介■ 早乙女來羽(さおとめ・このは) サ・フォス女学園高等部一年二組。学生寮は三○七号室。 いたって普通の女の子だが、そそっかしい性格。 持ち前の明るさと愛嬌だけで切り抜けてきた世渡り上手でもある。 これまで男性・女性を問わず好きになった経験もなければ、 付き合った人も居なく、恋愛に関してはかなり鈍い。 ただ、昔から綺麗な女性に憧れる性質があることに 本人は別段改まって意識したことはない。
桐生円(きりゅう・まどか) サ・フォス女学園高等部一年二組。学生寮は來羽と同室。 美人が多いこの学校の中でも屈指の美女。 早々と自分の性嗜好を割り切って、サ・フォスに入学。 実家は超がつくほどお金持ちだが、放任主義の両親に育てられたこともあって、 独占欲と執着心は人一倍強い。 また、來羽とは編入受験時に出会って以来一目惚れし、 彼女に近づこうとする女性にことごとく嫉妬を繰り返す。
|
|
|
▽[全レス7件(ResNo.3-7 表示)]
□投稿者/ 悠里 一般人(1回)-(2011/06/25(Sat) 20:40:39)
| とても面白くて続きが気になります。 できれば,もっとこの作品を読みたいです。 物語が,このまま終わったままになってしまうのは残念です。
|
|
|
■7647 / ResNo.4) |
Re[1]: 妖・拗・熔A
|
□投稿者/ 類 一般人(1回)-(2014/09/20(Sat) 02:44:26)
|
|
■7877 / ResNo.5) |
お読み下さっている皆さまへ
|
□投稿者/ 琉 一般人(1回)-(2016/08/15(Mon) 02:29:17)
| こんばんは。 ここに書き込むのは、とても久しぶりになります。
最後に更新してから、かなりの月日が経過してしまい、 また楽しみにして頂いたのに定期的に更新することができずに申し訳ないです。
個人的な環境の変化もあり、なかなか前ほどの更新が難しい状況は変わりませんが、 少しずつ更新したいと思います。
物語が完結するまでまだしばらくありますが、 のんびりペースでお付き合い頂ければ嬉しいです。
|
|
|
□投稿者/ 琉 一般人(2回)-(2016/08/15(Mon) 02:43:49)
| 同性に、というか自分以外の他の人に触れられたのも初めてで、 それが更にこんな絶世の美女にまじまじと見られてしまう羞恥心から、 どうしようもない恥ずかしさが込み上げてくる。
しかし、それは嫌という感情だけでは表現できない、 複雑な何かが來羽の中に駆け巡っていた。
クラクラする…
痺れるような甘い香りに、女性特有の柔らかさに、 そして何よりも間近で見る彼女の色香に のぼせてしまいそうな感覚に陥ってしまう。 色白くスラリと長い脚が自分に纏わりつくように絡んでいる。 同じ高校生でなく、もう既に大人の女性を感じさせるような色気が 一層來羽を高ぶらせていく。
同じ女であるはずなのに、ドキドキする気持ちが加速するのを感じていた。 こうやって身体を密着させていても、おそらく襲われているに近いだろう状態でも、 男性とは違うか細い腕や、女性である安心感から本気で抵抗することができない。
陰部を触られた恥ずかしさよりも、このまま彼女に身を任せてしまいたくなるような 脱力感に自らの戸惑いを感じていたその時だった…
|
|
|
□投稿者/ 琉 一般人(1回)-(2018/02/11(Sun) 03:23:50)
| コンコン…
入口の扉をノックする音がした。 部屋が静寂に包まれていた中、その向こうから声をかけてくる人物がいた。
「お〜い。そろそろ行けるかな?」
生徒会長だった。
そういえば歓迎会があると会長が言っていた。 時間はもうすぐ夕飯時のようで、準備が整いつつあるのだろう。
何か返事をしなきゃ… 來羽はそう焦ったが、口元を円の手で塞がれていて思うように 声を出すことができない。
「彼女の体調が芳しくないので、本日は欠席します」 円の手の隙間から何とか声を上げようともがいているうちに、 代わりに彼女が答えてしまった。
…っていうか、勝手に欠席にしないでよ!
編入したばかりの不慣れな学校で、自分のために わざわざ歓迎会を開いてくれるということは素直に嬉しいし、 できるだけ参加したいと考えるのは当然のことだった。
思ってもいない回答をされて、咄嗟に來羽は円の顔をキッと睨み付けた。 それが円の嗜虐心をますます刺激すると知らずに。
「続きを…しましょう」 耳元でそっと囁かれたところからゾクゾクして、熱くなるように感じた。
…続き…って
まだあどけない顔をしているといっても、來羽ももう高校生である。 この行為に性的な意味があることは理解している。 彼女も自分も女性で、女同士でこの後どうするのかなんて 恥ずかしくて想像したくもない。 自分の頬がどんどん赤面していくのが分かった。
いつの間にか円は、來羽の口元を塞いでいた手をとって 再び啄ばむような口づけをしようとしていたその時、 部屋の扉をガチャッと開く音がした。
|
|
|
■記事リスト /
レス記事表示 →
[親記事-7]
|