SMビアンエッセイ♪

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■1104 / 親記事)  磔にされたくて
□投稿者/ ゆかり 一般人(1回)-(2004/12/01(Wed) 02:33:17)
    なんかすごくムシャクシャしてたんです
    生理が近かったのも原因かもしれません
    身体が熱っぽくて なんとなくエッチな気分でした
    いつも見てるちょっとエッチなホームページの掲示板を見てたら
    レズ体験の話が載ってて 怖いものみたさの興味半分にネットで検索してみたんです

    一番上に出てきたページをクリックするとそこはパートナー募集と体験談の掲示板でした
    全然自分の知らない言葉・・同性の生々しい誘い・・そして体験談
    気が付けば読みふけっていました 全ての体験談の名前を自分に読み替えて
    もちろん このままでは今日は自分でしないと我慢できないのはわかりきってます
    でも わざと焦らしながら・・それ以上にもっと過激でドキドキするストーリーを探していたんです

    その中に 他の女性とは全然違う書き込みがありました
    なぜかその書込みを見たとたん スクロールする指が動かなくなったんです

    「苦しませてあげる 泣き叫びなさい 後悔させてあげる
    羞恥と苦痛と背徳の快感に 涙を流しながら悶えるのです
    貴女がどんなに淫らで罪深いか 思い知らせてあげる ミサ」

    手が震えました・・
    イメージしたのは子供の頃にみた魔女裁判の話
    若く美しい外人の女の人が 裸にされて男性に調べられて
    最後は広場で全裸で磔にされて火あぶりの刑にされる話
    怖くて寝られなくなったのに 今も強烈なイメージとし焼きついています

    その日は そのままパソコンを切りました
    その部分はすでに我慢の限界でした
    いつもより強く 自分に意地悪するように爪を立てながら必死に声をこらえ
    何度も登りつめました
引用返信/返信

▽[全レス28件(ResNo.24-28 表示)]
■1250 / ResNo.24)  Re: 磔にされたくて
□投稿者/ ゆかり 一般人(21回)-(2004/12/22(Wed) 01:43:55)
    15.目覚め
    「喉渇いちゃったねっ」不意にミサが明るい声で言った
    ・・え?は はいっ
    「ワイン飲もうかな〜 冷たいのっ」
    ミサの意図がわからず ちょっと首をかしげたゆかりの耳元で
    ミサは信じられない言葉を口にした
    「ルームサービス 頼んじゃおうかな」
    ・・??え
    戸惑うゆかりを無視して ミサは内線でフロントにワインをオーダーしている
    「さ シャワーしてこようかなー 鍵開けておくから後はお願いねっ
    そうそう 待ってる間ヒマでしょ?遊んでなさいっ!」
    そう言うとカバンからウズラの卵大のピンクの玉を取り出すと
    スイッチを入れる 玉が激しく振動し始めたのを確認すると
    ゆかりのクリトリスの付け根に固定しました
    ・・あ!あぁぁー だめーっ・・
    発情した陰部が一気にうごめく もちろん今まで経験のない刺激に
    脳に直接電気が走った 恥も外聞もなく 大きな声で悶える
    しかし それをあざ笑うように ミサはゆかりに目隠しをすると
    シャワーへ向かっていった
    ・・どうしよう・・このままじゃホテルの人が来ちゃう・・
    こんなカッコ見られたら・・恥ずかしすぎるよぉ・・
    ゆかりの不安とは裏腹にクリトリスに固定されたローターは振動を続け
    我慢しようとしても 声を抑えることが出来なかった
    やだ・・このままじゃイッちゃうよぉ・・我慢できない・・
     コンコンっ
    ドアがノックされた
    ・・やだっ ホントに来ちゃった・・どうしよう・・
     コンコン
    再度ノックされる
    ・・ツルツルにされたアソコを見られちゃう・・知らない人に・・
    ミサ様の命令で・・晒し者にされちゃうんだ・・
    返事をしようと口を開くが声がでない
     コンコンコン!
    3度目のノックは明らかに強かった その音にビクッと反応したゆかりは
    反射的に はいっ と声をだした
    ・・ああ 見られたい・・ホントはこの格好を見て欲しいんだ・・わたし・・
    もう 自分を抑えられなくなっていくのがわかった
    ドアが開き人の気配がする
    「ルームサービスです あっ! あの・・」
    若い女性の声だった 明らかに動揺しているのがわかる
    「・・大丈夫ですか??」
    小声で恐る恐る聞く
    ・・は はぃ・・
    「・・だれか助けを呼びましょうか?」
    ・・え?あっいえ・・そのぉ・・好きでやってるんです
    「え?」
    (どうしよう・・大事になっちゃう)
    ・・あ あの・・私ヘンタイなんです 見られるのが好きなんです
    お願いします・・ゆかりの恥ずかしい姿 見てください・・
    その瞬間に 何かが弾けとんだ
    ・・あ だめ もう・・もうイキそうなの・・おねがい見て!
    言い終わると同時に 身体が弓なりに仰け反った
    そのまま 意識は遠のき 霧の中に吸い込まれていった
引用返信/返信
■3966 / ResNo.25)  ゆかりさま大好き
□投稿者/ 菜穂 一般人(1回)-(2006/11/12(Sun) 14:20:24)
    ゆかりさま お元気でいらしゃいますか
    新作お待ち申し上げます
引用返信/返信
■4068 / ResNo.26)  Re[3]: ゆかりさま大好き
□投稿者/ ゆかり 一般人(1回)-(2007/01/03(Wed) 02:01:38)
    ゆかりです
    すごく久しぶりに見にきたら・・コメントがあって嬉しくて涙が出ました
    まだ覚えていてくれるひとがいたんだ・・
    ホントにありがとう
引用返信/返信
■4115 / ResNo.27)  Re[4]: ゆかりさま大好き
□投稿者/ あかね 一般人(1回)-(2007/01/20(Sat) 20:19:26)
    私もゆかり様大好きです。
    すごく濡れてくちゅくちゅしてます。
    続き待ってます。
引用返信/返信
■4169 / ResNo.28)  ゆかり様へ
□投稿者/ カルーア 一般人(1回)-(2007/02/04(Sun) 20:36:16)
    今までのを読ませてもらいました。

    ゆかり様のペースでもよろしいので、更新を楽しみにしています。

    (携帯)
引用返信/返信

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■1094 / 親記事)  年上の彼女
□投稿者/ jojo 一般人(1回)-(2004/11/29(Mon) 02:55:57)
    僕は男っぽい。まあいわゆるタチってやつだ。
    タチは攻めるほうなのに
    彼女と出会ってからそれは一変してしまった。


    彼女との出会いは大学のテニスサークルだった。
    僕は1年、彼女ことノゾミは3年。

    ノゾミはマネージャーのような存在だった。
    サークルに入っておきながら
    別にテニスはしたくないらしい。
    入ったきっかけは男欲しさからなのか?

    僕はそんなことを考えつつも美人でスタイル抜群のノゾミ
    をきがついたらぼ〜っと見る癖ができていた。

    そんなある日の練習後ふと彼女を見ると目があった。
    「やっべ・・・」

    彼女は僕の方によってくると
    『やっぱ女の子だったんだ。かっこいいね』
    「あ、いやどうも・・・照」
    『あ、怪我してるじゃん。おいで』
    「あ、さっきこけたんすよ・・・はい・・・」
    なぜか僕は彼女に逆らえなかった。
    彼女はそうゆう媚態を持っていたのだ。


    『はい。ここ入った入った』
    そこはコートから少しはなれたところにある小さなプレハブだった。
    彼女はさっさと救急箱を出すと
    消毒液を綿につけてピンセットで消毒してくれた。
    「すんませんわざわざ」
    『じゃあ代償払ってもらおうかな』
    「え・・・?」
    『目つけてたんだよね。あんたに』

    いつもの彼女とは違った。
    僕を部屋の壁に押し付けるとキスをしてきた。
    逃れようとしても恐ろしい力で押さえつけられて
    逃げれない。
    そのうち僕の中でなにかが変わった。
    無理矢理キスされているのが快感に感じたのだ。

    抵抗をやめた僕を見て
    彼女は唇を離すと
    『あんたは今日このままあたしの家にくる。』

    うなずくことしかできない僕はやっときずいた
    自分が大のMだということに。




引用返信/返信

▽[全レス11件(ResNo.7-11 表示)]
■1155 / ResNo.7)  年上の彼女A−2
□投稿者/ jojo 一般人(6回)-(2004/12/08(Wed) 18:18:52)
    なにもできない彼女の表情にはあせりが見えた。
    ズボンと下着をを脱がすと風呂場につれていった。

    「なんでそんなにもあせるんだ?・・・実はすっごいMとか?」
    『・・・。』
    「下にいるのは嫌いじゃないんだよ。けどあんたの体が言うんだよ。犯してくれって」

    僕はサークルできていた半パンとtシャツ姿のまま風呂場に入った。
    いやがる彼女をよそにタオルで目隠しをして彼女を座らせ、
    シャワーで彼女をぬらし
    タオルにぼでぃソープをとってあわ立てた。


    背中、腰、腕、足、太もも、内又とあらっていくが

    胸と敏感な部分は触れそうなのにさわらない。

    僕はタオルを洗面器においてボディソープをたんまりと手にとると
    まず胸の上で手を滑らせた。

    丁寧にもみこみつつあらうとまたボディソープをてにとって
    次はアソコに塗りたくった。
    クリを刺激しつつ入り口の周りを何度も指でこする。

    『あぁ・・ああ』

    「最初から濡れすぎだよ。ここの毛そろうか」
    僕は相変わらず手を動かしながら言う。

    彼女は感じて喋れないのかいやいやと首を横にふる。

    「じゃあ剃ろっか」
    僕はカミソリを手にとった。
    「うごいちゃ駄目だよ?」
引用返信/返信
■1160 / ResNo.8)  Re[7]: 年上の彼女A−2
□投稿者/ レム 一般人(1回)-(2004/12/09(Thu) 22:04:27)
    ますます続きが気になります・・・。リバって大好き!!
引用返信/返信
■1165 / ResNo.9)  Re[6]: 年上の彼女A−1
□投稿者/ ひとみ 一般人(3回)-(2004/12/10(Fri) 09:46:58)
    続き書いていただいてありがとう御座います。

引用返信/返信
■1193 / ResNo.10)  続きありがとう御座います☆
□投稿者/ 由兎魔 一般人(22回)-(2004/12/15(Wed) 20:37:04)
    待ってましたぁぁ☆これからノゾミがどんな反応をするのか気になります…続き待ってますんでヨロシクお願いしますm(_ _)m
引用返信/返信
■1201 / ResNo.11)  Re[7]: 年上の彼女A−2
□投稿者/ かな 一般人(1回)-(2004/12/19(Sun) 11:20:29)
    続きみたいです^^;

引用返信/返信

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■1090 / 親記事)  絶望的な愛…??
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(1回)-(2004/11/28(Sun) 15:21:38)
    始まりは〜…あぁ、レズビアンに踏み込んだ時ね。ぁれは、今でも覚えてる。中3の5月27日。

    とあるV系雑誌に載っている、友達募集のページに目をやり一人の女性に惹かれた。
    たまたまその頃携帯を手にし、
    たまたま好きな歌手が表紙のその雑誌を買い、
    偶然見たページに載ってる女性にメールした。

    ぁの時からだろう、まるで右にゆっくり回っていた風車が強風で左へと回転を早めるよぅに、私の人生が変わったのは。

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス13件(ResNo.9-13 表示)]
■1120 / ResNo.9)  絶望的な愛…??E
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(7回)-(2004/12/02(Thu) 13:32:41)
    2004/12/02(Thu) 14:16:32 編集(投稿者)

    〜受信〜
    “ゴメンゴメン(^-^;)少し空想の世界に入っててね。 躰が熱い??どうしてかしら??何処が熱いの??”

    アザ笑う声が聞こえてきそうなメールに躰中がゾクゾクしてたまらなかった。きっと、あの時の顔はだらしなかっただろう。
    頬を赤く染め、躰を反らせ、息があらくなっている口元から垂れる唾液、その口には指を加え、ゾクゾクする感覚にたまらなく流れる涙。

    どうしたんだか自分でも解らなかった。メールだけで??ただのメールだけで触ってもいないのにイキそうになる。

    “躰が…おかしぃです…ッ!!バンパイアさんの言葉でおかしくなりそぅ…っ” 〜送信〜

    〜受信〜
    “アラアラ。感じちゃってるのね。可愛らしい子。一番熱くなってるところを触ってみなさい。”

    言われた通り、一番熱く疼いている、真っ赤になり誘っている薔薇のような陰部を触った。。花びらに触れた瞬間、躰を限界まで反らせ私はイッてしまった。
    ドロドロと出ている愛液とともに、気を失い散った。

    (携帯)
引用返信/返信
■1121 / ResNo.10)  ちこさん
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(8回)-(2004/12/02(Thu) 13:38:21)
    感想ありがとう!!!まぢやる気でます。
    バンパイアさんは怖いですょ[笑]これからはとても[笑]
    マリス大好きですょ〜☆★特にGacktが居た時が一番。まぁ、今でもCD集めてますが[苦笑]

    ちこさんもお好きなんですか☆★☆これからもこんな小説でよかったら読んでください(*^□^*)

    (携帯)
引用返信/返信
■1122 / ResNo.11)  倫華さんへ
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(9回)-(2004/12/02(Thu) 13:42:57)
    マリス好きでしたか☆★私も大好物です。とゆうか、やっぱりゴス音が一番心地いいです。

    そうですね〜Gacktが元マリスってあまり知ってる人少ないですよねf(^_^;)是非あの頃の色っぽいGacktも知ってほしい。
    これからも是非読んでやってください!!!

    (携帯)
引用返信/返信
■1123 / ResNo.12)  絶望的な愛…??F
□投稿者/ ☆猫★ 一般人(10回)-(2004/12/02(Thu) 14:10:58)
    2004/12/02(Thu) 14:17:59 編集(投稿者)

    翌朝、昨夜の事を思い出し死ぬほど恥ずかしかった。
    《だって女の人だょ…!?しかも知らない人だし…でもあんなに感じた事なぃ…》自分の頭の中で叫んだ。なんであんなに乱れたんだろぅ…そう考えると昨夜の事をハッキリ覚えている躰がゾクゾクっとして、また求めてくる。

    考えない事にして学校に向かった。いつもの授業、いつもの教室、いつもの会話。でも何処かであの人を考えてる自分が居る。
    帰り道、バンパイアさんへとメールをした。

    “昨日は変なメールごめんなさい(>_<;)あの後寝ちゃって…;今日マラソンでバンパイアさんの為に頑張って走っちゃいました☆★” 〜送信〜

    ふぅ〜っとため息をつき、返信を待ちながら歩いた。

    〜受信〜
    “別に構わないよ。マラソン、私の為に走ってくれたんだ。嬉しい。なんかバンパイアさんって変だな(^-^;)リリスって呼んでよ。”

    リリス…。ドキッとした。昔いた、エロスの女悪魔の名前だ。誰もを虜にし、SEXで魂を奪うエロスの女神とも言える。
    《なんか…この人にピッタリ…》

    “ぇへへ、頑張っちゃいました(〃▽〃)リリスさん…ですね☆★解りました(o^o^o)” 〜送信〜

    ‥‥



    (携帯)
引用返信/返信
■1351 / ResNo.13)  初めまして♪
□投稿者/ 雪花 一般人(1回)-(2005/01/07(Fri) 10:43:34)
http://www.freepe.com/i.cgi?setuka13
    初めまして。雪も小学6からマリス大好きですよ♪
    ちなみにMana様とGackt命デス。

    小説すごく面白いです♪
    ヴァンパイアさんに虐められたい。。
    頑張って下さい☆

    (携帯)
引用返信/返信

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■1063 / 親記事)  ─CarnivorE─1
□投稿者/ 塁 一般人(1回)-(2004/11/21(Sun) 21:05:37)


    「ぁぁ…ぁああアァ・アアアアアアアァァ!!!!」


    「華…華…ごめんね…ごめん……ごめん……」




    ブチ




    真っ赤な薔薇が、血の色をした薔薇が、私の瞳の中で散った。
    彼女は私の恋人。
    愛しい、人。
    いい。

    いいの。

    泣かないで…

    お願い。

    思いの丈を込めて言うわ。

    愛してるの。

    他に言葉が見つからないわ…

    だから、私を食べて。

    あなたの一部にして。











    ─CarnivorE─




    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス21件(ResNo.17-21 表示)]
■1923 / ResNo.17)  φりーさんへφ
□投稿者/ 塁 一般人(1回)-(2005/04/26(Tue) 23:38:09)
    感想ありがとうございます。こんな古い話を掘り起こして頂いちゃって恐縮です(汗
    放置していたのですが、ちょっと書く気が起きてきたのでちょこちょこ書いてみよーかと。
    良かったらお付き合い下さいませ♪





    (携帯)
引用返信/返信
■1924 / ResNo.18)  ─CarnivorE─13
□投稿者/ 塁 一般人(2回)-(2005/04/26(Tue) 23:39:38)
    午後の授業。


    "ヒト"は大脳が異常なまでに発達した動物だと、禿げた教授が力説している。成長し過ぎた大脳は、やがて産道を通る事が困難な程に膨れ上がり……そして"ヒト"は早産になった。

    私達は全て、未熟なままに生まれ落ちる。
    そして、未熟なゆえに訪れる死を遠ざけるために、知性を酷使し、技術を身につけた。



    殆どの生徒が眠りこける中、額に滲む汗をねっとりと拭き取りながら妙なイントネーションで話す、禿げ親父。
    いつもならとても滑稽で、失礼な話無様で…そんな授業な筈なのに、何故だか今日は聞き入ってしまう。

    窓の外は相変わらずけぶる様な雨が降り続いていた。まるで、この空間だけが世界と分離している様な感覚だった。

    私の中の誰かが言う。

    どうしてこんなにも、"ヒト"は切ないほどに愛しい存在なのか。


    それは、未熟だから。

    未熟だからこそ、今にも壊れてしまいそうだからこそ、こんなにも、こんなにも、愛しい…



    私が茜を受け入れ、茜が私を受け入れた事の真意も、そこにあるのかもしれない。



    未熟、だから。



    足りない部分を埋め合わす様に、時間が飽和に近づいてゆく。



    私はあの時間が愛しかった。
    あなたの飢えた視線が。
    紙を撫でる仕草が懐かしく感じられる。たった数回しか時間を共にしていないのに、ちょっとの擦れ違い…いや、私がそう思い込んでいるだけかもしれないのに、こんなにも息苦しいのは何故だろう。



    何してる?


    柄谷君は彼氏じゃないわ


    ねえ、聞いてるの?


    鉛筆止めてよ


    私を見て


    違う


    もっと奥








    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい
    逢いたい









    茜…












    (携帯)
引用返信/返信
■1925 / ResNo.19)  ─CarnivorE─14
□投稿者/ 塁 一般人(3回)-(2005/04/26(Tue) 23:41:12)
    チャイムが鳴ると共に眠りに落ちた教室内は朝を迎え、私は立ち上がった。
    気が狂いそう、だった。
    自分でも理解のできない感情の波に突き動かされ、走り出している。おかしい。なんだか理性のたかが外れた様だった。

    霧雨は本格的に水の雫石へと移り替わり、激しく地面を打ちつけている。

    「はぁ………は………」


    広場で息をついていると沢山の講義を終えた生徒達が訝しげな表情で私を見やりながら通り過ぎていく。もはやそんなものは全くもって気にならなかった。



    ジーンズの裾はぐっしょりと濡れそぼり、足首をヒンヤリと撫で上げる。



    ドコ





    雨が降ってるじゃない





    きてよ





    ねえ




    来て




    描いて


    どこまでも










    描いて………!!!!









    お願……



    「華……?」





    「何やって…」







    白い洗い晒しのシャツを着て、フレームのないシンプルなデザインの華奢な眼鏡。髪に水滴が…


    少し困った様な、瞳





    「茜………」


    ずぶ濡れだよ?と傘を傾け、ポケットの中から几帳面に折り畳まれたハンカチを取り出し、私の頬へとそっと押し当てる。

    茜の、におい。

    少し苦みのある、7月の果実の様な、薫り。



    ああ




    私はゆっくりと目を閉じ、何かを呟いたかもしれない。
    ありがとう、かな
    良かった、かな


    どれでもいいよ。無性に逢いたかったの。
    どうしてだろ?
    可笑しいね
    ふふ



    茜は何も言わず私の肩や、指先までハンカチを滑らせ、やがて手をとり歩きだした。
    細い肩が私の隣りで揺れている。
    知的な眼差しはどこまでも透き通った真実の世界を映し出しているようで。


    私は何故だか理由も分からないままに、コノヒトトイタイ、と思ってしまった。





    茜は一つのアトリエの前で立ち止まった。






    茜の使う、アトリエ。






    絵の具と油の染み込んだ鉄の扉がゆっくりと押し開かれた。








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■1926 / ResNo.20)  感想♪
□投稿者/ プラス 一般人(1回)-(2005/04/27(Wed) 00:36:55)
    すっごいおもしろいです!!話の展開がドキドキしますw
    これからも頑張ってください★続き楽しみにしてます(≧∀≦)
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■1927 / ResNo.21)  φプラスさんへφ
□投稿者/ 塁 一般人(4回)-(2005/04/27(Wed) 23:59:30)
    感想どうもです(ぺこ)
    いやいやお恥ずかしい…(照)気分が乗らないと描かないのできままな更新になりますが、お付き合い頂けたら嬉しいです♪ではでは




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■1040 / 親記事)  デート!?‥尚と雪‥
□投稿者/ 乱 一般人(44回)-(2004/11/18(Thu) 14:12:17)
    「はぁ…あっ…あん…」
    土曜日の午後。
    11月も半ばを過ぎて、随分と冬の色を濃くしてきたけれども
    窓から入る陽の温もりは、お昼寝でもしたくなるくらい心地よい。
    「ぅん…はぁん…」
    ゆっくりお茶でも飲みながら穏やかな休日を過ごす家庭もあるだろう。
    「あぁ…あぁん…あっ…あん…」
    恋人達はランチに舌鼓をうち、映画を観たりショッピングしたりと、楽しい一時を満喫している頃だろう。
    「あっ…あっ…あっ…」
    なのに、この2人ときたら。
    「あっ…な…尚っ…イクッ…また…またイッちゃう…ん…あぁぁぁぁん…」
    ………相変わらずのご様子。

    “尚。これ何回め?”
    “ん?夕べ雪が帰って来てから4回目♪”
    “クリだけで?”
    “そう♪ちなみにお口の方には指1本も入れてないの♪”
    “まぁまぁまぁ…”
    “もう雪は何回でもイキたがるんだよ♪”
    “………そうですか”
    放心してるとは言え、雪のいる前で乱の問い掛けに答えてくれるとは…相当ご満悦のようだ。
    ちなみに、一言付け加えさせていただければ、尚の言う“4回”とはSEXそのものの回数であって
    1回のSEXで数えきらない程イク雪は相当イッてると言う事になります。

    …あのさ。
    言いたかないけどさ。
    良い天気なんだから、たまには外でデートと洒落こんだらどうかね?お2人さん?


    乱の独り言が聞こえたのか、デートだ、デートだと騒ぎ出した尚。
    ここからはじっくりと拝見させていただくとしましょうかね♪


    (携帯)
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▽[全レス23件(ResNo.19-23 表示)]
■1081 / ResNo.19)  由兎魔さんへ
□投稿者/ 乱 付き人(58回)-(2004/11/25(Thu) 22:42:31)
    いつも感想ありがとうございます♪
    ヌレA万歳♪(←馬鹿)
    読んでくださる方がいらっしゃるのか
    いつも不安になっているので
    感想をいただけると、とても嬉しいです♪
    尊敬される程の文章力はなく
    寧ろ、こんな文章とは言えない拙いものに
    お付き合いくださる方には申し訳なく思っているくらいです。
    それでも拙いなりに頑張って投稿させていただきたいと思っていますので、
    これからもお付き合いいただけたら嬉しいです。
    ありがとうございました。

    (携帯)
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■1082 / ResNo.20)  ユエさんへ
□投稿者/ 乱 付き人(59回)-(2004/11/25(Thu) 22:44:26)
    いつも感想ありがとうございます♪
    ユエさんのいいとこつけました?
    嬉しいです♪
    リクエスト。
    嬉しい言葉です。ありがとうございます♪
    嫌ったりしませんよー(^-^)
    でも、リクエストにちゃんと応えられる自信が
    ないので、聞かないでおきます。(^^;)
    今回は、書いていて途中で萎えてしまったので(おーい!)
    締まりのない終わり方になってしまいましたが
    その分、次回は頑張りたいと思っています。
    また、お付き合いいただけたら嬉しいです。
    ありがとうございました。

    (携帯)
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■1083 / ResNo.21)  ルーさんへ
□投稿者/ 乱 付き人(60回)-(2004/11/25(Thu) 22:46:44)
    初めまして。乱です。
    ずっと読んでくださってたんですか?
    ありがとうございます♪
    新参者で、まだまだビクつきながら投稿させていただいているので
    感想をいただけるととっても嬉しいです♪
    話しの方は…(>_<)
    あんまりストーリー性はなく、(あるのは『性』だけだったり…)エロパワーだけで乗り切ってます(^^;)
    最近では投稿させていただいた後、読み直すこともしてないです。
    (誤字脱字を発見するのが恐ろしくて…)
    今回、納得行く形になりませんでしてので
    次回は頑張りたいと思ってます。
    よかったら、またお付き合いください。
    ありがとうございました。

    (携帯)
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■1084 / ResNo.22)  お疲れさまでした。
□投稿者/ りな 一般人(1回)-(2004/11/27(Sat) 10:10:01)
    乱さん、初めまして。
    投稿作品はたくさんあるけど、私は乱さんの書かれる尚と雪が一番好きです^^
    2人の仲のいい様子とか、もちろんエッチなとこもはまりまくり〜^^
    次回作も期待してます。がんばってください^^
引用返信/返信
■1086 / ResNo.23)  りなさんへ
□投稿者/ 乱 付き人(61回)-(2004/11/28(Sun) 01:18:51)
    初めまして。乱です。
    感想ありがとうございます♪
    厳しい現実もある世界ですので
    話の中では常にHappy であることを念頭に書いているつもりです。
    なので仲のいい尚と雪を気に入っていただけたのなら、とても嬉しいです♪

    もう少ししたら、また投稿させていただこうと思ってます。
    その時、またおつき合いいただけたら嬉しいです。
    ありがとうございました。

    (携帯)
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