SMビアンエッセイ♪

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■2819 / 親記事)  何を後悔したらいいのかわからない・・・01
□投稿者/ 麻琴 一般人(1回)-(2006/03/11(Sat) 02:39:44)
    『中嶋さん?

    ちょっといい?』

    同じフロアで働く別の部署の女性が、

    突然私の席に来て声をかけてきた。

    私、中嶋智子。27歳。

    某メーカー会社の教育部に所属している。

    新人教育をはじめ、社内の各システムの教育を一貫して行う教育専門部署だ。

    声をかけてきたのは、私より遥かに若い女性。

    顔くらいは同じフロアなのだから知ってるが、

    名前も知らないその人は、なんだか機嫌が悪い・・・と言うか、

    怒ってる様に感じられた。

    トレーニングで何かあったっけ?と一瞬思ったが心当たりも無く・・・

    『・・・・はい?何か?』

    私は皆目件等が付かず、怪訝な顔だったかもしれない。

    『5分程度でいんだけど・・・ちょっと話せない?』

    確実に年下で、はじめて話をするのにタメ口かよ!と思いながら

    『・・・・・いいですけど・・・どちらで?』

    仮にも社内のトレーナーである私は、落ち着いた声で聞き返した。

    『人がいないところがいいので、屋上』

    『いいですよ』

    私と、名も知らないその人は、一言も口を利かないまま屋上に出た。
引用返信/返信

▽[全レス72件(ResNo.68-72 表示)]
■3013 / ResNo.68)  なんだかドキドキ!
□投稿者/ 白 一般人(1回)-(2006/04/11(Tue) 15:11:06)
    今日は風邪で会社を休んでいるのでゆっくり読みました。
    また熱が上がりそう・・・・
    読いながら軽く(?)一人で慰めちゃいました。
引用返信/返信
■3015 / ResNo.69)  菜々さん。ありがとうございます♪
□投稿者/ 麻琴 付き人(54回)-(2006/04/12(Wed) 19:41:26)
    今回は飛び飛びで話を考え繋げたもので、結構無理な展開もあり、
    話も長くなってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございます。
    次作も是非、読んでくださいね!

引用返信/返信
■3016 / ResNo.70)  白さん。ありがとうございます。
□投稿者/ 麻琴 付き人(55回)-(2006/04/12(Wed) 19:43:29)
    お風邪はいかがですか?
    慰め(?)のお供になれば幸いです。
引用返信/返信
■3041 / ResNo.71)  すごいです!!
□投稿者/ mayu 一般人(5回)-(2006/04/24(Mon) 23:17:30)
    なんていうのか、ほんと、スゴイ!!
    私も初めから一気に読んでしまいました。
引用返信/返信
■4273 / ResNo.72)  Re[3]: 最高!!!
□投稿者/ momo 一般人(1回)-(2007/03/02(Fri) 20:56:10)
    天才だね。
引用返信/返信

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■6209 / 親記事)  Necessity
□投稿者/ 楓夏 一般人(1回)-(2010/02/27(Sat) 23:43:38)
    ねえ、私の事なんて誰にも理解できないの。










    『友達』だなんて綺麗事、中身を上辺だけしか知らない人達の代名詞。










    いくら愛してる、大好きって言ったって、『恋人』なんて一緒に居るだけの他人。










    誰か、私の事を他の人よりも、今までの人よりも、私の事を理解してみせて、深入りしてみせて。






























































    ―――――――昔から感じている、この心の空洞をすっぽりとあなたの存在で埋めて、消して。
引用返信/返信

▽[全レス8件(ResNo.4-8 表示)]
■6214 / ResNo.4)  Re[1]: Necessity
□投稿者/ 沙耶 一般人(1回)-(2010/03/02(Tue) 10:20:27)
    さりげない文章が素敵です(*^_^*)
    続きを楽しみにしています。
引用返信/返信
■6215 / ResNo.5)  Necessity〜沙耶様〜
□投稿者/ 楓夏 一般人(5回)-(2010/03/02(Tue) 22:24:20)
    応援ありがとうございます。
    さり気ない文章ですか、こんなつたない文章をお褒め頂き嬉しいです///
    頑張って何とかやって行きたいと思っています。
    亀更新かもしれませんが、これからもよろしくお願いします。
引用返信/返信
■6216 / ResNo.6)  Necessity(4)
□投稿者/ 楓夏 一般人(6回)-(2010/03/02(Tue) 23:13:24)
    10時を過ぎた頃、聖は杏子と一緒に部長である時雨の机の元へ彼女に大声で呼び出された。
    何かと思いながら仕事を止めて彼女の元に行くと、パソコン画面に目を通していた時雨に言われた。



    「お、来たか!いや〜実はなあ、聖に杏子の教育係を任されて欲しいねん。本当はうちがやるべきやろうけど、忙しくて。あかん?」



    確かに時雨が自分で言う通り、部長という立場にいるからには仕事だって沢山あるし、出張や会議もあるため忙しい。
    それに勝手に聖が目標の女性としている時雨に頼まれては、珍しいのもあるが断れるわけが無かった。



    「はい・・・・いいですよ」


    「おお、引き受けてくれるか!じゃあ頼んだで!うちはこれから出張で九州や!」



    どこから取り出したのか、多分机の下から取り出した白のキャリーバッグの車輪を転がしながら、時雨は早足で部屋を去って行った。
    取り残された聖と杏子だったが、仕事もまだ残っているし、教える事が無いわけではない。
    しばらく呆然としていたが、聖は白いスーツを綺麗に着こなしている杏子の方を向いた。



    「私なんかが教えるなんて不安かもしれませんが・・・・よろしくお願いします」


    「いえいえ、聖さんて何だか頼りがいがありそうだし・・・・こちらこそよろしくお願いします」



    10時を過ぎているのを腕時計で確認した聖は、まずはコーヒーを淹れる事を杏子に教える事にした。
    この部署では10時と3時に誰気が付いた人、手が空いている人が率先してコーヒーを淹れる事になっている。
    杏子を連れて行って部屋の奥にある扉を開けると、その奥には冷蔵庫やガスコンロなど、給仕に必要なものが置いてある。
    聖は杏子にものの場所を教えながら、今日来ている同じ部署の全社員の人数分のコーヒーを淹れる準備を整えていく。



    「聖さんて、失礼ですけどおいくつですか?」


    「私・・・・?私は26歳ですよ。もうすぐ三十路に入っちゃうんです」


    「そうなんですか!?私と同い年なんですね!嬉しいわ」



    実は聖と部署は違ったが同期で入社していた杏子は、聖とは同じ年齢だったのだ。
    それで一気に2人の仲は順調に深まっていき、今夜は仕事帰りに一緒に夕食を食べる約束をするまでになった。
    コーヒーを人数分淹れた聖と杏子は、砂糖とミルクが入った小さな籠と一緒に各社員に配り、そして自分の仕事に戻った。














    7時過ぎ、仕事を終わらせた聖と杏子は、電車に乗って少し離れた和風の料理店に訪れていた。
    2人の家が正反対の位置にあったため、中間地点で夕食を食べる事になって携帯で調べてみた、2人とも初めての店だ。
    松や梅が綺麗に整えられた庭を囲むようにして建てられた和風の平屋。庭が見えるように中央部はガラス張りになっている。
    店自体の雰囲気はとても落ち着いた静かな店で、聖の好みの店だった。小音量で音楽が流れる店内は、癒される雰囲気を醸し出している。



    「とてもいいわね、このお店。今度他の友達も連れて来ようかしら」


    「私も気に入ったかも」



    刺身や茶碗蒸し、天ぷらといった和食の夕食を赤い箸で食べながら、まったりと座敷で2人で話をする。
    聖は大学に6年間通ってカウンセラーの資格を取得している事、結婚願望など恋愛に対する興味が今はあまりない事。
    杏子は大学は海外の大学に4年間通い、数カ国に留学経験がある事、聖と同じく、今は恋愛に対する興味があまりない事。
    2人は今日の朝に仲が深まったばかりだというのに意気投合し、会話を弾ませていたが、時間には限りがある。
    ご飯を食べ終わり会計を済ませ、電車で会社の最寄の駅に着くと、名残惜しい気もしながらそこで別れた。



    「じゃあまた明日ね、杏子」


    「ええ、また明日。おやすみなさい」



    自分のマンションに帰った聖は、包帯とガーゼを取り替えて傷口の消毒をすると、服を着替えてベッドに横になった。
    今日は何だか寝れそうな気がしていたが、電気を消して布団に潜り込んで数分が経過しても、やっぱり今日も眠りには辿り着けない。
    せわしくごろごろと何度も寝返りを打って左右に動きながら、カーテン越しに入ってくる月明かりを見つめていた。
    今夜もやっぱり、消毒して包帯とガーゼを取り替えたばかりだというのに傷口は疼いて熱を持っていた。



    「流石にやばいかな・・・・・・・」




    病院に行くのは嫌だから、という理由で精神科などには行った事はないが、自分の精神が普通ではないというのは分かっている。
    手首だけではなく、聖は高校生ぐらいの頃から足首や腕、胸元などを何回かカッターで自分で傷付けていた。
    高校生の頃から続いている不眠症もいつかは治るのが分かっているため、積極的に病院に行く気にはならなかった。
    結局、聖は冷蔵庫の中で冷やされていたペットボトルのミネラルウォーターを飲みながら夜を明かした。
引用返信/返信
■6217 / ResNo.7)  Necessity(5)
□投稿者/ 楓夏 一般人(7回)-(2010/03/02(Tue) 23:43:55)
    次の日の朝、眠れなかった聖がいつもよりかなり早めに出社すると、やっぱり他の社員は来ていないようだった。
    聖がまだ誰も出勤していないであろう自分の部署の部屋のドアを開けると、予想は外れた。
    そこには、一昨日から一言も交わしていない雅の姿があったのだ。彼女はパソコンに向かって作業をしつつ、チョコレートを食べている。
    自分の席に座った聖に素早く気が付いた雅は、素手で割った板チョコを口に頬張ったまま聖の隣に椅子ごと移動してきた。
    彼女が近付いてきた途端、彼女が食べているミルクチョコレートの甘ったるい、チョコレート独特の匂いがし、聖は顔をしかめた。



    「はよ、聖」


    「・・・・おはよう」



    いつの間にか自分の事を呼び捨てにする雅に内心驚きながらも、とっくに目が覚めているのか顔がしゃきっとした雅をちらりと見た。
    チョコレートを奥歯で噛み砕いて飲み込んだ雅は、椅子の背もたれに両肘を乗せて頬杖を付きながらくるくると回転させた。



    「何、また今日も頑張ってお仕事するん?」



    クリアファイルを開き、書類の束を数束取り出した聖を見て、茶化すように聖が聞いた。
    そんなお調子者っぽい感じの雅を聖はまたもちらりと見ただけで、すぐに書類の束に視線を戻す。



    「今日はこの間のように間に合わないんじゃないけどね。部長に頼まれてたの」


    「ほお〜、アンタ部長に頼りにされてるんや?凄いやん」


    「馬鹿にしないで」


    「つれへんな〜。愛想良くせんと人に好かれんで?」


    「別に好かれなくても、きちんと分かってくれる人がいるだけでいいから」


    「うわ、大人!」



    けらけらと笑いながら椅子をくるくると回転させていた雅だったが、チョコレートを食べたばかりで酔ったらしく、回転を止めた。
    書類を確認してファイルに戻すと、雅がまたも馴れ馴れしい口調と声で聖に話しかけてきた。



    「なあなあ、アンタ恋人いないん?」


    「そういう恋愛には今は興味がないから、特にいないけど」


    「ふぅーん・・・・じゃあ寂しい奴なんやね」


    「黙ってくれる?私は寂しくはないから」


    「・・・・強がりやなー」



    そう言い残して椅子ごと自分の席に雅が戻っていくと、数人の社員が同時に出勤してきた。
    それからどんどん社員が出勤してきて、あっという間にいつもの朝が始まった。














    「聖ちゃん!これ、受け取ってくれないかしら?」



    10時過ぎ。今日はたまたま手が空いていた理恵がコーヒーを社員に淹れて配っており、聖にも勿論温かいコーヒーを持ってきた。
    その時、他の社員にもコーヒーと一緒に渡していた白い高級そうな長方形の封筒を手渡された。



    「これって何ですか?」


    「結婚式の招待状よ。来月だから配ってるの。是非聖ちゃんにも来て欲しいわ」



    にこっと笑った理恵はやっぱりモデルや女優のように綺麗で優雅な女性で、きっと良い新婦になるんだろうと思われた。
    結婚式に着るであろうウエディングドレスもきっと似合うんだろう。来月という事はもう既に選んで準備をしているはずだ。
    理恵のドレス姿を楽しみにしながら封筒を受け取ると、理恵は次の社員にも温かいコーヒーが入ったカップと白い封筒を渡していた。
    こうなれば、聖もドレスか振袖を買うなり借りるなりして準備しなければならなくなったが、少し待ち遠しくなった。














    『どうするの?理恵さんの結婚式。聖は行くの?』


    「私も行こうかなって思ってるんだけど」


    『やっぱり行くわよね、私はあんまり関係ないけど、良い人だったわ。何回か話したの』



    その日の夜、自宅で夕食を済ませた聖に、同じくとっくに自宅に帰った杏子から携帯に電話が入った。
    内容は結婚式はどうするのかどうかという事。勿論聖は結婚式に折角だし出席するつもりだったし、杏子も出席するつもりらしい。
    他の社員達も楽しみにしているし、多分全員が彼女の結婚式に出席する事になるだろう。相手の新郎も多少は気になる。
    そういう事を10分ほど杏子と話した聖は、携帯を充電して寝ようかと思ってベッドに入るものの、やっぱり今日も眠れなかった。
引用返信/返信
■6220 / ResNo.8)  NO TITLE
□投稿者/ 名無し 一般人(1回)-(2010/03/16(Tue) 01:56:33)
    さりげない文章が本当に上手いですね^^
    何人も素敵な女性が出てきていて続きがかなり気になります♪
    頑張ってくださいねっ

    (携帯)
引用返信/返信

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■2777 / 親記事)  禁断恋愛〜幼なじみ〜
□投稿者/ 神夜美華 一般人(1回)-(2006/03/03(Fri) 22:44:38)


    《禁断恋愛〜幼なじみ〜》




    ―7年前の秋―



    その日…
    私は涙で顔がぐしゃぐしゃになるぐらい涙を流した



    「帰ってきたらまた一緒に遊ぼうね」



    「うん…絶対だよ…!!」



    「約束!だから泣かないで……それと…」



    あの頃はただずっと傍にいた君が離れてゆくのが寂しくて…悲しくて…




    「それと…もう1つ約束…イイ?」



    いずれまた出会う未来の君に少しでも追い付きたくて



    「えッ…何ッ?!」



    「あのね…//また逢ったら…私の……」




    出会えた時少しでも君に近づきたくて…


    その時言った君の言葉を私は何年経っても忘れはしなかった









    「私の…およめさんになってねッ////」



    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス6件(ResNo.2-6 表示)]
■2782 / ResNo.2)  幼なじみSt.3
□投稿者/ 神夜美華 一般人(3回)-(2006/03/03(Fri) 23:51:03)
    2006/03/04(Sat) 00:09:32 編集(投稿者)



    そしてチャイムが鳴り皆は席へと着くと新しい担任が挨拶を始めた




    …高校になって私は色々変わった


    小さい頃は背も低く泣き虫だった自分だけど
    月日が流れ中学を卒業する頃には身長は172p

    膨らむ場所を間違えたようで全体的にスラッとした体型に育ってしまい
    自然と髪型や服装…
    性格までも男っぽくなってしまった


    まぁ母さんに似たおかげで顔立ちはまだ女らしさを保っている

    だが極め付けにここ、三田坂高校は女子高…つまり女しかいないそんな環境の中で過ごす思春期の女子達の恋はもちろんの如く違った方向へと進み
    いつの間にかこの学校には禁断の愛を育んでいる生徒達が3分の1もいると言われている



    そして千雪もその中の1人


    「ねぇねぇ席隣にしよッ」


    私も元々女に興味がない訳じゃなかったので高1の夏に告白してきた千雪にあっさりとOKを出したのだった



    「いいよ」


    (携帯)
引用返信/返信
■2783 / ResNo.3)  幼なじみSt.4
□投稿者/ 神夜美華 一般人(4回)-(2006/03/04(Sat) 00:02:13)
    2006/03/04(Sat) 00:11:32 編集(投稿者)



    ―キーンコーンカーンコーン…―



    色々考えてるうちに1限目はすぐ終わった



    「もぉ〜2年になっても亜純と一緒になれるなんてスッゴイ幸せvV」


    休憩時間になって隣の席にいた千雪が笑顔で話しかけてきた



    ハッキリ言って千雪の事は可愛いと思うし好きだ

    だけど……


    「私も幸せだよ」


    「エヘヘ//……亜純、私の事好き?」


    「好きだよ」


    「じゃあ愛してる??」



    ドキッとした

    千雪に自分の気持ちを見透かされてるようで……





    「…愛してるよ」



    私は「好き?」と聞かれた時みたいにすぐには言えなかった

    それは何年前かのあの約束がまだ自分の中で消えていなかったから……



    「ホント〜にぃ????」


    「本当だよ千雪」


    「エヘヘへ////」



    千雪の零れるような笑顔を見ると罪悪感と共にホッとする


    過去の約束は忘れられないけれど
    今の関係を捨て千雪の笑顔を曇らせるような事が出来るほど私は強い人間じゃなかった……





    そしてそんな私に
    神様は怒ったのだろう…


    (携帯)
引用返信/返信
■2784 / ResNo.4)  幼なじみSt.5
□投稿者/ 神夜美華 一般人(5回)-(2006/03/04(Sat) 00:59:05)
    2006/03/04(Sat) 01:01:27 編集(投稿者)



    なんだかんだでその日は
    午前中で学校は終わり
    私は千雪と話をしながら帰り道を歩いていた



    「あ…あのさ…さっきの」


    「え?何??」


    「朝、チュウしてくれるって言ったじゃん//」


    「あぁ…千雪そんなにしてほしいの?」


    「ちッ、違ッ////」



    顔を真っ赤にさせて上目遣いでこっちを見てくる

    可愛い…



    「ふ…ッ、やっぱ千雪は可愛いなぁ」


    千雪の可愛さで顔がゆるむ



    ―チュッ…―



    「////////」


    真っ赤だった顔が
    もっと赤くなった



    「満足しましたお姫様?」



    「………なぃ」


    「ん?」



    「……足りないよぅ//」


    目を潤ませて私に抱きつく千雪



    その意味を理解した私は
    千雪の肩を抱いて

    「(ウチ……来る?)」

    と耳元で囁いた



    そして案の定千雪はコクンと首を縦に振ると
    手を繋いで私の家に向かった

    (携帯)
引用返信/返信
■2785 / ResNo.5)  幼なじみSt.6
□投稿者/ 神夜美華 一般人(6回)-(2006/03/04(Sat) 01:34:52)


    「ッんぅ…!!」


    家に着いて私の部屋へと踏み入れた千雪を
    私はすぐさま抱き上げベットに寝かせてキスをした


    さっきとは違う
    …もっと深いキス



    ―チュッ…ピチャ…―



    「ンぁッ…亜純、待ってぇ//」


    「待てない」


    私はうやむやした気持ちをセックスで紛らわそうと
    唇を離すと少し強引に千雪の上着とシャツを剥ぎ取りブラジャーをたくし上げた



    「ふッ…千雪、乳首立ってるよ」


    「やぁあ////」


    綺麗な水色のブラジャーの下にはふっくらとした母乳が目の前に現れ
    その先のピンクの乳首はすでにコリコリに立っていた



    「もう感じてるの?」


    「ちがッ//ひゃんッ!!」


    千雪が首を振りながら否定しているのをよそ目に
    私はその可愛らしいピンクの乳首を舌でつついた


    「ぁ…ぁあッ」


    千雪は体をビクつかせて
    その快感に耐えていたが
    すでに秘部はグショグショに濡れ
    下着の上からでも分かるぐらいに湿っていた


    それに気付いた私は乳首を舐めながらスカートを脱がせた

    (携帯)
引用返信/返信
■2861 / ResNo.6)  気になります
□投稿者/ かにゃ 一般人(1回)-(2006/03/17(Fri) 23:50:53)
    すごく続きが気になります(>_<)楽しみにしているので続き書いてくださぃm(_ _)m

    (携帯)
引用返信/返信

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■6153 / 親記事)  夏のハジマリ。
□投稿者/ 蒼 一般人(1回)-(2009/11/18(Wed) 20:34:23)
    ――その日も、雨が降っていた。

    7月ももう下旬だというのに1週間以上、すっきりと晴れない日が続いていた。
    「あーっもう!いい加減に晴れてくれよ!」
    大学から少し離れた、大きな公園の脇に立つマンション。
    そのエントランスの前で、長身の女の子がたたんだ傘をぶんぶん振りながら叫んでいた。

    彼女は佐久間 空。
    名は体を表す、とはよく言ったもの。
    「天気のいい日にはほとんどいつも外にいる」と知人からからかわれるくらい青空と戸外を好んでいる。
    そして、中途半端な天気の日が続くと、天然パーマのショートヘアに変なクセがつくこともあり、分かりやすく機嫌が悪くなる。
    まあつまり、気分屋だ。

    マンションのエントランスに敷かれている泥除けにスニーカーをこすりつけ、郵便受けの部屋番号をちらりと確認した。
    「えーっと、306?だっけ」
    たどたどしく、オートロックの操作盤の数字キーを押し「呼び出し」を押してしばらく待つ。
    「はい?」とすぐに声が聞こえた。
    「空です」と短く答えると、すぐに目の前の自動ドアが開いた。
引用返信/返信

▽[全レス13件(ResNo.9-13 表示)]
■6162 / ResNo.9)  夏のハジマリ。10
□投稿者/ 蒼 一般人(11回)-(2009/11/21(Sat) 03:49:32)
    最初は触れるか触れないかくらいの軽いキス。
    そして髪に触りながら、ゆっくりと長いキスを交わした。
    「空…」
    百香は感じやすいのか、それだけでうっすらと目を潤ませている。
    もう一度唇を合わせながら、百香の下唇に軽く歯を立てると、
    「んっ…」とびっくりしたように身体が反応した。
    そのまま、唇をなぞるように舌を百香の口の中に侵入させて、百香の舌を吸い上げる。
    ちゅ…ぴちゃ……
    しばらく、粘膜が重なりあう音だけが響いた。

    唇を離すと、今度は百香の耳元に唇を寄せた。
    空の唇が耳に触れるだけで「やぁっ……」と声をあげてしまう百香。

    「耳、真っ赤ですよ?」
    百香の色白の肌は既に、耳だけではなく鎖骨の下まで赤く染まっていたが、あえて空はそう言って、耳の外周に沿って舌を這わせ、耳たぶを軽く噛む。

    「……っ、あぁんっ」声が出てしまう百香に、
    「声が外に聞こえちゃいますよ?」と耳元に息をかけながらからかう口調で言う空。
    部屋の窓が開いているのを思い出したのか、百香は声は出さずに吐息をもらした。

    「我慢してるんですね。でも、身体は、ビクンってすっごい反応してますよー」
    そう耳元で囁きながら、右手の指先を首筋から鎖骨へとそっと動かしていく空。
    その指の動きにも百香は反応する。

    「モモさん…、すっごい感じやすいんですね」
    「そ…んなこ…と……、ああんっ」
    「耳元でこんな風に囁かれて、ちょっとキスするだけで相当気持ちよさそうですよ?」
    「い…やぁ……んっっだめぇ」

    空の言葉通り、百香は耳をせめられるだけで頭がしびれそうなくらい感じていた。

    空は、一度百香の上から起き上がった。
    「モモさん、ベッドの上にに座ってもらえませんか?」

    百香がゆっくりと起き上がり、ベッドの奥のほうに腰を動かすのを見て、空は開いている窓を閉めた。

    「窓閉めたんで、声いっぱいだせますよー」
    隣に座った空はそう言いながら再び、耳に唇を近づけた。
引用返信/返信
■6166 / ResNo.10)  Re[1]: 夏のハジマリ。
□投稿者/ 真里菜 一般人(1回)-(2009/11/28(Sat) 11:49:51)
    ドキドキします^^
引用返信/返信
■6169 / ResNo.11)  Re[2]: 夏のハジマリ。
□投稿者/ 蒼 一般人(12回)-(2009/11/30(Mon) 21:29:13)
    ありがとうございます。
    のんびりペースですが気長にお付き合いくださいm(_ _)m
引用返信/返信
■6170 / ResNo.12)   夏のハジマリ。11
□投稿者/ 蒼 一般人(13回)-(2009/11/30(Mon) 22:12:30)
    百香は空にしがみつくように両腕を首に回した。
    空は右手で首筋をやさしく撫で上げながら、耳たぶを軽く噛んで、吸い上げる。
    「んんっ…!あっ!」
    それだけで百香は色っぽい声をあげた。
    窓を閉めたせいか、さっきよりも声はおおきい。

    「めちゃくちゃエロいんですね……」空が興奮でかすれた声で呟いた。
    その声と吐息にも反応して身体をビクンと震わせる百香。
    「……もっと、」

    そう言うのと同時に、
    右手で百香の身体に巻かれていたバスタオルをぐいっと強引に引き下げた。

    「あぁん!!」
    いきなりバスタオルに乳首をこすられ、百香は叫びに近い声をあげた。

    「もっと、気持ちよくなりたいですよね?」
    百香の目を見て、空が訊いた。
    「うん………もっとキモチよく、して…あっ!」
    答えるのと同時に、空の指先が百香の乳首に触れてた。
    本当に触れるか触れないかくらいの軽いタッチにも反応して、声を出してしまった百香は恥ずかしそうに目を伏せた。

    「モモさん、手、後ろについてください」
    言われたとおり百香が後ろ手に身体を支える姿勢をとった。
    それでも、百香のふくらみはきちんと形を保ったまま、乳首は少し上向きで空を誘ってるように動いた。
    空は、そのふくらみを下から受け止めるように両手でつかみ、軽く揉みあげながら、乳首にそっと唇を近付けた。

    「はぁ……ん」
    先程の耳へのそれよりも、軽めの愛撫。
    柔らかい唇で触れるか触れないかくらいのタッチに、百香はもどかしさを感じた。

    (―なんか、すっごい…恥ずかしい)
引用返信/返信
■6172 / ResNo.13)  夏のハジマリ。12
□投稿者/ 蒼 一般人(14回)-(2009/12/03(Thu) 22:16:43)
    唇でつんつんっとごく軽く、乳首をつついて百香を見上げた。
    百香の肌は紅に染まり、目は潤んでどこかトロンとした表情。
    普段は絶対見せない顔と声に、空は百香をめちゃくちゃにしてしまいたい衝動に駆られていた。

    (―でも、)

    乳首を唇でやさしくはさみこむように捉え、唇だけの力で、軽くリズミカルに刺激し続ける。
    右手はもう片方の乳首をやはり軽くつつき、こする。

    「んんっ……やぁ……あ…ん」
    敏感なところに刺激といえないくらいの愛撫を受けて、百香は知らず知らずのうちに太ももをこすり合わせ、身悶えていた。

    「そ、空ぁ……」
    もどかしさに耐えられなくなった百香が切なげな声をあげた。
    「どうしたんですか?」
    わざと手を止めて、空が訊いた。
    「おねがい…もっと、して…」
    「もっと?」と言って空は乳首を強めに舐めあげた。
    「あぁん!」すぐにビクン、と百香の身体が跳ねた。
    「でもモモさん、こうやって…」
    わざと乳首に息を吹きかけるように言いながら、空の右手の指先は優しく乳輪をなぞる。
    「焦らされるの、好きでしょ?…もう全身がビクビク動いちゃってますよ」
    「っ……やぁっ」
    恥ずかしそうに首を振る百香。

    空はその反応に言いようのない衝動にかられ、
    両方の乳首をさっきよりも強めにつついて、そっと摘まみ、指先でこすりあげて転がした。
    いきなり敏感なところだけを集中して責められた百香は、
    「あっ!…だめぇ!」と声を上げ、身体を震わせた。
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■3614 / 親記事)  彼女の秘密 〜ツカサ〜
□投稿者/ 皐月 付き人(60回)-(2006/08/08(Tue) 03:04:17)
    彼女の秘密続編を書こうと思います(o^∇^o)ノ
    言葉足りない事などあるかもしれませんが、
    良かったら読んでくださいね.。.:*・゚☆


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▽[全レス93件(ResNo.89-93 表示)]
■3808 / ResNo.89)  ☆子さんへ
□投稿者/ 皐月 軍団(128回)-(2006/09/01(Fri) 05:49:57)
    完結しました(o^∇^o)ノ
    今まで応援してくれてありがとうございました゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

    ☆子さんの感想はとても詳しく書いてあって、ちゃんとツカサやヒトミの書かれていない気持ちまで読み取ってもらえて、皐月はとても嬉しかったです(人´∀`).☆.。.:*・°

    どんな終わり方でもツカサをハッピーエンドにしてあげたかったのです(笑
    皐月もツカサ好きですから(*ノωノ)(爆

    また新しい作品ができたら、是非☆子さんの感想が聞きたいです.。.:*・゚☆
    なので、よかったら読んでやってくださいねヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノ

引用返信/返信
■3818 / ResNo.90)  うわーーーん!!!
□投稿者/ さき 一般人(9回)-(2006/09/06(Wed) 02:54:00)
    わけ合って暫く見れないでいたら。。。。最終回に!!!
    覚えててくれてるかな?さきです。
    皐月さんコメント全然かけなくって、応援も途中からできなくてごめんね(><)
    でもでも、やっぱり相変わらず皐月さんには才能があると思うょ
    すごく。すごい情景とかも浮かぶし。
    これからもきっとすてきな作品書けるんじゃないかな?って思います♪
    ほんとうに、途中から読めなくなってごめんねorz
    そしてそしてお疲れ様でした☆
引用返信/返信
■4286 / ResNo.91)  最高
□投稿者/ momo 一般人(3回)-(2007/03/12(Mon) 17:54:00)
    2009/05/27(Wed) 15:40:22 編集(管理者)

    濡れ場シーンがいいね
完結!
引用返信/返信
■6258 / ResNo.92)  Re[2]: ありがとうございました☆
□投稿者/ チキン 一般人(1回)-(2010/07/18(Sun) 12:17:00)
    欲を言って良いですか?
    出来れば、ヒトミ先輩の心の動き?
    日常というか、相馬とのこととかも知りたいです・・・。
    これはツカサ主観だから・・・。
引用返信/返信
■6293 / ResNo.93)  NO TITLE
□投稿者/ 匿名 一般人(3回)-(2011/04/10(Sun) 12:20:21)
    あげ!

    (携帯)
完結!
引用返信/返信

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