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■7482 / 親記事)  奴隷の道1
□投稿者/ hime ファミリー(196回)-(2014/01/03(Fri) 18:41:23)
     小さな頃、一時期母親代わりだった叔母が死んだ。
     まだ四十そこそこで、子供もなく、私がいきなり相続人になってしまった。
     ずっと精神病院にいたらしく、その病院から預金百二十万円ほどを受け取ってくれと言われた。
     葬儀も済んだ後で、この金は丸々私の懐に入った。
     使い道は……
     大嫌いだったあのクソ叔母、母が死んだ後、まるで泥棒猫のようにウチの家に上がり込んできて、結局は追い出された。
     私への虐待がバレたものだから。
     私は何にも悪くないのに、いきなり裸にされ、お尻のみみず腫れが重なって真っ赤になるまで、竹刀をバラした竹の棒で打たれた。
     泣き叫んで許しを乞う様が堪らないのだろう、口をだらしなく開けて、ヨダレを垂らしながら、自分の胸を揉みしだきながら、スカートの中に手を入れてクチャクチャと嫌らしい音を立てながら、私を鞭打った。
     最後には立っていられなくなり、床に寝そべって、身体を震わせ、叫び声を上げながらヨガリ狂った。
     そんな女に二年間もオモチャにされ、幼かった私の心はズタズタにされ……まともなセックスでは何も感じない、変態にされてしまった。
     女の子に鞭打たれたい……
     鞭打たれながらオナニーしたい……
     こんな変態にされてしまった恨み。
     使い道は一つしかないだろう。
     女の子を買って、虐めて貰う。
     私は風俗のサイトを眺め、好みの女の子を探した。
    『美少女倶楽部』の楓花という女の子が気に入った。
     ルックスはまあまあだし、何より鞭打ちが好きというのが気に入った。
     ただ一つ問題は……
     女の客でも大丈夫かどうか。
     慎重にメールで確認すると、
    「大歓迎ですよ」
     と返事があった。(明けましておめでとう。今年もよろしくね)
引用返信/返信

▽[全レス29件(ResNo.25-29 表示)]
■7510 / ResNo.25)  Re[19]: こんばんは!
□投稿者/ hime ベテラン(215回)-(2014/01/12(Sun) 21:40:13)
    浣腸はね〜
    あれは別格なんだわ。
    恥ずかしすぎて。
    疼くわ〜
    もうされたくないし、けど……

引用返信/返信
■7511 / ResNo.26)  NO TITLE
□投稿者/ 美咲 付き人(60回)-(2014/01/13(Mon) 23:30:14)
    それでも疼くんですか?
    されたくないけど何ですか?

    (携帯)
引用返信/返信
■7512 / ResNo.27)  Re[21]: NO TITLE
□投稿者/ hime ベテラン(216回)-(2014/01/14(Tue) 08:32:19)
    いや〜
    答えにくいな〜
    答えは創作の中でってことで。
引用返信/返信
■7592 / ResNo.28)  Re[18]: 奴隷の道18
□投稿者/ 由香 一般人(1回)-(2014/03/21(Fri) 04:54:51)
    とっても、興奮しました。
    めっちゃ濡れちゃった><
引用返信/返信
■7608 / ResNo.29)  Re[18]: 奴隷の道18
□投稿者/ くすり指 一般人(2回)-(2014/05/04(Sun) 10:15:15)
    一気に読んでドキドキしています。濡れてしまって大変なことに…
    恥ずかしいけれど、お浣腸、嫌いじゃありません。気持ちわかります。
    あの苦しみから解放された時の安堵感と看護師さんにいっぱい優しく
    される悦びは他にない感覚です。少しのお薬でも効果は凄くて頭の
    中が真っ白になります。ガラスの浣腸器を見ると胸がキュンとなります。


引用返信/返信

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■661 / 親記事)  NO TITLE
□投稿者/ ORE 一般人(2回)-(2004/09/01(Wed) 20:28:15)
    「由希さん、ちょっと手伝って欲しい事があるんだけど。いいかな?」
    「はい、岬チーフ。あの・・・何でしょうか」
    「今日は定時で帰れないと思うけど。ちょっと時間のかかる仕事だから」

    “時間のかかる仕事”と言われ、由希は少し顔をこわばらせた。
    仕事もでき、頭も切れる上司、チーフである岬の言う事は絶対だ。
    そしてこの言葉は、単に『仕事』だけを意味していない事を由希は知っていた。
    由希は岬には逆らえない。どんな状況でも、どんな事でも、嫌と言えない。

引用返信/返信

▽[全レス29件(ResNo.25-29 表示)]
■709 / ResNo.25)  NO TITLE 20
□投稿者/ ORE 一般人(27回)-(2004/09/10(Fri) 22:11:32)
    注意散漫になりながらもなんとか業務をこなし、午後になってやっと少し落ち着いた。
    なんとか気を楽に持てるようになったと思ったら、デスクのPCがメールを受信した。
    社内からのメールフォルダに、“重要事項”フラッグのついたメールが入った。
    送信者の名前を見て、心臓が一瞬止まる。
    岬からだ。

    『重要事項:
    由希さん、今日は仕事がはかどっていないようですね。
    香水を変えた事が原因ですか?香水に気を取られず、しっかり業務に
    取り組みましょう。岬』

    たった数行だが、何度も読み返す。
    香水の香りがよりいっそう強くなった気がする。
    あの出来事がまざまざと頭に浮かび、耳まで赤くなるのが自分でもわかる。
    由希はモニターから顔をあげ、離れた席に座る岬を見た。
    しかし岬は、相変わらず何事も無かったような態度で仕事を続けていた。
    わたしが読んでどう反応するか、気にしていないフリをしている。
    でも・・・本当は楽しんでいる?
    恋愛の初期段階のような駆け引き?
    それともただの意地悪?
    完全に翻弄されている自分に、そしてこの状況に、由希は狼狽した。
    可哀想なほどにおろおろとする由希のPCに、新しいメールが着信した。
    また岬だ。

引用返信/返信
■710 / ResNo.26)  NO TITLE 21
□投稿者/ ORE 一般人(28回)-(2004/09/10(Fri) 22:12:49)
    『追伸です。
    先日の件については、有能な部下に嫌な思いをさせたのでは?と
    心配になっていますが、いかがですか?
    あなたが大丈夫であれば私は嬉しいと思っているので気にしないで
    ください。岬』

    由希は、業務メールを処理するふりをして返信を打ち始める。
    キーボードの音と心臓の音がいつもより大きく感じる。

    『Re:重要事項:
    香水を変えたせいで、仕事に集中できません。
    先日の件、私も良かったと思っています。有能な部下、ではないかも
    しれませんが、そばで働ける事を嬉しく思っています。今後もよろしく
    お願いします。公私ともに。由希』

引用返信/返信
■711 / ResNo.27)  NO TITLE 22
□投稿者/ ORE 一般人(29回)-(2004/09/10(Fri) 22:17:41)
    もっとあの人を知りたい。
    エスカレートしていきそうな感情と関係に不安を抱きながら、由希は幸福な息苦しさを味わっていた。
    切ないほど、あの人を求める気持ち。
    あの人の全てが欲しい。わたしも、わたしの全てをあの人にあげたい。

    「お疲れ様!」同僚の声ではっと我に返る。
    「由希さん、今日なんか変じゃない?あ、彼氏でもできた?」
    茶化すように言う同僚は、何も知らない。
    あなたの上司、あの人は・・・彼氏なんかよりも、もっと良いもの。

完結!
引用返信/返信
■712 / ResNo.28)  感想です。
□投稿者/ さき 一般人(3回)-(2004/09/11(Sat) 00:57:51)
    読みましたー!最初から最後まで心臓ドキドキしっぱなしでした!本当によかったです(^-^)これからもOREさんの小説楽しみにしています。ありがとうございました☆

    (携帯)
引用返信/返信
■717 / ResNo.29)  Re[23]: 感想です。
□投稿者/ ORE 一般人(30回)-(2004/09/11(Sat) 21:17:41)
    さきさん、最後まで読んでいただいてありがとうございます!
    ちょっと長過ぎでくどいかと心配していたんですけど、気に入って
    もらえたようで嬉しいです。
    こういう感想をもらえると、けっこう嬉しいですね♪

引用返信/返信

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■623 / 親記事)  ネコと子犬と一人の飼い主T
□投稿者/ みな 一般人(1回)-(2004/08/18(Wed) 03:10:06)
    困ったことに私は捨て猫や捨て犬を見ると、すぐに拾ってしまう性格だった。
    幼い頃から雨の日の度にダンボールで鳴いている動物を見つけ家に連れて帰っていた。
    自分の親も似たような性格だったので、エサを与え回復するまで飼わせてくれた。
    それからいつも近所のペットショップに張り紙をし、里親探しをする。
    里親が見つかった猫や犬と別れるのが辛くて別れの度に泣く。
    それがとても辛いことだとわかっているのに、それでも捨てられていると拾わずにはいられない。
    だから今でもこうやってニ匹も飼うハメになっている。
    いづれ来る別れに怯えながら・・・。


    「ご飯だよ、キキ・・・ララ・・・」
    子犬のキキと子猫のララは勢い良く、私の足元に駆けよってくる。
    この子達、実際には人間だ。
    だけど拾って首輪をつけて飼ってるうちに、犬と猫にしか見えなくなった。
    二人の性格は両極端で、まさに犬と猫。
    「ご飯ご飯〜vv今日も僕のために働いてくれてありがと、ご主人様vv」
    子犬のキキはよく懐く。
    私の足をペロペロ舐めながら喜ぶ姿が、完全に子犬。
    キキの一人称は「僕」だが、キキは女である。
    尻尾を(正確には尻尾付きこけし)を嬉しそうに振り、エサを食べる姿がいい。
    四つん這いになって食べる後ろ姿から除く、秘部からは甘いジュースが溢れている。
    「キキ、お留守番できた?」
    「はいっ、ご主人様の帰りをじっと待ってました」
    「えらいね・・・キキ・・・」
    「んっ、はぁっ・・・ご主人さまぁ・・・」
    甘いジュースを舐めてやると、キキは甘い声を出す。
    これが私の晩御飯なのだ。
    「今日も美味しいよ、キキ・・・」
    「ふっ・・・ありがとうございます・・・んんっ・・・あぅ・・・」
    「・・・ご主人さまぁ」
    いつもこうやって食事をしていると、遠慮がちにすりよってくるのがララだ。
    自分の食事を終えたララは、私の目の前で仰向けになる。
    服従のポーズ・・・普通の猫はこんなポーズとらない。
    でも私の前では特別、そう躾たのだから。
    「キキ、ちょっと待ってね?」
    キキの秘部から口を離すと、キキはララを恨めしそうに見る。
    そんなキキが可愛くて、私は更に虐めたくなる。
    細めのバイブを入れてやり、私はララの方に興味を向ける。
    「ララもお留守番できたかな?」
    弱々しく首を縦に振り、顔を真っ赤にして私の愛撫に反応する。
    猫の気持ちのいいところは全て知ってる。
    首、背中、お腹、手・・・ララの性感帯を執拗に責める。
    その度に掠れたような声を出す。
    溢れ出す愛液は甘美な味がする。
    この食事時間は、自分の一日の中で一番好き。
    キキもララも私を愛してくれるから。
    拾って来たこの子達しか愛せない。
    「キキ、ララ、愛してるよ」
    二人を同じくらい愛していて、大切に思ってる。
    そのうち別れがくるのは分かってるのに、どんどん深く愛してしまう。
    少しの時間だけでも、二人を出来る限り愛してあげよう。
    同じくらいの愛で、同じくらいの愛撫を・・・。

    だけど、二人がこの「平等な愛」に納得いかないことくらい、ちゃんと分かっていたんだ・・・。


引用返信/返信

▽[全レス29件(ResNo.25-29 表示)]
■2174 / ResNo.25)  復活おめでとぉ↑↑ございます(((ο≧∇≦)
□投稿者/ 杏奈 一般人(1回)-(2005/08/02(Tue) 02:20:03)
    めっちゃ楽しみにしてました(>▽▽<)o

    続き頑張って書いて下さいね(◎'з<)
    楽しみに待ってます☆彡

    (携帯)
引用返信/返信
■2175 / ResNo.26)  ネコと子犬と一人の飼い主 最終話
□投稿者/ みな 一般人(3回)-(2005/08/02(Tue) 04:00:51)
    どんなにひどい嵐でも、いつかは太陽の光が差しこむということ。
    それを教えてくれたのは君だった・・・。


    一晩中暗い街を歩いてしまい、家に帰る頃にはすっかり体が冷え切っていた。
    結局キキは見つからず、一人で倒れ込むようになんとか玄関に入ることができた。
    足は棒のようになり、ベッドまで歩く気力はない。
    夜通し歩いたので疲れてしまった。
    玄関のフローリングが冷たくて気持ちいい。
    それとは逆に悪寒のようなものが背筋を走り気持ちが悪い。
    風邪を引いてしまったのだろうか。
    いや、確実に引いている。
    冷え切った体を暖めるには熱いシャワーを浴びればいいのだが、バスルームに行く体力は残っていない。
    キキがいれば、きっと私をベッドに運んでくれた。
    いつも飲んで帰ってきた時には、そうやって運んでくれたから。
    小柄な体格に似合わず意外と力があって、私をベッドに寝かせてくれた。
    水を持ってきて口移しで飲ませてくれた。
    私が眠るまで横にいてくれた。
    朝食の準備を私に代わってしてくれた。
    だけどその時はいつもトーストと目玉焼き。
    ワンパターンでしかもちょっと焦げてて、笑いながら食べるとキキはいつも拗ねた。

    それが日常だった。

    悔しいけれど、その日常を消し去ったのは自分だ。
    キキはいつも側にいた。
    私はキキのことを何も知らないし、知ろうともしなかった。
    側にいればそれでよかった。
    嵐が運んできた出会いは、嵐が奪い去っていくのだろうか。
    側にいることも許されないのだろうか。
    「キキ・・・」
    一晩中流れたので涙は枯れてしまったと思っていた。
    しかし、冷たいフローリングを熱く濡らしているのは明らかに涙だ。
    フローリングを熱く濡らすくらい、キキと愛し合ったのに。
    そのフローリングは今、冷たく、熱く、涙で濡れている。
    「キキ・・・!!」
    バイブもローターも鞭もロープも何も必要ない。
    そんなものなくても愛せる。
    キキを縛るものは何もないけど、ずっと側にいさせる自信だってある。
    なのに・・・目の前にキキはいない。
    愛すべき人がいないということがどれだけつらいことなのか。
    溢れ出す涙が物語っている。
    「キキ!!」



    「ご主人様・・・」



    「えっ・・・?」
    「ただいま」
    そこにはキキが立っていた。
    Tシャツとジーンズというさっぱりした格好で、ドアを開けて立っていた。
    まだ時計の針は朝6時を差している。
    幻覚じゃないのかと思った。
    手を伸ばすと、キキは握り返してくれて、それは確かに人の温もり。
    「また、こんなところで寝てるのですか?僕、驚いちゃいましたよ・・・ベッドに行きましょう」
    ゆっくり支えられて立ち上がると、頭に溜まった熱が下へ降りていく感じがした。
    「あらら、熱がありますね。風邪薬はどこにありますか?」
    「どこに・・・行ってたの・・・?」
    まぎれもなくキキの体だ。
    いつもと変わらないキキの声だ。
    熱で幻覚を見ているのではなく、すぐ側にいるのだ。
    「僕は・・・怖くて逃げていました。もう帰らないつもりでした・・・合わせる顔がないから」
    ベッドに寝かせてくれて、キキはベッドサイドに立ったまま語る。
    「だけど・・・すごく、すごくご主人様が好きだから・・・会いたくなったんです」
    「うん・・・」
    「僕は、ご主人様が好きです・・・大好きなんです」
    涙目で私に語りかけるキキは今までにないくらい可愛い。
    だけどそれは子犬の瞳じゃない、少女の瞳だ。
    飼い主に対する愛情ではなくて、一人の人間に対する愛情。
    それが私に伝わってくるくらいに、真剣で切実な眼差し。
    こんな感情は味わったことがない。
    何とも言えないくらいに喜びがこみ上げてくるのだ。
    「ねぇ、キキの本当の名前を・・・教えて?」
    耳元で囁くように、キキは本名を告げた。
    本当に可愛らしい名前で、その名前を脳内で何度も反芻した。
    「私も・・・・・・が大好きよ」
    「ご主人さまぁ・・・!!」
    嬉しそうに抱き付きながら、私にキスをしてくれた。
    私は本当に嬉しくて、何度も髪の毛を撫でながら愛してると囁いた。
    女同士だからと、他人から避難されてもかまわない。
    ただ一緒にいて、お互い愛し合うことができるのならそれでいい。
    「『御主人』って呼ばれるのはフェアじゃないわね」
    対等な関係で、対等に愛し合いたいから。
    「ご主人様の・・・名前は何ですか?」
    私はニッコリと笑って、その茶色の髪の毛をかきあげる。
    まだ赤い瞳に語りかけるように、私は私の名前を彼女だけに教える。



    「私の名前は・・・・・・」






















    嵐が止んで、太陽が見えた時に、側にいるのは君だということ。
    それは当然のようで特別なことだから。
    たとえ今まで与えていた愛が一方通行だったとしても、必ず想いは伝わっているはず。
    これからはお互い愛し合えるのだから、想いはもっと伝わるから。


    嵐の中でも、君となら歩くことができるから・・・・・・


                       〜END〜


引用返信/返信
■2176 / ResNo.27)  NO TITLE
□投稿者/ まみ 一般人(2回)-(2005/08/02(Tue) 07:57:10)
    お疲れ様でした★
    最後スゴィ感動して朝から泣いてしまいましたι笑
    気になるんですがララはどうなったんですか?

    (携帯)
引用返信/返信
■2178 / ResNo.28)  お疲れさまでしたvv
□投稿者/ キョウ 一般人(1回)-(2005/08/03(Wed) 10:06:48)
    みなサン、お帰りなさい!帰ってきて下さってとても嬉しいデス(*^O^*)
    最終話…読みました。ご主人様とキキとララがそれぞれ幸せになってくれて本当に嬉しかった。思わず最後は目頭が熱くなりました…(/o\*)感涙
    お忙しい中、最後まで書き上げて下さって本当にありがとうございました!!これからも、みなサンを応援しておりますvv

    P.S.サイトが出来ましたら是非教えて下さいvvもぉ〜スッ飛んで行きますvv(*^^*)笑

    (携帯)
引用返信/返信
■2186 / ResNo.29)  あっ続きが
□投稿者/ のの 一般人(2回)-(2005/08/06(Sat) 01:28:47)
    と思ったら最終話…ハッピーエンドで安心しまいた。
    お疲れ様でした。

    (携帯)
引用返信/返信

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■4159 / 親記事)  逃げられない
□投稿者/ kaori 一般人(1回)-(2007/01/30(Tue) 02:17:57)
    ようやく慣れてきた駅への並木道。
    冬枯れの木立をすりぬけ亜紀は、走り続ける。

    『やば・・・また、あの電車になっちゃうよ』

    この前、通学途中の電車で始めて痴漢にあった。
    今日は、定期を忘れて駅から自宅へ一度もどってる、
    次の電車に間に合わないと、完璧遅刻だ。
    息をきらせて走りながら、
    痴漢にあったときのことを、思い出した。

    『今日はおしゃれなパンツにしてきたっけ。』

    私って何考えてるの・・・・・
引用返信/返信

▽[全レス29件(ResNo.25-29 表示)]
■4272 / ResNo.25)  楽しみです
□投稿者/ みか 一般人(1回)-(2007/03/02(Fri) 12:35:49)
    心ない人がいますが、楽しみにしてる人もいることを知ってほしいです。

    頑張って下さい。

    応援しています

    (携帯)
引用返信/返信
■4274 / ResNo.26)  NO TITLE
□投稿者/ kaori 一般人(20回)-(2007/03/03(Sat) 00:12:05)
    みなさんありがとうございます。みなさんの書き込みを見て、もう一度頑張ろうと思いましたがやっぱり書くのはやめます。楽しみにしてくださっている方には大変申し訳ありません。
    やはり自分には文才がないことに気付きました。
    こんなしょうもない話を読んでくださってありがとうございました。


    (携帯)
完結!
引用返信/返信
■4275 / ResNo.27)  早く続き読みたい
□投稿者/ バルサ 一般人(4回)-(2007/03/03(Sat) 02:05:02)
    たぶん最近書き込んだ3件は別人なんじゃないかな?その3つはなぜか携帯からみたいだし。もう投稿者さんこないのかぁ…
    名前の後ろになんかつく機能とかあれば見分けつくけど、ココもそういうの対応してほしい。トリップ機能だったかな

    (携帯)
引用返信/返信
■4276 / ResNo.28)  ぇぇえ…
□投稿者/ ロンタ 一般人(1回)-(2007/03/03(Sat) 20:19:38)
    本当に続きを書くの辞めてしまうのですか…?

    凄く残念です…


    (携帯)
引用返信/返信
■4277 / ResNo.29)  ちょっと待って!
□投稿者/ kaori 一般人(21回)-(2007/03/05(Mon) 15:18:28)
    私続き書きますよ!文才のないのは確かかもしれませんが私は私の満足したいように完結させます!だからもう嫌がらせは止めて下さい!お願いしますm(_ _)m

    (携帯)
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■3918 / 親記事)  女性専用車両
□投稿者/ 歩菜 一般人(17回)-(2006/10/22(Sun) 23:11:03)
    2006/10/24(Tue) 01:22:17 編集(投稿者)

    仁美とめぐみ第二部です。大学生になっためぐみに待ち受ける事とは?                第一部「痴女家庭教師」  第二部「女性専用車両」              第三部完結 タイトル未定            全三部作の予定です。
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▽[全レス29件(ResNo.25-29 表示)]
■3984 / ResNo.25)  女性専用車両10
□投稿者/ 歩菜 一般人(31回)-(2006/11/18(Sat) 03:21:39)
    大学の学年主任の京子の唇にはラメが塗られている。

    めぐみ「・・・・あのぅ。
    トレビアンってお店ご存じですか?

    京子の体がビクンとなる。

    京子「唇のラメの意味、目印って知ってるのね。・・めぐみさんはよく行ってるのかしら?

    めぐみ「いえ、行ったことありません。
    今日、初めて行くんですけど。

    京子「今日が初めて?

    めぐみ「はい。どんなお店かも分からなくて。

    京子「あそこは完全会員制だけれど?
    あっ!今朝の女性の紹介ね。

    めぐみ「そうです。
    よく行かれるんですか?

    京子「そうね。今夜も行くわよ。

    めぐみ「一緒に行きませんか?

    京子「いいけど私の相手はもう決まってるわよ。

    めぐみ「相手?

    京子「わからなくてもいいわよ。今はね!
    いいわ。一緒に行きましょ
    その代わり私とキスして。

    京子はめぐみの首に手をまわし唇を重ねる。

    んんんっ
    息が出来ないくらいの激しいDキス。

    はぁはぁ。
    舌を絡ませ唾液が溢れ出す
    ようやく離された唇が糸を引く。

    京子「めぐみさんの唇柔らかくて気持ちいいわよ。

    めぐみはカーテンが閉められた窓際に押され、窓際のほうへ向かされる。
    お尻に京子の顔が埋もれる。

    めぐみ「ひゃっ!?今度は何をするんですか?

    京子は何も答えないまま、アナルを舐め始める

    めぐみ「そこはダメぇ・待ってぇ・・・・

    京子「やめないわよ。ずっと、めぐみさんの事見てたのよ。

    めぐみ「はぁはぁ。見てた?今朝のことは・・・・

    京子「今朝だけじゃないのよ。めぐみさんは今朝、私が偶然見たと思ってるでしょう?違うわよ!いつも見てたのよ。

    めぐみ「えっ?どうしてですか?

    京子「めぐみさんといつかこうしたいって思っていたのよ。

    京子は更に激しく舌を動かしアナルから会陰部へと刺激する。

    京子「だから、やめないわよ。

    めぐみ「そんな・・・・あん。あぁああぁん。あふ

    京子「嫌なの?やめてほしいの?

    京子はめぐみの股を潜ると顔を反転させ、めぐみの秘部と向き合い。
    膣口に舌先を突き刺す。

    めぐみ「あっあう。や・やめないで・・もっと・して

    京子はわざとクリは舐めず膣前庭を舐める

    京子「たまらないのね?刺激が欲しくてたまらないのね!
    めぐみさんカーテンを開けなさい!

    めぐみ「えっ!?カーテン!!無理です!外から見られちゃう!

    京子「心配ないわよ。ここは二階だから近くに人が来ても角度で見えないわよ。さぁカーテンを開けなさい!

    めぐみは少しだけカーテンを開ける。
    夕方には少し早い時間帯のため、グラウンドには学生が多く残っている。

    京子「そんなんじゃダメよ!全開に開けなさい!

    めぐみは意を決しカーテンを全開にする。

    京子「よく出来ました。いい子ねぇ。

    京子は剥き出しになったクリを吸いながら、舌先で舐める。

    めぐみ「あぁああぁ。だめいっちゃうぅぅ。

    京子「めぐみさん。感じてる顔は見られるわよ!

    めぐみは必死で堪える。
    京子のクリへの愛撫は続けられ、めぐみは強烈な快感に足がガタガタ震えはじめる

    めぐみ「もぅ、だめぇ・・・・あぁああぁ。だめいっちゃうぅぅ。

    めぐみは果てた―――。

    京子「うふふふ。どぅ?
    気持ちよかったでしょ?

    めぐみ「はぁはぁ。すごい感じました。

    京子「何人の学生がめぐみさんのイッた顔を見れたかしらね?うふふふ。

    めぐみ「・・・・恥ずかしいです。

    京子「でも、恥ずかしいのが好きなんだよね!

    めぐみはパンツを履き服装を整える。

    京子「まだ、お店に行くの早いわね。
    シャワーも浴びたいし。
    今夜八時に〇〇駅に待ち合わせしましょう。
    大丈夫?

    めぐみ「はい。わかりました。

    めぐみは指導室を後にした

    これから始まる快楽の場所へ行くために――――。



    第二部  完


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完結!
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■3985 / ResNo.26)  第二部完結です
□投稿者/ 歩菜 一般人(32回)-(2006/11/18(Sat) 03:34:42)
    ☆様
    いつも応援ありがとうございます。

    紫の上様
    読んで頂きありがとうございます。

    読んでくださる皆様へ
    第二部も完結しました。
    いよいよ第三部が始まります。
    近日投稿予定です。
    引き続き応援して下さい
    お願いします。


    (携帯)
完結!
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■3986 / ResNo.27)  Re[2]: 第二部完結です
□投稿者/ miyu 一般人(2回)-(2006/11/18(Sat) 06:31:52)
    女性専用車両で毎日通学してます。毎朝どきどきしてます。いっぺんで歩菜さんのファンになってしまいました。
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■3988 / ResNo.28)  Re[2]: 第二部完結です
□投稿者/ ☆ 一般人(6回)-(2006/11/18(Sat) 21:26:22)
    第三部楽しみに待ってます。
    頑張って下さい!

引用返信/返信
■3995 / ResNo.29)  ありがとう
□投稿者/ 歩菜 一般人(33回)-(2006/11/24(Fri) 00:03:10)
    miyu様
    ファンになってくれて嬉しいです。

    ☆様
    第三部待ってて下さい。

    読んで下さる皆様。
    ありがとうございます。



    (携帯)
完結!
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