SMビアンエッセイ♪

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■8115 / 親記事)  女子プロレスラー ノアの受難《ツバサ編》
□投稿者/ いちこ 一般人(1回)-(2018/06/21(Thu) 00:04:59)
    ガンッ!

    ここはリング控室。中から音が‥‥

    ガンッ!

    中では看板レスラーのツバサがロッカーを蹴っている。

    ガンッ!

    ツバサは明らかにいらついていた。
    先ほどの試合で、『バイソンみぃ』に
    不意打ちの回し蹴りを頭に喰らい
    一瞬意識が飛んだところをフォールされ
    負けてしまったのだ。

    「チクショウッ!」

    控室のドアの外では、レスラー三年目のノアが入るのを躊躇していた。
    試合前にツバサから預かっていた専用のタオルを届けなければいけないのだ。
    本来なら試合後の花道で渡すはずだったが、拒否されたのだ。

    ツバサはノアの憧れの選手だ。
    正統派のストロングスタイルで、170cm70kgの恵まれた体格から
    繰り出される技はキレがあり、カッコいいのだ。
    髪はスポーツ刈りで甘いマスク、白いコスチュームで颯爽と入場すると
    会場全体がツバサコールに包まれる。
    初めてツバサの試合を見た時の感動を
    ノアは今でも鮮明に覚えている。
    ツバサのようなレスラーになりたかった。
    しかしノアの155cm48kgの身体では
    別のスタイルのレスラーになるしかなかった。
    いわゆるやられ役だ。
    投げ技や蹴りを受けた時は、自ら出来る限り派手に飛んだ。
    関節技を掛けられたら、出来るだけ痛そうにする。
    生来 身体は柔らかいほうで、相手が思ってるよりは曲がるのだ。
    そして相手の隙を突いて素早く回り込み、関節技を決めたり、
    隙をついてフォールを奪う。ノアもそれなりに人気があった。

    ガンッ!

    また音がする。ノアは恐る恐るドアを開ける。

    「あ、あの、タオルをお持ちしました。」

    ツバサが振り返り、黙って手を伸ばした。
    ノアはツバサに近づき、タオルを渡す。

    「どうぞ‥‥、きゃっ‥‥」

    ツバサがノアの手首を持って思いっきり引き寄せる。
    ノアは背中をロッカーにガンッとしたたかに打った。
    そのまま手首を抑えられて、ツバサに強引に唇を奪われる。

    「んー‥やっ、やめっ‥んんー‥」

    続く



引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■8116 / ResNo.1)  女子プロレスラー ノアの受難《ツバサ編》2
□投稿者/ いちこ 一般人(2回)-(2018/06/23(Sat) 23:13:49)
    ノアは驚いたが、我に帰ると必死に抵抗した。

    「先輩、やめてくださいっ。いやっ‥‥あっ‥‥」

    しかし体格が違いすぎる。
    必死に逃れようともがくが
    あっと言う間に両手を頭の上で押さえられる。
    そしてまたも強引にキスをしてくる。
    この時ノアは気づいていなかった。
    抵抗すればするほど、相手を興奮させるということを。

    「んー‥‥やっ‥」

    と、突然ツバサの身体が離れた。見るとツバサの唇から血がでている。ノアが噛んだのだ。

    ハァ‥ハァ‥ハァ‥‥

    ノアがツバサを睨む。
    ツバサはその血を片手で拭うと、ノアに張り手を見舞う。

    パンッという音とともにノアが吹っ飛ぶ。
    床に倒れたノアの髪を掴んで立たせる。しかしノアも黙ってはいない。
    すかさず右肘をツバサの胸に打ち込む。
    ツバサは少しよろけるが、またも張り手を見舞う。
    ノアはさっきとは逆に飛ばされそうになるが、なんとか踏ん張った。
    とそこへツバサがノアの鳩尾に拳を入れた。
    うっと言ってノアは両膝をついて意識がなくなった。

    ‥‥‥‥‥‥‥

    ピチャピチャという音でぼんやりと意識が戻る。
    ノアは起き上がろうとして、自分の両手がタオルで拘束されいるのに気付く。
    それに‥‥えっ!裸?
    いつのまにか全て脱がされている。
    それに下半身に違和感!この音は?
    見るとツバサがノアの股間に顔を埋めて舐めている。
    ノアは顔を真っ赤にして

    「いやっ、先輩。やめてください。」
    「ふふっ、起きた?ここはそう言ってないよ!ほらっ!」

    そう言って下から上へ舐め上げた。
    ノアの身体に電流が走り抜ける。

    「あうっ‥‥、いやっ‥‥」

    ノアはツバサの肩や背中を蹴って逃れようとする。

    「元気な子は好きだよ。」

    ツバサはノアの股の間に腰を入れた。こうなると蹴るに蹴られない。
    そのままノアの両手を押さえると、乳首に舌を這わせ、
    そして片手でノアのアソコを弄ぶ。

    「やだっ‥やめてくださいっ‥あっ‥」

    最初のうちは逃れようと身体を捻ったりしていたが、
    ガッチリと抑えられ、びくともしない。
    その間もずっと敏感な所を攻められ、徐々にノアの息が上がってきた。

    「いやっ‥‥あん‥だめっ‥あぁ‥」

    ノアが感じてきたと見るや、ツバサは嵩にかかって攻め立てる。

    「ああー‥いやー‥‥ああん‥‥」

    ツバサはさらに指の動きを速めると
    ピチャピチャという音からビチャビチャという音に変わった。

    「お願いです‥やめっ‥ああっ‥あああー」
    「我慢しないで、イッちゃいなよ。ほらっ、ほらっ、ほらっ、」

    「あっ、あっ、あっ、だめっ、だめっ、イッ‥イッ‥イッチャウ‥
    イッチャウから‥イッ‥イヤー‥ア〜〜!!!」

    ノアは背中を大きく仰け反らせて逝った。

    続く








引用返信/返信
■8117 / ResNo.2)  女子プロレスラー ノアの受難《ツバサ編》3
□投稿者/ いちこ 一般人(3回)-(2018/06/24(Sun) 22:53:46)
    ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥

    ノアは身体に力が入らず、起き上がれないでいる。
    その傍でツバサがコスチュームを脱ぎ捨てた。
    ツバサのボディービルダーのような筋肉質の身体が露わになる。
    ノアの片足を持ち上げ、自分の身体をその間に差し入れる。
    クチュッとお互いのアソコがくっつく。

    「あうっ‥先輩、今ダメ‥イッたばかりだか‥‥少し‥休ませて。」
    「ダメッ、ボクがまだ満足していないもん。」

    そして静かに動き始める。

    「あっ‥やめっ‥あん‥おねが‥」

    そして徐々に速度を速めていく。

    「あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥」

    ノアは身体ごと揺さぶられ、おっぱいがブルブルと揺れる。

    「あっ、あん、あっ、せん、ぱい、だっ‥めっ‥いや‥」

    ツバサも感じてきたのか、目を閉じて眉を八の字にしている。
    部屋にはベチャベチャと濡れ雑巾を叩いたような音が響いている。

    「あっ、あっ、ダメッ、イクッ‥イキそ‥あっ、あっ、あっ、ああっ‥
    ああああああ〜〜!」

    イッたばかりのノアはすぐに達してしまう。
    でも満足していないツバサはとまらない。さらに強く腰を打ち付ける。
    ツバサからも声が漏れだす。

    「ああ、ああ、いいっ、いい、ああっ」
    「うっ‥うっ‥うっ‥あん、あっ‥も、もう‥だ‥あんっ‥
    ま‥た‥きちゃ‥う‥あっ、あっ、いっ
    だめ〜‥もう‥やめっ」

    ツバサがラストスパートをかける。

    「ああ、いい、い、いきそっ、ああ、いいい、」
    「あっあっあっあっ、だ、だめ、またいく、いくいくいく、いっちゃう、いくーー!」

    ツバサも同時に達したようだった。
    身体を離したツバサは、ビクッビクッと痙攣しているノアの髪を撫でると、
    優しく口づけをする。しかしすぐにノアの顔が青ざめた。
    イヤイヤと首を振る。ツバサの片手がノアのアソコを触っている。

    「いやっ、やめてくださいっ、もう無理‥ああっ‥ほんと‥‥ああー!」

    ツバサは中指と薬指をノアの中に挿入した。そしてゆっくりと始めた。

    「おねっ‥がい‥もう‥あうっ‥ヒックッ‥やめて‥ぐだざい‥ううう」

    とうとうノアは泣き始めた。
    ツバサはそんなノアの涙を舐めると、急に激しく動かし始めた。
    グチュグチュグチュといやらしい音が響く。

    「きゃー、やめやめ、やめてー、ああああ、ああ、またっ、またっ、
    きちゃう、きちゃうから、ああああああああー!!」

    ノアはビュッピュッと潮を噴いた。

    「ふふふっ。もうちょっと頑張ろうか?」
    「ぎゃー、ムリムリムリ、だめーー、ああああー!!!かっ‥はっ」

    ノアは白目を剥いて失神し、アソコからはビューーと噴水のように
    潮を吹き上げた。

    完結








完結!
引用返信/返信

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■7659 / 親記事)  君のすべてが、
□投稿者/ 王兎 一般人(1回)-(2014/11/28(Fri) 02:06:48)



    1月、まだ年が明けたばかりの頃、私は地元の成人式に参加していた。
    自分も、久しぶりに会う友人たちも、みな一様に振袖を着ておめかしをしている。
    色とりどりの振袖が市内中に溢れ、真冬だというのに道が明るく賑やかだ。
    久しぶりに会う友人たちとは話しても話しても話題が尽きず、笑顔も尽きない。
    前日までは緊張していたのに、今では時間が止まればいいとさえ思っている。




    市内の中心部に位置するイベント用ホールでの式典が終わり、外へと出る。
    同い年の男女で溢れかえったホール前は大変騒がしく、人ごみで酔いそうだ。
    私は出る際にはぐれた高校の時の友人たちを探し、懸命に辺りを見渡す。
    みんな同じような髪型におなじような格好で、意外となかなか見つからない。
    香水や化粧品、振袖や袴の新品の匂いなんかに若干胸焼けを起こしながら歩く。
    記念撮影の邪魔にならないように歩いていたら、人ごみを抜けてしまった。
    久しぶりに吸い込む透き通った冷たい空気に、無意識に深呼吸を繰り返した。



    「あの〜、ちょっとよろしいですか?」



    声がした方に視線を移すと、地元のテレビ局が男女のグループを囲んでいた。
    みんなはしゃぎながらインタビューに答えているが、多分私には向かないだろう。
    テレビ局の人に見つからないように注意しながらも、友人探しを再開した。




    その数分後、少し離れたところに見知った顔を発見し、安堵した。
    私を探しているらしい彼女たちの方へ行こうと、歩く速度をあげる。
    振袖姿で走れないのがもどかしいが、せっかくの振袖が乱れても困る。
    私自身は振袖どころか、浴衣の着付けさえも自分でできないからだ。



    「すいませ〜ん、ちょっといいですか〜?」



    慣れない振袖で一生懸命急いでいた私に、背後から女性が声をかけてきた。
    振り返ると、パンツスーツを身にまとった細身の穏やかそうな女性が立っていた。
    たれ目で俗に言う癒し系であろう彼女は、人の良さそうな笑みを浮かべている。
    隣には少しキツそうな印象を受ける女性が、カメラを手に持って立っていた。



    「雑誌の取材をさせて頂いているんですけど〜・・・・・・」



    テレビ局からだけかと思っていたら、女性誌の記者も取材に来ていたのか。
    その女性は話を聞くだけで写真は任意だと、緩い口調で説明してくれた。
    テレビとは違い、自分の姿が公表されないのであれば、答えてもいいかな・・・。
    一瞬そんな気持ちになり、つい取材に応じる旨を伝えてしまっていた。



    「よかったぁ〜!実はあなたが今日1番最初なのよ〜」


    「ここじゃあ賑やか過ぎるから、少し離れた場所で伺いますね」



    手を叩いて全身で喜びを表現する記者とは裏腹に、落ち着いたカメラマン。
    カメラマンの女性に誘導され、少し離れた場所に行くことにした。
    2人に断りを入れ、友人には携帯で取材に答えてくることを伝えておく。



    「こっちの方が落ち着いてお話を伺えるかしら〜」



    正直、成人式の取材なんて、そこまで時間がかかるようなものではないと思う。
    有名人であれば別だが、私は何の取り柄もない一般人なのだから、余計に。
    しかし、2人は静かな場所を求めて歩いて行き、当然私もそれについていく。
    人ごみを抜け、ホールの裏の方に位置する場所まで歩いて行き、ベンチに座る。
    確かにそこは人が1人もおらず、落ち着いて話すにはもってこいの場所だ。



    「ごめんなさいね、実は彼女、少し耳が悪くて・・・・・・」



    カメラマンが言うには、記者の女性は生まれつき少し耳が悪いという。
    確かに髪の毛の隙間から見える耳には、補聴器らしきものが見える。
    ならば静かな場所で取材をしたがるのは当たり前のことだ。
    右側にメモを持った記者が座り、カメラマンは左側の方に立っている。




    取材内容は名前や職業から始まり、今日の感想などを尋ねられた。
    私はプライバシーに気を付けながら、答えられる範囲で答えていく。
    それを記者はメモに書き込み、カメラマンは黙ってそれを眺める。
    一通り質問に答え終わると、記者がメモをカバンにしまい、立ち上がる。



    「取材を受けてくれてありがとう〜!これで怒られずに済むわ〜」



    私も記者の後にベンチから立ち上がり、友人のもとに向かおうと―――――



    「あ・・・れ、?」



    一瞬のことだった、一瞬のうちに背後から口元に手が回され、口元を布が覆う。
    女性らしい匂いがする布の匂いを吸い込むと、なぜか足元がふらついた。
    途端に全身に上手く力が入らなくなり、目も開かず、視界が徐々に暗転する。
    必死に抗おうとしたが抗えるわけがなく、あっという間に意識を失った。



    「・・・やっと、やっと捕まえたわぁ・・・」




引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■7660 / ResNo.1)  A
□投稿者/ 王兎 一般人(2回)-(2014/11/28(Fri) 02:49:23)



    モヤがかかったような頭の中と、しぱしぱする目を無理矢理こじ開ける。
    成人式の後、インタビューに答えて、友人のもとへ行こうとして、それで・・・。
    徐々に覚醒してきた意識と直前までの記憶を思い出し、一気に目が覚めた。
    どうしよう!、みんな心配しているかもしれない!、と起き上がろうとした。



    「え・・・?」



    しかし、全身を上から押さえつけられ、首を少し持ち上げるのが限界だった。
    首と、手先と、足先しか自由になる箇所はなく、その自由も些細なものだ。
    慌てて自分の身体を見下ろすと、黒い革のベルトでベッドに拘束されていた。
    黒い革のベルトは至る場所を締めつけ、私の自由を確実に、強固に奪っている。
    身体に力を入れてみるが、ベルトは全く動かず、身体も全く動いてくれない。
    自分があの後誰かに気絶させられて誘拐されたのだと、その時初めて気が付いた。




    必死に辺りを見渡すと、自分以外には誰もおらず、室内であることが分かった。
    窓は1つもなく、扉は木製の頑丈そうなドアが1つ、あとは浴室とトイレ。
    浴室とトイレの壁は透明のガラスでできており、中が丸見えの状態だ。
    床一面にはカーペットが敷き詰められ、クローゼットらしきものが見える。
    ベッドの真横には何やら棚が置いてあり、天井にはシャンデリアがぶら下がる。
    ラブホテルの一室か富豪の屋敷の一室か何かのようだと、ぼんやり考える。




    これからのことを考えていると、ガチャン、と鍵が開けられる音がした。
    そしてゆっくりと入口のドアが開き、1人のにこやかな女性が現れた。
    それはあの記者でもカメラマンでもなく、初対面の見知らぬ女性だ。
    自分よりは5歳か10歳ぐらい年上に見えるその女性は、こちらに歩き出す。
    膝下までのシンプルなワンピースを身にまとっている女性は、清楚そのものだ。



    「意外と目が覚めるのが早かったわね」



    自分の真横に来た女性は、そう言うと細い指で私の顔の輪郭を撫で上げた。
    くすぐったさと不安と恐怖から顔を背けると、ふふっと笑われてしまう。
    女性はそのままベッドの隅に腰を下ろし、優しい手つきで髪を手ぐしですく。



    「茉莉梨奈さん。20歳。大学2年生。県外で一人暮らし。・・・合ってるかしら」



    先ほどの取材で答えた情報をつらつらと口にした女性の顔は、穏やかで優しい。
    とりあえず微かに首を縦に振ると、女性は今度は唇をむにむにと弄び始めた。
    リップを塗られているであろう唇が光を反射し、ぷるぷると輝く。



    「振袖、窮屈でしょうから脱がせて、他の服に替えておいたわ」



    よく見ると自分が今着ているのは振袖ではなく、Tシャツにジャージだった。
    少し大きめのサイズのようだが、確かに振袖よりは着慣れているし断然楽だ。
    女性の名前は小笠原百合だと名乗った以外、年齢も職業も何も教えてくれない。
    しばらく唇や髪を好きなように弄ばれ続けていたが、ようやく指が離れた。



    「ふふ・・・怖くて不安で、声も出ないってところかしらね?」



    さらりとした髪を耳にかけ、女性は恍惚としたような表情で見つめてくる。
    少し震えている身体を女性の指が這っていき、時々くすぐるような動きを見せる。
    髪から耳、耳から輪郭、輪郭から首、首から腕、腕から胸元へ・・・。
    微妙な距離で触ってくる指がくすぐったく、身を捩ろうとするがあまり動かない。
    先程から声を出そうとしているのに空気しか出てこず、震えも止まらない。



    「大丈夫よ、殺したり乱暴にしたりなんてしないわ、安心してちょうだい」



    彼女は散々指を這わせることを楽しんだ後、自分の手足を組み、優雅に笑う。



    「あの記者とカメラマンは私の部下のようなものなの、悪い子ではないわ」



    やはりあの雑誌の記者とカメラマンはこの女性、小笠原百合の仲間だった。
    きっと雑誌だというのも嘘で、ただの口実、個人情報の収集のためなのだろう。
    やっぱり取材だなんてちゃんと断ればよかったのだと、今更ながら後悔した。
    百合は怯える梨奈が可愛くて仕方がないというように目を細め、微笑んでいる。



    「ここは私の自宅の一室なのだけど、地下だしそうそう見つからないわ。
     それになかなか出られないでしょうし、出すつもりもない・・・」



    梨奈は百合の目に狂気の色を感じ取り、後退りをしたい気持ちになった。
    ぱっと見は優しそうで優雅で上品な女性なのに、どこか怖く、どこか冷たい。
    未だベルトのせいで満足に身体が動かず、混乱しており、声もろくに出てこない。
    ぎしぎしと音を立てるベッドとベルト、目の前で微笑み続ける初対面の女性。
    気絶させられて誘拐された見知らぬ家の地下室に、全く読めないこれからの展開。
    全てが不安と恐怖に入れ替わり、逃げようという気持ちは全く湧いてこない。



    「怯えている梨奈はとっても可愛いわ、まるで小動物のようね」



    百合は少し待っているように言い残すと、再度ドアから外に出て行った。
    ようやく全身を支配していた緊張が解けて、少しだけ落ち着くことができた。
    全身を拘束されていて、個人宅の地下室にいるなら、脱出は不可能に近い。
    改めて冷静に現状を整理すると、その絶望に泣き出したい気持ちに駆られる。
    これからどうなるのだろう、と悶々としていると、再びドアが開いた。



    「食事を持ってきたわ、梨奈」



引用返信/返信
■7661 / ResNo.2)  B
□投稿者/ 王兎 一般人(3回)-(2014/11/28(Fri) 17:46:02)



    食事ということで、百合がリモコンでベッドの上半身側を起こしてくれた。
    梨奈は大人しく野菜のコンソメスープとクリームパン、サラダを食べる。
    変な薬が入っていないかどうかは、百合自身が食べて証明してくれた。
    全部食べ終わると、百合は微笑みながら食器を片付けに部屋を出て行った。



    「・・・っ、?」



    しばらくすると、身体が痺れ、息が上がり、全身が火照って赤らんできた。
    少し動くだけで甘い痺れが広がり、ベルトや服で擦れた場所がじわりと熱を持つ。



    「や・・・怖いっ・・・」



    梨奈はやっぱりあの食事には毒が入っていたんだ、という風に解釈した。
    本当は毒ではなく、媚薬が混ぜられた食事だったのだが、梨奈は性に疎い。
    自慰も何回かしてみたことはあるものの、大して快楽を得られないのでやめた。
    じわじわと高まる痺れや熱に梨奈は恐怖心を抱き、目には涙を浮かべた。
    もう少しで涙がこぼれる―――――そのタイミングで、部屋のドアが開いた。



    「いやっ・・・いやっ、助けて、死にたくないっ・・・!!」



    「うふふ、薬が効いてきたのね・・・大丈夫よ、毒じゃあないわ」



    「いやっ、も、帰してっ・・・帰りたいっ・・・!!」



    「それはできない相談ねえ・・・梨奈、それは毒なんかじゃなくて、媚薬。
     梨奈がもっともっと可愛くなるためのお薬で、身体に毒はないわ」



    百合は梨奈に近づき、梨奈の細くて白い首を人差し指で撫で上げた。
    目をぎゅっと瞑って泣いていた梨奈は、突然の刺激に短い悲鳴をあげる。
    喉を人差し指で軽く触られただけなのに、その身体は面白いぐらいに跳ねた。
    百合はびくびくと跳ねる梨奈の身体を楽しむかのように、全身に指を這わせる。
    その度に梨奈は声こそ出さないもののびくびくと震え、快楽に耐える。
    勝手に甘く熱い吐息を漏らし、身を捩り、全身をびくつかせる梨奈の身体。
    梨奈は自分の身体の変化についていけず、されるがままの状態だった。



    「感度がいいのね・・・ふふふっ、さあ、お洋服は脱ぎましょうねえ〜」



    幼稚園や保育園に通うような子に言い聞かせるかのように言われ、恥ずかしい。
    ベルトを外してベッドに繋がった手枷と足枷に変えると、Tシャツをハサミで裂く。
    Tシャツはゆっくりゆっくりと下から上に切られ、遂に可愛らしい下着が現れた。
    そしてその下着も同じようにハサミで真ん中を切られ、意味を成さなくなった。



    「ほら、乳首が立ってるわ・・・可愛い・・・」



    「あっ・・・ひっ・・・」



    少し冷たい指でゆっくりと胸を揉みしだかれ、百合は手全体で胸の感触を楽しむ。
    梨奈はまたしても身体が震わせ、半開きの口からは吐息と喘ぎ声を漏らした。
    百合は梨奈の顔を見つめながら、指が乳首には触れないように胸を揉む。
    ゆっくりとマッサージのように行われるそれは、確実に梨奈に快感をもたらす。



    「はぁんっ・・・あっ、あっ、あっ・・・」



    乳首は痛いほどに硬く立ち上がり、早く触ってというかのように存在を主張する。
    それでも百合は梨奈の乳首には触れずに、胸を揉むことだけに徹している。
    しばらく揉んでいると、梨奈の腰が動き、百合の手に乳首を当てようとし始めた。
    百合は一瞬で梨奈の目的を見抜き、それでも乳首に手を当てないように揉む。



    「あら、身体をくねらせてどうしたの?」



    「あっ、そ、そこばっかやだぁっ・・・!もっとっ、もっと触ってっ・・・!」



    「胸なら揉んであげているでしょう?何が足りないの?」



    首を振っている梨奈は、初めての快楽と初めての媚薬に、既に溶かされていた。
    太ももを擦り合わせ、全身を震えさせて快楽に耐えるその姿はいやらしい。
    百合が乳輪を人差し指でくるくるとなぞってやると、梨奈はまた泣き出した。



    「やだやだやだっ、ちゃんと触って、触ってよおっ・・・」



    「だからちゃんと触っているじゃない。言われなきゃ分からないわ、梨奈」



    「・・・っ、乳首っ、乳首触ってっ、お願いっ、!」



    「・・・こうかしら?」



    言われた通りにきゅっと乳首を摘み上げると、梨奈は声を出さずにのけぞった。
    どうやら念願の乳首への刺激だけでイってしまったらしく、息が荒い。
    未だ余韻に浸ってびくびくと跳ねる梨奈にはおかまいなしで、乳首を刺激する。
    摘んだり、そのまま引っ張り上げたり、捻ったり、押しつぶしたり・・・。
    中でも梨奈は親指と人差し指で摘まれ、擦られるのが好きなようだった。
    綺麗に切り揃えられた百合の爪をてっぺんに立てて引っ掻いてもいい反応をする。



    「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、」



    「あ、またイった」



    媚薬に加えてイったことで更に敏感になった身体は、容易く何度もイく。
    百合は梨奈を乳首だけで何度も絶頂に導き、梨奈はされるがままに何度もイった。
    数十分してからようやく刺激から解放された梨奈は、ぐったりとしていた。
    荒い呼吸を繰り返し、呆然としている梨奈をそのままに、百合は手を下にずらす。
    そして、ハサミでジャージの股の部分の生地をゆっくりと切り取っていく。



引用返信/返信

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■7523 / 親記事)  ヘヴン  1
□投稿者/ ケイ 一般人(1回)-(2014/01/20(Mon) 02:07:21)


    何か新しいものを開発しようとする時に、その効力や副作用を確認・発見しようと生身の人間の身体を使って実験を行うことは、日本では禁止されている。
    しかし、法治国家であり先進国の一角を担っている現代の日本で、今では「常識」とされるそのルールを守らず、未だに執り行っている組織がある。
    勿論、見つかったらただ事では済まないことは当の本人たちも痛いほど理解しており、大っぴらに人間を使った「人体実験」を行なっている訳ではない。
    誰にも見つからないようにと国内の某所の地下深くに研究所を設置し、セキュリティも非常に厳しいものにして、万全の対策を施してあるのだ。
    そこでは大勢の白衣をまとった研究者や時々様子見として訪問する数人のスーツ姿のお偉いさんの他に、監禁された何十人もの男女が暮らしている。
    スーツ姿のお偉いさんは普段は地上で暮らしており、数ヶ月に1度、研究・実験の進行速度や内容、研究所や研究者の様子を見にやってくる。
    が、研究者や実験体である数十人の男女は、この地下深くに造られた広く太陽の光が届かない研究所の中で衣食住を共にし暮らしている。
    実験体として扱われる数十人の男女は年齢も出身地も容姿も性格も千差万別だが、その中でも若干多いのは10代から20代の年齢層の人間だろうか。
    借金のカタ、関係者による拉致、親に多額のお金と引き換えに売られた・・・そこで実験体として扱われるようになった経緯も人それぞれだ。
    まあ彼らには「実験体」として生きて働いてもらわねばならないので、1日3回の食事と1回の入浴、十分な睡眠時間は確保されている。
    実験に関係していても無関係でも、彼らが病気やケガを負えば治療を受けられるし、身なりもきちんとさせてもらえることになっている。
    ただ、実験によっては苦痛を受けるし、場合によってはそれが快楽になったりして、辞めたい、逃げたいと思っている人間も少なくはないだろう。
    だがしかし、彼らにはそこから自力で逃げられるだけの勇気も何もなく、そもそも大勢の監視の目と監視カメラをくぐり抜けられる訳がない。








    これは、そんな研究所でのお話である――――――








    【プロローグ】


引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■7524 / ResNo.1)  ヘヴン  2
□投稿者/ ケイ 一般人(2回)-(2014/01/20(Mon) 03:10:14)


    実験体にはそれぞれ本名の他に「実験体番号」が割り振られており、本人も周囲の人間も覚えている人はその人の本名と一緒にその番号を覚えている。
    名前で呼ぶか愛称で呼ぶか番号で呼ぶかはその人次第で、大勢いる研究者も全員が実験体に対して乱暴な扱いをしたり番号で呼んだりとしている訳ではない。
    研究所から出ることは絶対に許されず、監視カメラと研究者によって常に厳しい監視下に置かれており、実験体として扱われるが、完全な「モノ扱い」はされない。
    食事だって栄養バランスが摂れていて美味しいものだし、衣服も寝床であるベッドも研究所内も清潔で、「実験」さえなければ快適な環境下に置かれる。




    そんな「実験体」になって2年目だか3年目だかを迎える天藤リツカ(あまふじりつか)は、目の前で行われる研究をぼうっと眺めていた。
    目の前ではおそらく年下であろう華奢な幼い少年が実験体として実験を受けており、今は眠っている間の脳波を測定されているようだ。
    恐らく、確か一昨日ぐらいに飲まされた新薬だという錠剤の効果と副作用を調べるための実験だと思うが、少年は至って普通で、苦痛も何も感じていない。
    リツカは昨日の時点で少年同様脳波の測定は済ませており、内心自分がたくさんある研究室の中の一室に呼び出された意味が分かりかねていた。


    「リツカ、」


    機械的に記録されていく脳波の線を眺めて意見を交わしている数人の研究者のうち、1人の女性がリツカの方を振り返った。
    彼女は20代でありながらも有能な研究者の1人であり、真っ白な白衣と黒い衣服が対照的な、可愛いというよりは綺麗な女性だ。
    首から下げたネームプレートには真顔で写っている彼女の顔写真と専門分野、そして彼女の名前である篠崎亜希(しのさきあき)の4文字。
    彼女は胸元まで伸びた細く少なめの黒髪を揺らしながらリツカのいる部屋の隅のソファーまでゆっくりと歩み寄り、目線を合わせようとしゃがんだ。
    きらきらと照明を反射する黒い切れ長の瞳に吸い込まれそうになりながらも、元々負けん気が強いリツカは目を逸らすまいと無言で目を合わせる。
    亜希はそんなリツカの様子を見てにこりと薄い唇の両端を上げると、持っていたファイルから1つの真っ白い書類の束を差し出してきた。
    左上が銀色のホッチキスの針で2箇所にわたって止められた薄めの書類の束は細いリツカの手に渡り、かさりと僅かに音を立てた。


    「あなたが今日これから受ける実験の説明文よ。今回のは確実に痛みを伴うから、よく読んで覚悟しておきなさい」


    亜希はリツカの実験を担当することが多い研究者の1人だが、頭脳明晰な研究者は変わった人が多いという話は事実だという証拠になるような人間だ。
    この研究所に所属している研究者は多くがその素質を持つが、亜希はサディスティックな面を持ち、それをなぜかリツカに向けてくることが多い。
    容姿もスタイルも平均以上で頭の回転も早く知識も豊富、性格も穏やかで滅多に怒ったりはせず優しく、スキンシップは積極的にとる女性、それが篠崎亜希。
    実際彼女に懐いている実験体の人間は多く、研究者の中にも溶け込めており、ここでは厚く信頼されているような人間だが、そんな一面もある。
    今だって3ページ目の書類の隅にシャーペンで「今日」とだけ書かれたメモがあり、意味ありげに優しげにリツカに微笑んで見せるのだ。
    リツカは軽いストレス性の頭痛と呆れた溜息をお供に書類に軽く目を通し、少年の脳波の測定の実験が終わるのを手持ち無沙汰に眺めながら待った。


    「実験体番号「Y−10」、天藤リツカ、女、19歳」


    少年の脳波の測定はそれから1時間をかけて行われ、男性研究者に優しく起こされた少年はご褒美のお菓子をもらって上機嫌でこの部屋を出て行った。
    それから研究者たちが意見を交わしながらも機械やコードを片付け、リツカの実験の準備をし、そして室内で1番大きなパソコンのスイッチを押す。
    あらかじめ研究所で使われる機械全ての中に登録されているらしい個人情報をパソコンが機械的な女性の声で読み上げ、何やら音を立てて作動する。
    リツカはペンと紙とパソコンとビデオカメラを携えた研究者が囲んでいるベッドに無表情のままで歩み寄り、何も言われないうちから寝転んだ。


    「君に一昨日投薬した薬は新薬のひとつで、感じる痛みを和らげるためのものだ。これからその効果と副作用を見てみようと思う」


    研究者の1人からにこやかに実験の説明を受けながらも、リツカは手足を枷で拘束され、胴体も2つのベルトを巻きつけてキツめに拘束された。
    そして毎回のことながら右腕から血液を採取され終わると、研究者の1人が病院でよく見かける銀色のワゴンをごろごろと音を立てて引っ張ってきた。


    「では・・・実験をはじめます、」















    「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!!!!!」


    あまり日焼けしていない白いリツカの背中にあざとミミズ腫れと切り傷を残すのは、研究者の1人が力いっぱい振るっている特注らしい頑丈な一本鞭だ。
    あの薬のお陰でどれぐらいの痛みに耐えられるのか、様々な方法と道具を使ってかれこれ1時間は拷問地味た実験を受けている気がする。
    安全ピンや治療用の長い針を身体中に刺されたり、カッターやナイフで皮膚を切り裂かれたり、素手で叩かれたり・・・。
    薬のお陰か普段よりも痛みを感じにくくなっているとはいえ、全く感じない訳ではないし、そもそも薬の効力の持続時間なんかも分からない。
    恐らくしばらく前に薬の効力は途切れているが、研究者たちは未だにリツカに痛みを与え続け、それをデータとして記録していく。
    リツカのシャープな頬には幾筋もの涙が伝い、にじみ出た汗や傷から溢れた血液、つけられたあざやミミズ腫れが痛々しい。
    生まれつき染めたかのように色素が薄い茶色い髪の毛は顔に張り付き、拘束された身体は無意識のうちに痛みから逃れようともがく。
    そんなリツカを先程と同じような優しげな微笑みを浮かべて観察する亜希は、やはり通常の感覚を失った人間なのだろう。


    「いだいよお゛!!!!い゛やあああああああああああああ!!!!」


    何発目か分からない鞭が肌に思い切り叩きつけられた後、息が切れている研究者はようやく鞭を握った右腕を下ろし、ワゴンに鞭を置いた。
    呼吸は荒く、主に胴体部分に傷を負ったリツカはなおも大量の涙を流しながら、次に与えられる苦痛を想像し恐れがたがたと震えている。
    研究者たちは小声で何かを言い合った後、実験開始前から実験途中も浮かべていた穏やかな笑みのまま、リツカの拘束具を外し始めた。
    すっかり赤い跡がついて痺れている手足を優しくマッサージされ、傷口を消毒してもらい絆創膏やガーゼで手当てされる。
    涙や汗も蒸しタオルで優しく拭き取ってもらい、叫び過ぎて声が枯れて口内と喉が乾いているリツカのために、冷たい麦茶が飲まされた。
    リツカが大きめのコップに注がれた麦茶を飲み干す様子を見届けた研究者たちは、ワゴンや拘束具を片付け始める。


    「リツカ、これで実験は終わりよ。よく耐えたわね」


    優しげな微笑みを浮かべてリツカの頭を微笑み同様優しく撫でた亜希は、空のプラスチックのコップを受け取ると退室を促した。
    自室まで送ろうか、車椅子を持ってこようかなどとと心配し気遣ってくれる研究者たちの申し出を片っ端から断り、リツカは実験室を後にした。
    散々痛めつけられた身体で長く明るく広い廊下を歩いていると、別の研究室のドアが開いて、1番仲がいいといえるであろう実験体に会った。
    彼女はリツカよりも2歳年上だという藤野四季(ふじのしき)、他の実験体や研究者からは「藤ペア」と呼ばれることもある親友だ。
    四季はひと目でリツカの実験が苦痛を伴う実験だと見抜いてくれたらしく、一瞬心配そうな顔でリツカのことを見た。


    「・・・四季、」


    「分かってる、心配するなって言うんでしょ?全く・・・リツカ姫は強がりなんだから」


    ふざけて姫などと呼んだ四季の横腹を肘で軽く小突いたリツカは、歩幅を合わせてゆっくりと歩いてくれる四季と一緒に自室へと向かう。
    研究者は個室が割り当てられるが、リツカや四季たち実験体の部屋は大体2、3人でひと部屋と決まっており、リツカの同室者はこの四季だ。
    四季は定期的に研究者に頼んで染めてもらっているという綺麗で真っ直ぐで明るい、本来なら背中まである茶髪を頭上で結んでいた。
    四季が受けた実験はリツカとは違って痛めつけられたりはせず、味覚の有無や程度を確認したかったらしく、しこたま食べさせられたらしかった。
    お陰で晩ご飯はいらないと明るく笑っておどけてみせる四季につられてリツカも笑うと、2人で自分たちの部屋に消えていった。


引用返信/返信
■7525 / ResNo.2)  Re[2]: ヘヴン  2
□投稿者/ Ruiko 一般人(1回)-(2014/01/20(Mon) 11:31:28)
    実験の内容がSM的なものだけでないのが面白いですね。
    改行が入って読みやすくなりました(^O^)
    展開待ってます!
引用返信/返信

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■7147 / 親記事)  Zero
□投稿者/ YOU 一般人(1回)-(2013/07/31(Wed) 07:28:42)





    真っ白い壁に明るい色の木の扉、そして扉の右側につけられた銀のプレート。
    パッと見はカフェか何かのような温かな外見だが、見かけ騙しの店だ。
    銀のプレートに黒く細い線で優雅に刻まれた、「Zero」という筆記体の文字。
    20時から7時間の間だけ開かれる、その扉の奥の世界とは――――――










    『Zero』










    軽い木の扉を開けると、カランカラン、と軽やかなベルの音が響く。
    中はカフェというよりはバーのような明るさで、仄かに薄暗い。
    入って右側に木製のカウンターがあり、いくつかの椅子が並んでいる。
    銀と黒の脚が細く背もたれのある円形の椅子で、座り心地は抜群だ。
    反対側には、ガラスのローテーブルと黒と白のソファーが置かれた席や、
    黒い木製のテーブルと白の椅子が置かれた席が設置してある。




    「いらっしゃいませ。宜しければ、お荷物をお預かりします」




    深くお辞儀をしながらそう申し出てきたのは、この店で働く店員の女性。
    白いフリルのヘッドドレスが、胸元まである艶やかな黒髪を引き立てている。
    内側に緩くカールされた髪が散らばる胸元には、きっちりと結ばれた赤いリボン。
    白と黒のメイド服の丈は短く、かがんだらスカートの中が確実に見えるだろう。
    ぴったりと揃えられた足の膝から下は、ヒールのある茶色いブーツが覆っている。




    「では、このカバンを」



    「畏まりました。確かにお預かり致しました」




    メイドは目の前でロッカーにカバンを入れ、続いてしっかりと鍵を閉めた。
    渡された銀の鍵には細かい装飾が施され、「12」という番号が刻まれている。




    「そちらの鍵はなくさないようにお願い致します」




    再び深いお辞儀をするメイドを横目に、空いていた近くのカウンター席に座る。
    カウンターの中には、淡いピンク色のラメ入りのドレスを纏った女性がいた。
    深い栗色の真っ直ぐな髪は後頭部でまとめられ、背中まで垂らされている。
    胸元には鮮やかな青いバラのコサージュが飾られ、白い肌とドレスを際立たせる。




    「初めまして。それとも、どこかでお会いしたかしら?」




    にこり、と微笑むその顔は、絵画や彫刻にある女神か何かのように美しい。
    ナチュラルメイクが施されたその顔は、1つ1つのパーツが整っている。
    照明を反射して潤う薄いピンク色の唇が色っぽく、何となく視線を外した。




    「・・・いいえ。初対面です」



    「ならよかった。私はこの店のオーナー兼バーテンダー、丹崎麗と申します」




    整えられた明るいベージュ色の爪と綺麗な手が、1枚の名刺を差し出した。
    こちらも黒いスーツの胸ポケットから名刺入れを取り出し、名刺を差し出す。
    受け取った白い名刺には、店の名前と番号と、そして名前が書かれていた。




    「岸本祐里香さん、と仰るのね。今日はどうしてこちらに?」



    「口コミでこの場所を知りまして、気になったものですから・・・」



    「そうなの、この店も有名になってきているのね。嬉しい限りです。
     ここは女性専用の店だから、どうぞゆっくりなさってね」




    にこにこと人懐っこい笑みを浮かべるオーナーが、メニューを渡してくれた。
    ソフトドリンクやお酒だけでなく、様々な種類の食事が用意されているようだ。
    その中からオレンジジュースとオムライスセットを注文し、周囲を見渡す。
    先程より数人の客が増えたようで、半分近くの席が埋まってきている。
    腕時計を確かめると20時半を少し過ぎた頃だから、まだまだ増えるだろう。




    しばらくすると、デミグラスソースがかかった半熟のオムライスが運ばれてきた。
    そしてサラダとコンソメスープ、オレンジジュースが続々と運ばれてくる。
    絶品料理を口に運んでいると、21時頃、遂に店内は満席に近い状態になった。
    そして料理を食べ終わってしばらくした21時半頃、突然店内の照明が消えた。




    「えっ・・・」



    「あら、あなた初めて?」




    突然のことに小さく声を漏らしてしまったのを聞かれたのか、声をかけられた。
    右隣に座っている見知らぬ女性は、恐らく自分と同じぐらいの年齢の女性だ。
    その人も1人で来たようで、それまで誰とも喋らずに時間を過ごしていた。




    「ええ・・・口コミでここを知って来たんですけど、驚いてしまって」



    「大丈夫よ、これから数回にわたってショーが行われるの。これが1回目よ」



    「ショー、ですか・・・?」



    「そうよ」




    ゆっくりではあるが照明の明るさが戻り、その女性の顔が見えてきた。
    黒縁の眼鏡をかけた女性のボブヘアーに整えられた髪は、金髪に染められている。
    銀の十字架の大きめのピアスが髪の毛の合間からちらつき、揺れている。
    全身を黒で包んだヴィジュアル系か何かのような出で立ちは格好いい。




    「私は四ノ宮ハルカ。ハルって呼んで頂戴」



    「ハル・・・さんですか。私は岸本祐里香といいます」



    「祐里ちゃんね・・・了解。今日は1人?」



    「ええ」



    「奇遇ね、私も1人なの。一緒に楽しみましょう」



    「ありがとうございます」




    そうこうしているうちに、周りの客から拍手が巻き起こった。
    何事かと彼女たちの視線と同じ方向に視線を向けると、ステージが出来ていた。
    恐らく、床がせり上がったのだろう、今まであそこには何もなかったから。
    そしてステージの中央部には、1人の儚げな美しい女性が立っていた。
    日焼けとは無縁そうな白い肌に、真っ赤な口紅、真っ黒で真っ直ぐな長い髪。
    赤い着物を花魁のように着崩している彼女は、ゆっくりとその場で回ってみせた。
    頭の真上で髪は団子にされ、梅をモチーフにしたかんざしが刺さっている。
    そこから垂れている1束の髪は、真っ直ぐ彼女の腰辺りまで伸びている。
    少し引きずっている赤い着物には黒いアゲハ蝶が描かれており、何とも妖艶だ。
    目尻の細いアイラインとぼやけた赤、真っ赤な唇も卑猥で、目が離せない。




    「あの方は私たちの間ではファンも多くて有名な『AKI』様。お美しいでしょう?」



    「ええ・・・とっても」



    「彼女を中心にショーが展開するのよ」




    そんな美しく妖艶な彼女は、ステージ右側の黒い革張りのソファーに腰掛ける。
    そしてゆっくりとその細長い足を組み、観客に微笑んでみせた。
    するとステージ左側から1人の女性が四つん這いで姿を見せ、再び拍手が起こる。
    赤い革の目隠しとボールギャクを施された女性は、何と何も着ていない。
    赤い首輪からは銀の細い鎖が伸び、彼女が進む度にじゃらじゃらと音が鳴る。
    手首と足首には黒いベルトが締められ、その間には銀の棒が挟まれている。




    「ふふふ、驚いているようね」



    「これは・・・?」



    「知らなかったの?ここは俗に言う『SMバー』よ、これは調教ショーなの」




    ただのバーとしての口コミしか知らなかったため、頭が追いついてこない。
    とりあえず隣に座るこの女性の大丈夫、という言葉を頼りに、無理矢理落ち着く。




    「四つん這いになっているのは『ミチル』。彼女も人気者の1人」




    明るめの背中まで伸びた髪の毛を揺らしながら、ソファーに近づく『ミチル』。
    そして指が当たったことで『AKI』の居場所を悟った彼女は、顔を上げた。






引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■7148 / ResNo.1)  Zero 2
□投稿者/ YOU 一般人(2回)-(2013/07/31(Wed) 08:09:16)




    「ミチル、皆様にご挨拶をなさい」




    黒い革のブーツでミチルの顎を軽く蹴ったAKIが、屈んでミチルの髪を掴んだ。
    そのまま無理矢理観客の方に顔を向け、こちらに挨拶をするように促す。
    しかしボールギャクをはめられたままで、まともに話せる訳がない。
    そのためミチルは観客に向かって正座をし、土下座をして挨拶をした。




    「まあまあね」




    そう言いながらも満足そうに微笑んだAKIは、立ち上がり、後ろの壁へと向かう。
    彼女が壁にあったらしいスイッチを押すと、天井からフックが降りてきた。
    太く頑丈そうなフックにそばにあった赤い縄を引っ掛け、ミチルを呼ぶ。
    ミチルが反応する前に首輪に繋がる鎖を思い切り引っ張り、自分の方へ寄せた。
    その反動でミチルはバランスを崩し、音を立てて床に倒れ込んでしまった。




    そんなミチルに無関心なAKIは、華奢なミチルの身体を素早く縄で縛り上げる。
    ミチルが初めて微かに声を漏らしたが、やはりAKIはミチルに気をかけない。
    あっという間に豊満な胸を強調させ、秘部に縄を食い込ませた格好になった彼女。
    AKIは無言のままフックの高さをスイッチで調節し、ミチルを宙吊りにした。
    つま先がぎりぎり床に届くような高さに調節すると、ようやく口を開いた。




    「いい格好ね、ミチル。素敵よ」



    「んんぅーーーーっ!」



    「ふふふ、縄がアソコに食い込んで、いい感じでしょう?」




    ミチルは縄がきついのか何なのか、空中で身体をよじって抵抗する振りを見せる。
    AKIは今度は手にふわふわしていそうな羽を持ち、ミチルの横に立った。




    「あら、そんな格好で皆様の前で勝手に気持ちよくなるなんて、何て変態なの」



    「んんんっ、んんーーーっ!」




    暴れれば暴れるほど、ミチルの秘部と縄が擦れ合って、快楽を生むらしい。
    よくよく見てみれば、既にミチルの毛がない秘部は濡れてきているようだった。
    縄と太ももの間で、かすかに透明な糸が引いているのが見えるからだ。




    「さて、今日はこれで遊んであげるわね?」




    AKIはいたずらっ子のような笑みを浮かべ、観客たちに手に持った羽を見せる。
    そして万歳をした格好で吊り上げられているミチルの脇を、それでくすぐった。




    「んんんんんっ!んんんっ・・・!」




    やはりくすぐったいようでミチルは身をよじるが、それと同時に縄が食い込む。
    AKIは楽しそうな表情を浮かべながら、脇、首、耳、胸元、腹部、脇腹をくすぐる。
    その度にミチルはくすぐったそうに身をよじって、秘部からは蜜が垂れた。
    しばらくするとミチルの太ももは自身の蜜で濡れているのが明白になってきた。
    それでもAKIは羽でミチルの身体をくすぐり続け、まるで焦らしているかのようだ。




    「んーーーーーーっ!んっんっんっ!」




    足を持ち上げられて足の裏をくすぐられ、続いて膝の裏をくすぐられ・・・。
    ふくらはぎや太ももを這い、へその中まで丁寧にくすぐられ・・・。
    ミチル自身はいつどこをくすぐられるか分からない状態が、数十分は続いた。
    彼女の呼吸が荒くなり、涎が垂れ、頬が紅潮し、大量の蜜が溢れた頃。
    ようやくAKIは羽による責めをやめ、再びミチルの隣に立った。




    「ミチル、私はただ羽でくすぐっただけなのに、この汚れは何かしら」



    「んっ・・・」



    「私は濡らす許可を与えた覚えはないわよ、・・・この駄犬が」




    AKIはミチルが勝手に濡らし、感じていたことに怒りを感じているようだ。
    スイッチを操って2つのフックを下ろすと、ミチルの足を再び縄を使って縛る。
    そして足枷を外すと、その2つのフックに左右の足の縄を引っ掛けた。
    これでミチルは足を全開にし、自由に閉じることはできなくなった。
    それと同時に今まで以上に縄が秘部に食い込み、何とも卑猥な眺めである。




    「分かってるわね、ミチル。こんな駄犬には勿論、お仕置きよ」



    「んーーーーーーーーーーっ!!!!」




    お仕置き、というキーワードに、頭をブンブン振りながら抵抗するミチル。
    しかし、AKIはミチルの頭を叩いて抵抗を辞めさせると、今度は電マを手に取った。
    コンセントから直接電気を貰うそれは、動きが止まることもなく、動きも強烈。
    にやり、と笑ったAKIは、観客に見えるように、電マをミチルの秘部へ当てた。
    そして何も言わないまま――――――電マのスイッチを、カチリ、と押した。




    「んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」




    店内に、ボールギャグのせいでくぐもった、ミチルの悲鳴が響き渡った。
    暴れようにも大して身体が動かず、微かに身体を揺らすだけになっている。
    AKIはミチルの背後から、彼女の秘部を広げながら電マを容赦なく当て続ける。
    ミチルは数秒で達したようで、その細い身体がガクガクと痙攣を起こした。
    それでもAKIは電マを当てることを辞めず、なおも彼女の秘部に押し付ける。
    それどころか陰核の皮が剥けるようにし、更なる快楽をミチルに味わわせる。




    「んーーーーーーーーーっ!!!!!んーーーーーーーーーーっ!!!!!」




    ミチルの身体の痙攣は止まらず、ずっとガクガクと震えっぱなしになっている。
    AKIがボールギャグを外してやると、だらりと涎が垂れ、ぬめる舌が見えた。




    「いやああああああああああああああああっ!!!!!」



    「それだけ続けてイっておいて、嫌も何もないでしょう?」




    首を激しく振るミチルの激しい痙攣はずっと止まらず、遂に涙が頬を伝う。
    AKIは涙を拭ってやることもせず、淡々と電マを秘部に押しつけ続ける。
    ミチルは数え切れない回数果て、痙攣し続け、そして涙と涎を垂らした。
    気持ちよすぎるのか、時折透明な潮を吹き、ステージの床を濡らす。




    長い間電マを押し付けていたAKIだったが、しばらくしてようやく離した。
    離れてからもミチルの身体は激しく跳ね、なかなか痙攣が収まらない。
    AKIは電マを置くと、次はイボがたくさんついている太いバイブを手に取った。




    「お仕置きはまだ終わってないわよ、ミチル。しっかりしなさい」



    「あっ・・・あ・・・、う・・・」




    目は虚ろで涙と涎は流れ、痙攣を続けるミチルは、未だに卑猥なものだった。
    彼女を汚いと感じてもおかしくないはずなのに、色気を感じるのだ。
    AKIもAKIで容赦ない責めを施しているが、そんなところも魅力的に感じてしまう。




    「んぁ・・・っ・・・」




    未だ放心状態のミチルの、ぐしょぐしょに濡れ、蜜が滲んでいる秘部。
    そこを指で広げたAKIが、慣らしもせず、手に持ったバイブを一気に突き刺した。




    「あああああああああああああっ!?」



    「目が覚めたかしら?あなたならこの太さ、簡単に飲み込めるでしょう」




    ゆっくりと出し入れを繰り返すと、ミチルの身体は再び痙攣した。
    AKIはミチルの身体越しに観客に笑みを見せると、手の速度をあげた。
    ぐちゅぐちゅと卑猥な音が大きく響き、バイブはあっという間にぬめる。




    「ああああああああああああああーーーーーーーーっ!!!!!」




    恐らく精一杯の速度だと思われる速度で動かされる、太いバイブ。
    何度も達して敏感になっているミチルの身体は、いとも簡単に再度果てる。
    そしてやはりいくら果ててもAKIの手が止まることはなく、動き続ける。




引用返信/返信
■7155 / ResNo.2)  Re[2]: Zero 2
□投稿者/ 優衣 一般人(1回)-(2013/08/10(Sat) 10:03:24)
    快楽責め、いいですね〜。
    クーラーの効いた部屋で責められたい。
引用返信/返信

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■記事リスト / ▲上のスレッド
■6849 / 親記事)  二人の秘密
□投稿者/ もも 一般人(1回)-(2012/07/16(Mon) 00:25:55)

    佐々木 葵、30歳。大手出版社で雑誌編集の仕事をしている。いわゆるキャリアウーマンだ。


    野口 もえ、24歳。社員10名の印刷会社で事務職に就いている。大学卒業時は不景気で小さな今の会社になんとか就職できた。


    二人の出会いは仕事。
    葵の担当する雑誌の印刷の発注先が、もえの勤務する印刷会社だった。


    二人が一緒に暮らしだして三ヶ月になる。

    (携帯)
引用返信/返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■6851 / ResNo.1)  二人の秘密 2
□投稿者/ もも 一般人(2回)-(2012/07/16(Mon) 16:52:03)

    黒髪のショートボブにモノトーンのパンツスーツ。ハイブランドのバッグと靴に上質なアクセサリーをさりげなく身につけ、颯爽と仕事をする 葵。

    栗色に染めたロングヘアーをゆるやかにカールさせ、シフォンやフリルなど柔らかな素材の洋服を着て、愛らしい装飾品を好み、癒し系と評判の もえ。


    こんな二人だが、ベッドでの立場はイメージと逆だった。
    Mネコの葵と、Sタチのもえ。

    今日も先に仕事を終え帰宅したもえは、家事をこなしながら、今夜どうやって葵を鳴かせるか・・・そのことばかり考えていた。

    (携帯)
引用返信/返信
■6852 / ResNo.2)  二人の秘密 3
□投稿者/ もも 一般人(3回)-(2012/07/17(Tue) 11:56:23)

    「ただいま〜。」
    午後8時、ようやく葵が帰宅した。

    「おかえり、葵。食事の用意しとくから、先にシャワー浴びておいで。」
    葵に軽くキスすると、もえはキッチンに向かった。

    シャワーを浴び、バスルームを出た葵は、用意された着替えを見て顔を赤らめる。
    「もぅ・・・。もえのエッチ。」
    用意されていたのは、ピンクのTバックショーツにお揃いのキャミソール。素材はこれ以上ないほど、薄く透けるもので、着ている意味があるのかわからない。明らかに見る者を楽しませるためだけに作られたものだ。
    それを身につけ恐る恐るリビングへ入る葵。

    「やっぱり、似合う!かわいいよ、葵!!」
    「恥ずかしいよ、もえ。カーディガン、着ていい?」
    「だめ!!」

    からだを隠すことを禁じるもえは普段の雰囲気と一変して厳しく、葵はもえの言葉や視線にからだを疼かせていた。

    (携帯)
引用返信/返信

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