SMビアンエッセイ♪

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■6284 / 親記事)  ボクは君が好きで君は君が好きで…あれぇ?
□投稿者/ ハイネ 一般人(1回)-(2010/12/30(Thu) 03:38:03)
     深夜2時。
     ウルんだ瞳で、物欲しそうにこちらを見つめる馬鹿を発見。

     面倒事に関わらない主義のアタシは華麗にスルー。

    「ねぇ、お腹空いた…。」

     うわぁっ、最悪なんか話しかけてきたし。



     

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■6285 / ResNo.1)  。o@
□投稿者/ ハイネ 一般人(2回)-(2010/12/30(Thu) 03:51:14)
     深夜2時、小腹の空きを満たすため、アタシは最寄りのコンビニにいた。

     小さいお弁当と、適当なお酒を選びレジに並ぶ。

    「あっ、いつもありがとうございます。」

     定員にニコっと愛想笑いをし、店をでる。

     街灯の灯りを頼りに、路地を歩く。

     コンビニと家との、中間地点に差し掛かった当たりで、ゴミを漁る少女に出くわした。

     なるべく気付かれないように、気配を消して歩く。

     ガサガサっ… ガサっ…

    「んっ?」

     ちょうど少女の横を、通りすぎる瞬間、少女が振り向いた、つい反応してアタシも振り向いてしまった。

     あっ、目合っちゃった。なんかお弁当すごくガンミされてるんですけど…。



     

    (携帯)
引用返信/返信
■6286 / ResNo.2)  。oA
□投稿者/ ハイネ 一般人(5回)-(2010/12/30(Thu) 04:06:03)
    「ねぇ、お腹空いた…!」

     アタシは、ソイツを無視して早足で歩く。

    「ねぇったらねぇ!」

     しつこく話しかけてくるソイツ、それでも無視するアタシ。

    「ちょっ、シカトとか酷くないっすか?あどけない少女がお腹すいたって言ってんすよ?」

    「うるさい!知らないわよそんなの!!」

     急に少女が黙り出す。
     住んでるアパートが見えてきた。



     

    (携帯)
引用返信/返信
■6291 / ResNo.3)  。oB
□投稿者/ ハイネ 一般人(6回)-(2011/04/04(Mon) 18:29:20)
     話しかけてくることはなくなった、ただ何も言わずそいつはついてくる。

     エレベーターの中は気まずい沈黙に包まれた。

    「なんなのあんた、いつまでついてくるのよ!」

     少しキツい口調でそう言った。

    「…お腹空いた。」

     それだけ言うとお弁当とまたにらめっこを始めた。

     目的の階にエレベーターは到着し、あたしはポケットから鍵を取り出す。

     そいつは部屋の前までついてきた。

     捨て猫になつかれた気分だ。


     

    (携帯)
引用返信/返信

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■6130 / 親記事)  
□投稿者/ 柏葉 一般人(1回)-(2009/09/18(Fri) 23:03:21)
    ぴしゃぴしゃと細い雨が窓ガラスを叩いて濡らす。空は一帯灰色で、雲は分厚い。
    こんなに中途半端に振るぐらいなら、もっと思い切り降って欲しいと思う。
    風も無く、ただ湿気の多い、重くて暗い感じがする空気の中に私はいた。
    教室の窓際の席で、机の中に入っている教科書やノートが湿気で柔らかくなる。
    授業中に何度苛々していたのか、この教材たちは知るはずも無い。
    髪の毛も上手くまとまってはくれない。もう何度鏡を持ち出して直した事だろう。
    ついこの間切ったショートヘアーの毛先が、ぴょこっと外側にはねてしまう。



    「も〜和音!そんなに苛々しないでよねっ!」



    そうやって隣のクラスメイトがいない事をいい事に、その机に座っているのは友達。
    友達であり、クラスメイトでもある安森佳奈。学年で多分1番可愛い子だ。
    よく手入れされている綺麗なロングヘアーに、ピンクの小さなリボンがついたカチューシャ。
    お姫様のような可愛らしい外見。しかも性格もまたお姫様のように可愛らしいのだ。
    明るくて気配りが出来て優しいし、お人よしで頭もいいし。人懐っこい。
    この女子ばかりいる、いわば女子校でも学年関係なく好かれている人物である。
    私とは正反対の容姿と性格だ。



    「別に・・・・・雨が嫌いなんだよ」



    私は女に生まれながら、何故か外見が生まれつき男性寄り。中性的なのだ。
    前は後ろを多少は伸ばしていたものの、蒸し暑い時期になったために短く切った。
    性格も人見知りだし毒舌だし素直じゃないし。可愛くも何ともない性格だ。
    でも、周りの生徒達は、そんな私をかっこいいだの何だのともてはやす。
    一切興味が無いため、そういう類の言葉は無視しているが。



    「もー・・・・・・あ、ごめんねぇ、桃ちゃん。机借りてまーす」



    何処に行っていたのか、私の隣の席の金山桃が4人ほどで教室に帰ってきた。
    可愛く憧れの的である佳奈が小首を傾げて言うと、4人とも顔を赤らめた。
    そんな佳奈とは正反対に、私は机の上の世界史の教科書とノートを整えていた。



    「はいっ、もう授業始まるわよ?早く席に着きなさい」



    ちょうど次の授業の世界史の担当教師が教室へ入ってきて、ざわつく生徒達を促して席へ座らせた。
引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■6131 / ResNo.1)  雨(2)
□投稿者/ 柏葉 一般人(2回)-(2009/09/19(Sat) 15:10:20)
    私が通う『市河女学園』は、名前の通りの女子校である。結構生徒数も多いし人気もある。
    幼稚園から高校まであるのだが、私自身は小学校までは他の学校にいた。
    しかし、父親と母親がそれぞれカナダとフランスに単身赴任をする事になったため、寮があるここへ編入。
    編入してきたのが中学校1年生の夏。だから、もう早くも編入して3年目になる。
    完全に慣れてきた今では、最初から授業をサボることもしばしばだ。



    「よろしくお願いします」



    起立した後、学級委員長の号令で、クラス全員で教師に挨拶を済ませて着席する。
    3限目の今は古文。今は『竹取物語』を学習している。
    この科目の担当教師、田林絵里菜先生は、40代でありながら結構気を使っていて、見た目が30代。
    それに、肌がかなり綺麗で白い。かなり頑張って手入れをしているのだろう。
    やっぱり女子校だと、容姿には気をつかうものなんだろうか。
    噂では、彼女はついこの間婚約を申し込まれた恋人がいるとかいないとか。
    私は噂だとかそういうのに興味はないから、いてもいなくても関係ないのだが。



    「ここは、竹取の翁がーーーーー」



    事務的に何も考えずに、ただ黙々とカツカツと黒板の縦書きの文字をノートに写す。
    田林先生は文字が綺麗だから、比較的黒板の文字を写しやすい教師だ。
    でも、今日は別に何に対しても不満は無いが、苛々していて真面目な気分はどこかへ行った。
    そのため、あっという間にこの古文の授業をさぼってしまおう、というイケない思考がむくむくと膨らむ。



    「田林先生、頭が痛いので保健室で休んできてもいいですか」



    がたっと音を立てて立つと、何事かと振り返った彼女に向かって発言した。
    田林先生は単純というか・・・・人を信じて疑わない性格の教師。今は都合がいい。
    勿論、私の予想通りの返事が返ってくる。



    「あら・・・園原さん大丈夫?いいわ、行ってきなさい。お大事にね?」



    私は内心やっぱりね、と意地の悪い笑みを浮かばせつつも、辛そうな顔をして後ろのドアから出て行った。
    出る前に1番廊下側の後ろ、つまりドアの近くの席に座っている佳奈が小声で、



    「またサボリでしょ?・・・・・・いってらっしゃい」



    呆れている声だが、その可愛らしく整った顔は微笑んでいる。常習犯である私を止めはしない。
    今日も佳奈がとったノートを、必要な教科だけ放課後に写させてもらうとしよう。
引用返信/返信
■6132 / ResNo.2)  雨(3)
□投稿者/ 柏葉 一般人(3回)-(2009/09/19(Sat) 16:08:51)
    3階の高校1年3組の教室を出て、2階にある保健室へと向かう。
    保健医の島崎亜矢先生とは、保健室をサボリによく使うために仲がよくなった。
    お姉さん気質をしているため、特に一人っ子や長女である生徒に好かれる教師だ。
    上がいない人にとっては、一時的にでもお姉さんができた感覚になるのだろう。



    保健室の前に着き、ドアを開けて中に入ろうとした私だが、ふと止まった。
    中からは、聞きなれない甘くて高い声が廊下まで少しだが漏れてきていたのだ。
    それは女性の声なのだが、ここの生徒や教師なのかどうかは分からない。
    私は悪いと思いながらも気になって、冷たい白いドアに耳を当てた。



    「アッ・・・・ああっ、駄目ですっ、せんせっ・・・・・!」


    「あら、篠梅さん、自ら腰を振っていてそれは無いわよね」


    「駄目なのぉっ・・・・・!イくッ・・・・!」


    「もう今まで3回はイってるから駄目よ」


    「やあっ・・・・せんせえっ・・・・イかせてえっ・・・・・!!!」



    音がグチュグチュと聞こえてくる。声と音からして、瞬時に状況を理解した。
    相手は多分生徒・・・・・保健医と生徒で行為中、しかも気付いてもいないんだと。
    これは中に入るのは非常識な行動である。保健室は使えない。



    私はこんな所で午前から何をやっているんだと、呆れた溜息を深くついた。
    そして、次のサボるための最適な場所候補の1つである、屋上へと向かった。

引用返信/返信
■6133 / ResNo.3)  Re[3]: 雨(3)
□投稿者/ アミ 一般人(1回)-(2009/10/03(Sat) 10:14:33)
    続きがみたいです^^

引用返信/返信

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■6073 / 親記事)  秘密の楽園
□投稿者/ 都 一般人(1回)-(2009/07/21(Tue) 16:28:56)
    「ふぅ、っん・・・・・・・・・あっ・・・・・・・・・・」














    誰もいない放課後、生徒がみんな帰ったであろう保健室では、グチュグチュと厭らしい音が響き、独特の香りが漂っている。







    白衣に黒いタンクトップ、白いホットパンツという姿の女性が、白い保健室のベッドの上で自分を慰めていた。



    タンクトップとブラジャーを胸の上に押し上げ、胸を露にさせ、ショーツは左の足首にまで下がり、ズボンも足首まで下がっている。
    大きく開いた白い足はM字開脚にされ、秘所にはピンクのローターが入っていた。
    乳首も立っていて、顔は赤らめ、涙目で快楽に溺れている。







    こんな淫らな格好で1人でシているのは、この学校の保健医、柊美綾(ヒイラギ ミアヤ)。26歳の独身の女性だ。


    普段はストレートの茶髪のセミロング、クールな表情をしたクール美人。
    そんな先生が、誰もいない保健室で大胆に淫らに、無防備な姿を晒しているーーーー
    誰が見ても、興奮して襲わずにはいられないだろう。









    「んんん・・・・・・あっ、やっ・・・・・・ふあああああっ!!!!!」








    口を押さえながらも大きな喘ぎ声を出し、美綾は達した。





    はあっ・・・・はあっ・・・・・と満足そうに呼吸を整えている美綾の背後のドアが、突然がらりと開いた。






    「!?」







    そこに立っていたのは、黒髪のショートカット、背の高い同じく白衣を着た女教師だった。
    彼女は科学教師の楠木季子。27歳である彼女は、明るくおおらかな性格だ。


    今日の日直は李子であり、懐中電灯と鍵をもって見回っていたのだ。
    そして、電気の付いた保健室を見つけ、鍵をあけて入ってきたらしい。









    「何してるんですか?先生?」










    李子はにっこり笑っているが、その笑顔は黒く、獲物を狙う獣の目をしていた。
    ばれた美綾は素早く掛け布団で隠し、何も、と答えた。





    「嘘でしょ?さっきから聞いてるの分からなかった?厭らしい音と声出しちゃって・・・僕じゃなかったらどうする訳?」






    あっという間にベッドへ近寄り、美綾の隣のベッドに腰掛けて足を組む。
    その目は冷たく、軽蔑したような感じがする目だったが、口元は笑っていた。







    「やっ・・・・・・言わないでっ・・・・・・・!」








    そうやって泣きそうな顔を向ける美綾を見て、李子はさらに満面の笑みを浮かべた。

























    「じゃあ、こっちのいう事聞いてよ」
引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■6100 / ResNo.1)  Re[1]: 秘密の楽園
□投稿者/ 奈那 一般人(1回)-(2009/08/12(Wed) 09:29:13)
    続きをお願いします!!!
引用返信/返信
■6119 / ResNo.2)  Re[1]: 秘密の楽園
□投稿者/ 美里 一般人(1回)-(2009/08/26(Wed) 19:02:02)
    私も続きを期待しています!
引用返信/返信
■6129 / ResNo.3)  Re[1]: 秘密の楽園
□投稿者/ 瑠奈 一般人(1回)-(2009/09/16(Wed) 01:32:49)
    続きお願いします。
引用返信/返信

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■5816 / 親記事)  GARAGE
□投稿者/ 綾瀬 一般人(1回)-(2009/05/07(Thu) 18:49:12)
    2009/05/13(Wed) 16:34:08 編集(投稿者)
    2009/05/07(Thu) 21:26:30 編集(投稿者)
    2009/05/07(Thu) 21:22:36 編集(投稿者)
    2009/05/07(Thu) 19:33:37 編集(投稿者)

    色々なセクシャリティの人間が集う街、新宿2丁目。
    いつも常連で賑わう「GARAGE」は初めての人が入りにくい独特の雰囲気を持つビアンBAR。

    伊織は22時頃仕事を終え、週に3日は顔を出しているこのお店の扉を開いた。
    「おかえり〜伊織!」BARの定員や常連客が手をあげる。
    「お!今日も楽しげな面子が集まってるね〜」
    常連達の間を掻き分け奥のカウンターへ腰をおろし、仕事後の生ビールを流し込んだ。
    「今日もお疲れ様☆」すぐに2杯目のビールを店子のシュンが差し出した。
    「ありがと、シュンちゃん今日もかわいいね!」伊織が茶化すように言う。
    シュンは小柄で童顔な顔立ちで常連のお姉さま方から大人気だが本人はカワイイと言われる事を嫌がる。
    「も〜やめてくださいよっ伊織さんがそういう風にいうから、皆からかわいいキャラにさせられてるんですからっ」頬を膨らませていじけるシュンは誰から見ても幼い少年キャラだった。
    「ねえねえ伊織、あたし昨日もココ来てたんだけどこの間伊織の隣で飲んでた女の子・・・え〜っと名前忘れちゃったけど、その子がいて伊織の事色々聞かれて超面倒くさかったんだよね」伊織よりも通いづめの常連、ようこが言った。
    「あ〜ごめんね。適当にあしらっておいてよ」ようこの肩をポンと叩いた。
    「またかって感じだよ。伊織、手出しすぎ」半分呆れた口調でため息をついた。
    伊織は168cmという女の子では長身で細身、カナダとのハーフな為、目鼻立ちはハッキリしていて目立つ。行政書士をしている彼女は仕事柄メイクはするが、薄くファンデを塗る位でいつもパンツスーツをカッコよく着こなしている。どこか宝塚の男役を思わせる風貌に、初めて会った女性は大抵目を奪われる。
    ようこに伊織の事を質問攻めした女性もその中の一人だ。
    「フリーなんだから別に良いでしょ」形のいい薄い唇を片方上げて伊織ははにかんだ。


引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■5837 / ResNo.1)  GARAGE1
□投稿者/ 綾瀬 一般人(2回)-(2009/05/13(Wed) 17:26:17)
    2011/05/15(Sun) 01:21:31 編集(投稿者)


    常連客や店子とお互いの仕事の話や恋愛話に花が咲き、気が付けば深夜1時を廻っていた。
    「そろそろ行こうかな、お会計で」伊織はもう一人の店子であるナナに合図した。
    ナナは勢いよく駆け寄った。「え〜!!行っちゃうんですか!?無理ですっもっと遊んでくださいよぉ」甲高い声で甘えたように言うナナも伊織のファンの一人だ。
    「はい、はい。また来るからさ」いつも懐いてくるナナの肩をポンとたたいた。
    頬を膨らませて渋々ナナは伝票を計算し始めた。
    その時、お店の扉が開いた。
    カウンターにいる客が扉の開いた音に反応して一斉に入り口に目をやった。
    一気に視線が注がれている事に戸惑いながら、女性が一人入ってきた。
    「あ、あの、一人なんですけどまだ営業されてますか?」
    伊織も入り口に目をやった。
    細身で肌の色は透き通るように白く、長い髪は栗色に艶めき、パッチリした瞳に小さな赤い唇。
    少し離れていてもわかる程、愛らしいお人形の様な容姿。
    「うちは朝までやってる店だから、どうぞ!どうぞ!」
    ナナが笑顔で答えた。
    初めてGARAGEにきた彼女は他の常連から一番遠いカウンター席の端にちょこんと座り、グラスシャンパンを注文した。
    あまりの存在感を示す彼女に常連客の視線は釘づけになった。
    伊織はようこに「もう少し飲んでいくわ」と耳打ちし、席を立った。
    やっぱりね・・・完全に伊織のタイプだわ
    ようこはそう思いながら手をひらひらとした。
    「こんばんわ。隣いい?」
    「あっ、はい・・」
    突然声をかけられ戸惑いながらも彼女は頷いた。
    「伊織と言います。よろしくね。お名前聞いてもいいかな?」
    「杏奈です。」
    並んで話す二人に周りは惚れ惚れする程お似合いだった。

    杏奈は見かけに寄らず結構なペースでお酒を飲んだ。2時間程たつと白い肌はピンクがかり、大きな瞳は潤んでいた。
    「あの、もし良かったら今日これから家に来てくれませんか?最近ちょっと人恋しくて・・・」
    伊織は驚いた。今まで何度となく女の子から誘いを受けているが、彼女は誘ってくるタイプに全然見えなかった。
    お人形の様に可愛らしい杏奈に一目惚れした伊織は連絡先こそ聞きだそうとは思っていたものの、今日どうこうするつもりは全くなかった。
    「うん、いいよ」伊織は驚きながらも承諾した。


引用返信/返信
■6299 / ResNo.2)  GARAGE2
□投稿者/ 綾瀬 一般人(1回)-(2011/05/15(Sun) 01:39:46)
    タクシーに乗り込み15分位走った先に杏奈のマンションはあった。
    天井の高いエントランスを抜け、エレベーターで上がる。

    『どうぞ上がってください』

    高級マンションに一人暮らし…

    『すごい広いリビングだねぇ』
    座らされたソファーに腰掛けながら私は部屋全体を見渡した。

    『美味しいワインがあるんですけど、飲み直しませんか』
    杏奈はワイングラスを傾けながらにっこり微笑んだ。

    凄い酒豪じゃんW
    『良いよ、飲もうか』
    正直もうお酒は遠慮したかったが、盛り下げるのが嫌だった。

    伊織は乾杯したグラスのワインを飲み切るまでに意識を失った。

    (携帯)
引用返信/返信
■6301 / ResNo.3)  感想
□投稿者/ まい 一般人(2回)-(2011/05/15(Sun) 19:25:35)
    ドキドキ^^
    続き、楽しみにしています♪

引用返信/返信

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■5612 / 親記事)  NO TITLE
□投稿者/ 月見  一般人(1回)-(2009/02/23(Mon) 14:28:02)
    漆黒の肩まで無いサラサラのショートヘア。


    黒くて澄んだ中くらいの切れ長い目。


    白くて綺麗な女の子らしい肌。


    モデルになれそうなバランスの取れた容姿。


    両耳に3つずつ付けた、少し女の子にはごついピアス。






























    ・・・・・惚れた。





    私、早坂亜希は、その子に釘付けになった。



    「えー、隣町の桜丘高校から転校してきた桃崎樹里さんだ。ぜひ色々と教えて仲良くしてあげてくれ」


    頭がはげて少ししか残っていない髪を触りながら、50代の担任が彼女を紹介した。そして、黒板に名前を白いチョークで勢いよく書く。


    クラスメイト達も彼女・・・樹里に釘付けで、綺麗だね、という様な事を小声で話している。まあ最もなご意見だ。


    でも、こんな2月の下旬に、しかも高校1年生が転入してくるなんて珍しい。
    何か事情があるのだろうか?でもそういった感じは全く感じられない程、堂々とした態度だった。


    「初めまして、桃崎樹里といいます。よろしくお願いします」


    初めて聞いた声は、凛とした少し低い声だった。
引用返信/返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■5614 / ResNo.1)  *樹里said*
□投稿者/ 月見  一般人(2回)-(2009/02/24(Tue) 15:21:52)
    今日から、隣町にある中高一貫校で女子校である、北南高校へ転入した。
    前に通っていた桜丘高校よりも、随分と偏差値は高かったけど・・・事情があってこの高校へ入ることになったのだ。


    担任の先生、西原先生に1階の応接室から連れられるがままに来たのは、3階にある高1−4組の教室だった。
    転入生のニュースを知っているのか、やけに騒がしい。

    西原先生が騒がしい教室へ入り、しばらくしてから中から「入ってくれ」と言われ、一呼吸置いてから中に入った。


    教室に並ぶ、多くの机と顔。何人のクラスなんだろうか、でも前にいた学校と大して変わらない。



    その中で、こっちをじっと見てくる女の子がいた。
    窓際の、1番後ろの席・・・いいな、あそこの席は好きだ。外を眺めたり、教室中を見渡せる。昼寝もできる。




    少し茶色がかかった背中までのロングヘアー。巻いているのか地毛なのか、緩い曲線を描いている。

    髪の毛と同じような茶色っぽい丸い目。

    肌は他の子よりは白い方だ、そこそこ日焼けしている。

    容姿は中肉中背。どこかしらお嬢様っぽい雰囲気もある気がした。

    グロスか何かを塗ってある唇に、日光が反射していて綺麗だ。



    そうこうしているうちに、先生からの紹介が済み、こっちに目配せしてきた。
    自己紹介しろ、という事なのだろう。



    「初めまして、桃崎樹里といいます。よろしくお願いします」



    簡単な言葉だけを並べ、軽くお辞儀をする。これで第一印象はまあまあなハズだ。


    先生に言われ、教室の1番後ろ、さっきの子のとなりの席に行って座った。









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■5623 / ResNo.2)  Re[2]: *樹里said*
□投稿者/ まり 一般人(1回)-(2009/03/13(Fri) 02:05:48)
    続きが気になります♪
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■5625 / ResNo.3)  まりさんへ
□投稿者/ 月見 一般人(1回)-(2009/03/13(Fri) 16:55:29)
    励ましのお言葉、ありがとうございます。
    正直失敗かなと思っていた矢先でしたので、心救われました。


    これからも頑張っていきたいと思います。
    亀更新ですが、ゆっくりと進めていきますので、これからもよろしくお願い致します。
引用返信/返信

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